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自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

ペダリング改善 前十字靭帯再建手術の影響?

2017-06-28 08:00:00 | 前十字靱帯損傷

15年以上前に前十字靭帯を損傷し、STG法による再建手術を受けています。
STG法では再建用の自家組織としてSTG腱(半様腱、薄筋)を患側の脚から切除して使用します。膝内側の骨付着部から切除しますが、術後にある程度は再生するものの、骨付着部までは再生しないと言われており、そのため深屈曲での筋力低下が起こるとされています。

たしかに、自分の膝裏内側辺りの骨との付着部位を触ってみると、右と左では違っており、健側の左にある腱が患側の右にないことがわかります。
実際に膝の屈曲は患側の脚の方が力が入りにくいことは常々実感しています。
このことがペダリングにどのように影響するのか気になっています。ペダルを踏む動作は膝の屈曲ではありませんがハムストリングスはペダルを踏む際に稼働しています。
自分のペダリングの現状では、ペダリングでもっともパワーのかかる90度の辺りで患側の脚は健側と比較して法線側にも力がかかり、さらに下死点近くまで踏み込んでいます。意識して修正しようとしても、なかなか改善できずにいます。
もしかしたら、靭帯再建のためにSTG腱を切除したことがペダリングに影響しているのではないかと推測しています。
そうであれば、患側のハムストリングスを鍛えて深屈曲位でも健側と同等の筋力が発揮できるようにすれば、ペダリングも改善するのではないかと考えています。
ハムストリングスの筋トレといえば「レッグカール」が思い浮かびますが、ジムに行く時間もないのでCOMPEXとSFRで筋力アップを目指そうと思います。

ハムストリングスと臀筋に「conditioningのendurance」メニューでレベル200くらいで電気をかけたところ、翌日から筋肉痛になり、その時はローラーに乗っても裏側が疲労していてうまく使えないからなのかペダリングがおかしな感じになってうまく踏めなくなってしまいました。
普段のトレーニングでは、足の表も裏も同じように疲労するので、脚が疲労したままローラーに乗っても違和感なくペダリングできますが、今回は足の裏側だけ疲労しているというこれまでに経験のない状態でのペダリングでしたので、身体をうまく使えず、出力も上がらず(通常より10%程度低かった)とても疲れました。
このことはcompexによる筋トレを否定するものではなく、どの部位をどういう順序で鍛えるかのサイクルの問題にすぎませんので気にせず続けてゆきます。とはいえ、できるだけ裏表均等にcompexできるように考えたいものです。

身体の裏側に電極パッドを貼るのは自分ではなかなかうまくできないため、嫁に貼ってもらっていますが、パンツを下げてお尻丸出しでパッドを張ってもらっている姿は笑えますwww。


右太股裏の痛み

2008-07-15 18:17:46 | 前十字靱帯損傷
10年くらい前に丸井今井の前で自転車に後から激突されたことで、前十字靱帯を損傷してしまった。
前十字靱帯再建手術では、太股裏側から膝の内側前面につながる腱を再建用自家組織として使用するために切除した。この腱は膝を深く曲げるときに機能するものなので、通常の生活では困ることはないのだが、やっかいなのは切除した跡の痛み。若い方は痛みが出ることはほとんど無いのだそうだが。(笑)
自分は痛みが出てしまった。術後のリハビリ(レッグカール)でいきなり「ビチッ!」という音と共にやけ火箸を射し込まれたような痛みが太股裏を襲ったのがそれだ。どうやら、腱を切ったところは特に処置することなく切ったまんまなのだそうで、肉離れ的な痛みが出る場合があるとのこと。しばらくレッグカール方向のトレーニングは休んでいたが、そのおかげですっかり裏側の筋肉はやせ衰えてしまい、脚の裏を掻くために踵を上げるのさえ辛い時期があった。
その傷めた部分を、またしても傷めてしまったかもしれない。場所的にはビンゴの場所だけでなく、その周辺も痛むので、単に疲労で張っているだけなのかもしれないのだが・・・。
とりあえずストレッチを欠かさず、様子を見てみようと思う。


スキーで負傷

2008-02-12 12:19:08 | 前十字靱帯損傷
トマムに遊びに行って来た。自宅からだと2時間ちょっとの場所だ。トマムまでの274号線は、坂が多くて面白そうなのだが、路面が悪くて自転車で走るには厳しそうだ。
緩斜面で娘のお尻を押してあげようとしたら、絡まって転倒・・・膝の下をスキー板かビンディングに強打してしまった。
転んでいる娘のスキー板をはずしてあげてびっくり。ビンディングのスクリューが板から抜けてとれているではないか!なんとかその場で修理して麓まで滑り降りることができた。札幌に戻ってスキー屋さんで見てもらったら、何千本売った中で一本に発生するくらいの珍しい故障とのこと。
うむ~・・・娘には怪我がなくてよかったが、自分は右膝の下部分を強打してしまい痛みが気になる。幸いにも膝をねじることはなかったので打撲のみのはずだが、前十字靭帯と半月板を損傷したことのある膝なので、膝周辺の怪我には神経質になってしまう。


ネオパスタノーゲン

2007-11-10 22:29:33 | 前十字靱帯損傷
ネオパスタノーゲン」という外用消炎鎮痛剤をご存じだろうか?
札幌の北都製薬という会社が作っているものというだけで贔屓してしまいそうになるが、プロ野球選手にも古くからの愛用者がいるという話や、元々は馬用の薬だったとか、成分中にトウガラシエキスが入っていたり、いかにも効きそうな雰囲気がプンプンである。
膝の手術を受けてから6年くらいまでは、どんだけ冷えようとも痛みが出ることはまったくなかった。それが最近は冷えると痛みが出るようになってきた。膝が冷えないように注意しているが、自転車に乗ると汗をかいて風を受けるのでどうしても膝は冷えてしまう。特に春や秋の札幌は朝晩の冷え込みが膝にこたえる。保温サポーターはペダリングの邪魔になるので、ウオームアップクリーム的にこのパスタノーゲンを使っている。なんといっても赤い色からもわかるようにトウガラシエキスが血行を促進してくれるので、冷えによる痛みに効果は抜群だ。
パッケージには小さな薬入れが付属しているので自転車で遠出するときも携帯している。
問題は、薬を塗った指で眼をこすってしまうこと・・・。(涙)


専門医に診てもらうことの重要性

2007-11-08 15:04:16 | 前十字靱帯損傷
9年ほど前に、歩行中に自転車に突っ込まれて前十字靱帯を損傷してしまった。
当時は膝の怪我に関してなんの知識もなかったのだが、たまたま休日の救急当番病院に膝の専門医がいたため、適切な診断と治療を受けることができた。
その後、前十字靱帯損傷の体験をHPで公開したり掲示板を開設したりして数年経つが、常に感じることは、「膝の専門医」に診てもらうことの重要性だ。
一般の整形外科医では、前十字靱帯損傷を診断できないことがあり、患者は膝の調子が悪い理由もわからずに長年悩んでいることが少なくない。その間に何度も膝崩れを起こしてしまい、取り返しの付かないダメージを負ってしまうこともある。
膝関節を怪我した場合は、多少遠くても、必ず膝の専門医を捜して診察を受けて欲しい。
膝の専門医探しには、例えば下記のWebページの下部にある地図が参考になるはずだ。
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