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自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

サロベツ100マイルロードレース S2 100km

2016-07-27 09:01:05 | 自転車

北海道らしい牧草と牛だけの景色の中でロードレースを走る・・・北海道の北部、豊富町で開催された「サロベツ100マイルロードレース」に参加させていただきました。
シクロスフィアのデータを貼っておきます。
https://cyclo-sphere.com/w/ba3933aac337e8dec1526dbbb37afe9744b9dc84712a49234e419670c8f7726b

このレースは20kmの周回コースをカテゴリー毎の距離数だけ周回します。
S4は2周40km、S3は3周60km、S2は5周100km、エリートは8周160kmで、エリートクラスは道内では最長距離のレースとなります。
自分はS2で5周100kmに出場しました。
S4のときにゴール直後に後続の選手と絡んで落車し、肩を脱臼し、肋骨にひびが入ってしまった経験がトラウマになっていたのか、S3のときのゴールスプリントでは、ゴール100m他前で脚を緩めてしまい後から悔しい想いをした因縁のレースです。

前日の15:00頃に豊富町に入り、1周試走して軽く汗をかいてから宿にチェックインしました。
宿の駐車場でブレーキシューを勝負ホイール用に交換していたら、取り外したアルミリム用のブレーキシューのワッシャーを一枚落としてしまい、探したのですが見つからず・・・一旦は諦めたのですが交換作業終了後に「失くしたままだと気持ち悪いな~」となにがなんでも見つけなければ気が済まなくなってしまい、駐車場をくまなく歩き回って探しましたが見つからず。
車を移動させてみたら、ようやくワッシャーが見つかりすっきりしました。
部屋に戻って夕食を詰め込み、テレビでも見ようとスイッチを入れたけど・・・映らない・・・テレビは諦めて持ち込んだ本を読んだりスマホをいじったりして9:00には就寝。

5:00に目覚めて出すもの出してすっきりして、いつもの赤飯朝食。
ジャージに着替えて5:45頃に宿を出発。
大会本部正面の駐車場に車を止めて自転車を組みたててから、会場内をうろうろ。
受付とサインを済ませて、ドリンクを作ってから少しだけウオームアップ。
ウオームアップから戻ったら既にスタート位置に整列が始まっていたので後の方に並んでスタートを待ちました。
この時点では特にレースプランは考えておらず、今回は「逃げ」をのがさずに加わろうというくらいの考えでした。

スタートしてから最初の軽い登りまではゆるゆると集団の中で走っていましたが、下りに入ったらブレーキを握るのがめんどうだったので、そのまま加速して交差点に入り速度を落とさずに左折、逃げたいわけじゃないけど集団を活性化させようと飛び出しました。
でも、いつものことながら集団はペースアップするでもなく、一緒に前に飛び出してくれる選手もなく、しょうがないので、しばらくそのまま走って集団に戻りました。
集団は毎周同じ登りの手前で速度を落としサイクリングペースになり、登り区間ではペースアップもありませんでしたが、3周目の平坦区間でペースが落ちたところでブレーキを握るのがめんどうだったので加速して前に出てそのまま少し先行しましたが、3周目は地元賞があったから集団のスピードアップで軽く吸収されると思いなおして脚を緩めました。
その後登りが始まると地元賞をめぐって4名ほどが先行したため、これを吸収しようと集団が活性化し、自分も追走メンバーに入って脚を使いましたが、ゴールの1km手前で諦めました。この3周目でかなり脚を使ってしまい、ペースアップについてゆけなくなりつつありました。
4周目は、集団の後ろでブレーキを握りながら走るのはめんどうだったので、できるだけ前の方でペースアップに対応していましたが、「ローテーションが回らない」と文句を言う選手がローテーションを飛ばすため、中切れが発生しそうになり、下がろうと思っていた自分がフォローすること数回、ここでペースアップに付いてゆけなくなり、登りが始まる交差点で集団を見送ることになってしまいました。
ここで僕のレースは終わりました。

ここから先の30kmは前にも後ろにも選手が見えず、独走でした。
途中で同じチームのB選手が止まっているのが見えましたが、視界に入ってからほとんど停車したまま動きが無かったので、パンクだと思いこんでしまい、復帰を待たずに追い抜いてそのまま走ってしまいました。ホイールサポートは先頭集団にだけ付いているため、パンクだったらリタイアだという頭があったからなのですが、ゴール後に聞いたら「チェーン落ち」だったということでした。
B選手を待って、一緒に追走すれば、先頭集団には追いつけなかったけども、先行する数名の選手達には追いつくことができたはずなので、ちゃんと止まって状態を確認すべきでした。
こういうときこそチームの一員として動くべきだったと反省しています。

30kmの独走は楽しくなく、辛いだけでした。
ものすごく見通しが良い地形なのに、前に選手は見えず、後ろにも選手は見えず、こんなロードレースは経験がありません。
目標もなければ、追い立てられるものもありません。
すっかり走るモチベーションを失ってサイクリングペースでなんとかゴールまでたどり着きました。

結果を見れば、途中で無駄に脚を使い過ぎていることは明白ですが、そういう走り方が楽しくてレースに参加しているので、まったく悔いはありません。
ちょいと飛び出すことを続けていれば、いつか、誰かと、タイミングが合って楽しく逃げることができるのではないかと。でも、そういう波長の合う選手はエリートに行っちゃってるので、なかなか追いつけないな~。

ゴール後に同じカテゴリーで走ったパラリンピック日本代表の藤田選手とお話ししたりしているうちに、S2のリザルトが発表されたので、確認して帰路につきました。
そういえば、屋外で自転車に乗って雨じゃなかったのは、ほぼ1ヵ月ぶりだったよ。笑


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
退屈しないコースですね (GO!ボディバイカー)
2016-07-30 11:48:21
サロベツお疲れ様でした
それにしても、とーいですね(笑)

僕はS-3で参加しましたが、3週目の上りで離されてしまいました
今年は落車が多かったので、巻き込まれなかっただけでも良かったことにしておきます

僕もパイオニアのパワーメータを買ったのですが、レース中は見る余裕がありませんでした

次はニセコですか?
天気が良いとサイコーですよね
返信する
Re:退屈しないコースですね (nobukov180)
2016-07-30 16:27:06
サロベツお疲れ様でした。
落車が多かったのですね。ご無事で何よりです。
S2でも終盤に落車があったようです。
ペダリングモニターは単なるパワーメーターじゃないので、上手く活用できればと思ってます。
来年も参加したいですね。
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