SUBGROUND

自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

使う筋肉の違い

2012-12-14 13:26:51 | 自転車
ちんたらとFTP前後で回しているときは主に太ももの一番太い辺り(前も後ろも)がキツイ。
体重の5倍あたりでペダリングを続けると、辛い部分は明らかに異なる。
辛くなるのは太ももの付け根の内部のお尻に近い辺り。この辺がチリチリと暑く感じる。
普段、ほとんど使わないから辛いのだと思うけど、実際にレースで重要なのは、ココだと思う。
たしかにFTPを積み上げてゆけば、多くの場面で余裕をもって走ることができるようになるのだけど、同じようなスピードで安定して走るようなレースはどこにもなくて、勝つためにアタックが繰り返され、その度についてゆけない選手たちが振り落とされてゆくのがレースだ。
このアタックに対応するときに必要なのが、体重の5倍あたりなのではないか。
10秒でアタックを終えてくれることはなく、2分~3分は続く。
この2分~3分間に体重の5倍の出力を維持してアタックもしくはアタックに食らいついてゆくことを、レース中に何度も繰り返して先頭集団に残っていられたら最後の勝負に絡むことができる。
アタックの繰り返しの間のインターバルは1分のときもあれば5分のときもあるだろう。間髪いれずにカウンターアタックが繰り出されることもあるだろう。

自分が弱いのは、まさにココ。
繰り返されるアタックに疲弊してしまい、完走すらあやしくなってしまう。
体重の5倍で3分を繰り返すトレーニングを続けてみようかな。


バーチャル手稲の継続

2012-12-07 13:33:10 | 自転車
自分のトレーニングの基本は、1日1回30分程度の固定ローラー。
ただ回すのでは飽きてしまうので、実際のコースをシュミレーションしてゴールタイムをモチベーションにしている。
使っているローラーは「ミノウラ マグテックスツイン」、シュミレータはipod touchとアプリのLiveTraining。
ipod touchにはWahookeyを取り付けてAnt+の通信ができるようにしている。
センサーはGARMINのspeed&Cadenceセンサー。

ほとんど毎日同じことをやっているので、その日その日で調子が違うことを実感できる。
8.5km程度の登り坂のタイムが、日によって最大で5分程度変わってくる。
気持ちの問題も大きいが体調の影響ももちろんある。

不思議なのは、脚が辛くてもう止めたいと何度も思いながら走った時でも、タイムがとても良いことがあること。
もちろん出力もそれなりに良い値が出ている。
逆に、そんなに調子は悪くないと感じているときでも、タイムが悪いことがある。
結局のところ、走ってみなければ、その日の調子はわからないということだろう。
たぶん、食べ物の影響や睡眠の影響など、いろんな要素が複雑に絡んで結果に影響しているのだと思う。

そんな不確実な体調を管理するのは、やはり「感覚」だけでなく客観的な指標がほしくなる。
そこで活用しているのがGoldenCheetahのパフォーマンスマネージャー。
勝負の時は、マイナスからプラス方向に移ってわずかにプラスの値になるようにトレーニング負荷と休息を調整するのだ。いわゆる「ピーク」を作るということで、今シーズンは8月と9月に2回のピークを作ろうとした。
自分の実力からすると、リザルトから考えれば調整は成功したと言えるのかもしれない。
しかし、1日30分程度のトレーニングしかしていないのに、ピークもなにもあったものではないのかもしれない。