昨晩、久々のお泊りツーリングから無事戻ってきました。
さっそく、湘南自転車オヤジ北国徘徊紀行をお届けしましょう(^-^)
5月3日
東海道上り始発に乗るため4時10分自宅を出る。前回みたいに分解に手間取る可能性もあったためマージンを持たせたのだ。
そして東京駅から上越新幹線の人となった。みんな座席を確保するため、殺気立っているよ。
湘南自転車オヤジはどーせ座れないから、デッキで自転車と過ごすさ♪!
と思いきや、上野、大宮から沢山乗ってきて、デッキまで満員列車じゃん。
自転車大迷惑(^^;; 高崎駅で山屋さんに紛れ下車できたのはラッキーだった。
高崎からは在来線に乗り換え、
揺られること約40分で沼田着。
今回のツーリングはここが起点となるのだ。
いきなりホームでコレは怖いんですけど・・・・なんせ19時から車組の人達と合流し、新潟オジサンちで宴会が始まるのである。てことは遅刻は損を意味するのだ(^^; だから、H君DNSをいいことに、自分風にコースをアレンジしたのであった(^-^)v
8時43分出走!お天気は快晴なり。やっぱりオレはスーパーファインボーイだ(^^;v
ありゃま(x_x;)、いきなり道を間違えてしまった。今回のためにオリジナルキューシートを作ってきたんだけど、いきなりいい加減なこと書いてあるから(^^;;
17号に出ると、緩やかな上り基調となる。道幅は 広く、路側帯が比較的広いので恐怖感はない。
この看板は刺激的だよね。
月夜野大橋を渡り、低いギア比を駆使し、クルクルと回転させてゆく。 遠くの山々にはまだ雪が山肌に残っており、一年で一番美しい山肌を見せてくれる。
猿ケ京には興味なし。ここで10時05分、距離21.8キロ、アベ18.2キロ。
時々三国旧街道へ誘引する看板があるけど、ちょっと入っては止めておこう。
その先がどうなっているかわからないからだ。
ただ永井の宿だけは惹かれるように入っていった。コレが本陣跡なんだと。
なんか古きよきものを醸し出している旧宿場町。
本線に戻り引き続き緩やかなな上りをテレンコテレンコとすすんでゆく。
有り難いのか迷惑なのかわからないが、コーナーを標識で55個カウントしてくれる。
まもなく、はるか前方にトンネルが。あれが群馬と新潟を結ぶ穴ッポコに違いない。およそ10分程で55番目のカーブを迎えトンネル入口に11時30分到着。
33.6キロ、アベ14.6キロ。なぁーんだ、テレンコやってきたからド楽勝じゃないの。これだったら新潟側でなんか旨い昼ご飯にでもできるかな。
三国トンネル内は狭い。大型車やトレーラーが来ませんように!意を決して突入!緊張を強いられながらなんとか無事クリア。
待っていたのはダウンヒルで、かっ飛び転げ落ち。
まもなく苗場プリンス。
ユーミン様を思い出し、快速していたら、三国トンネルよりひどいトンネルが出現!三国よりこえーよ、この二居トンネル。
トンネル内に、明らかにヨレヨレと走った轍が見受けられた。多分今日走っていたんだろうな。
アッレー?苗場の隣がガーラ湯沢じゃないの?土地勘ゼロだから(^^;;
上り返しがキツい!しかし、ショボイキューシートにはこれが明記してあった(^-^)vので助かった。
向かい風を受けながらバヒューんと下ってゆくと、本線と離れたところにガーラ湯沢っぽいスキー場があった。この距離感が大きな誤算を生み始めてきたようだ。
苗場とGALAは20キロも離れているじゃん!
ところで、本日の走行距離は183キロを予定している。トンネル時点で35キロの消費なので、あと150キロ以上ある。18時には着きたいので冷静にじっくり計算すると、もしかしてヤバイ(x_x;) 旨いもの巡りできないじゃん!
そう思ったら、一気にペースを上げて時速25キロを維持。
程なくすると、緩やかな上りで前方にフルサイドのニーチャン発見!さっきの轍は彼のものに違いない。ナニナニ?"なんとかなるさ日本一周"とHPのアドレスが書かれているボードが。写真を撮る間もなく追い着いてしまったので挨拶のみね(^_^)/
(後に発見!
ココね)
ヤバイ!腹が減ってきてしまった。愛する吉野家は発見できないが、すき屋を発見!迷わずピットイン。
窓からは雪化粧した山々が見えている。
シャケ豚汁定食ライス大盛りをいただきます。
わずか20分の休憩で、出発。
魚沼市突入。
これが雪国仕様の一軒家。
やがて、中越大地震の大崩落現場にさしかかった。まだ残骸があり、写真に収めたかったのだが、あの救出劇を思い出し、写真は撮らずに合掌。
ここで本日のイベント、無線を開始!長岡にあるレピータにアクセスしてみると、おや?なんとかいきそうだ。忙しくなってきましたよ!
やがて、北長岡あたりで交信可能領域に入ってきた。新潟オジサンの話だと、車組も近くにいるらしい。シンプレックスで呼ぶと59。やられた!関越道を爆走しているらしい。とうとう車組に抜かされてしまった!まぁ!しかたないですね(^^;
R17号は下り基調とはいえ向かい風がひどく、思った以上にスピードが出ない!ここでも予期せぬ風向きの計算違いが・・・・・。
もう一つレピータを移り、新潟オジサンと定期交信しながら、とうとう燕三条まで到達。 石上大橋を渡ればあと15キロ程度かな。
地図を取り出し選んでみると・・・・・オイ!ねーぞ!最後のアプローチマップが。マジ真っ青!いつもいつも詰めが甘いんだよ、オレは(-。-;)
R403に入り後はオジサンの無線による誘導しかないじゃん!大いに不安。
やがて予想外の日没。地図無し土地勘なしのナイトラン。このヤバイ状況下、ライトだけはブルベ仕様の4灯にしてきたのは大正解!備えあれば憂い無し!だよね。
でも、雨がポツリと(x_x;)、これだけは勘弁してちょ!見ず知らぬ土地で雨の中の遭難だけは・・・・・避けたい。
暗い中、時速30キロをキープして走っているのだが、一向に近づいてこない感じがする。ただ、無線では常時コンタクトが取れているので安心感はあり、携帯電話と比べこのようなときに無線のありがたみを感じてしまう。
やがて新津バイパスに入ることができた。コレは目的地まで10キロ圏内を意味する。 しかし!バイパスとは名ばかりで、片側1車線で路側帯わずかに50センチ程度。しかも真っ暗。これには参ったよ(x_x;)危険極まりない。
でもよそ者だから他の道わかりませんね~。
幸い怪しげな自転車に対し、車は大きく回避してくれるのはありがたい。
忍耐の走りを続け、ようやく目標の高速道路高架橋をくぐることができた。後は無線の丁寧な誘導で19時32分到着。距離はナント194キロにめなってしまった。これは想定外(x_x;)
先に到着していた車組を含めめてオジサンちで乾杯
( ^_^)/□☆□\(^_^ )
料理うまぁー、ビールサイコー!越乃寒梅もーとろけそう(o^_^o)v
これがあったからこそ頑張れたのであった。
走行距離194.83キロ