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自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

2015年 道新杯 S3

2015-05-12 12:37:58 | 自転車

今年も北海道の自転車レースシーズン開幕戦「道新杯」に参加させていただきました。
昨シーズンは、きじひき、ツールのクリテ、市民大会を除いてたくさんのレースに出走したため、ポイントもそこそこ溜まって「S3」に昇格しての初レースとなりました。

今シーズンは、バイク2台体制です。
1台は3年目のCervelo S5。
もう一台はMadoneを手放して入手したAvedio Venus01。
どちらも縦に硬いバイクです。

4月に入ってからなかなか自転車に乗る機会がなく、屋内ローラーもまともに乗れず、コンディションが上がらないままレースに臨むこととなり、完走すら危ういとドキドキしながらの参戦でした。
結果はなんとか完走を果たしたものの、心拍も上がらず、平均出力はいつものトレーニング程度(FTP領域)しか出せておらず、サイクリングのようなレースになってしまいました。

レースは、S3では落車DNFはなかったものの、4分の1くらいの人数がラップアウトでDNFとなる厳しいレースでした。
今回は、特に風が強く、時々突風が吹きつける天候コンディションであったため、横風と向かい風区間で集団から少し離れたときにぼやっとしていると、どんどん遅れて単独走行に近い状態となり、単独走行では脚を休める暇が無いため、どんどん脚を削られてゆくという展開でした。
ホームストレートを抜けて左に曲がってゆくあたりでは、横風が強く、何度も外側に吹っ飛ばされそうになり、車体をふらつかせてしまい迷惑をかけたと思います。Cerveloだったら横風に煽られてほんとうに吹っ飛んでいたかもしれません。

途中の周回では淡々と走り、裏側の登りのところで告げられる先頭との差が1週毎に5秒~10秒ずつ開いてゆくのをジリジリした気持ちで聞きながら、それでもそこから頑張ってなんとか追いつこうという気力もわき上がらず、周りに知った選手もいなくて協調体制も組めず、自分の順位が何位くらいなのかもわからず、ただ周回を重ねるだけでした。

ラスト2周で少しでも順位を上げようとがんばってみましたが、トレーニングしてきたはずのVO2MAX領域は長続きせず、ラストのスプリントも先行選手に追いつくことなく踏ん張り切れませんでした。ゴール後に息をするのも辛いくらいだった去年のレースと比べると、身体は楽だったのですが、なんともやりきれない気持ちでいっぱいでした。こんな気持ちは2013年のツールのロードレース2日目で大きく順位を落としてゴールしたとき以来です。自分の力不足を実感しました。

15:00までに会社に戻る必要があったため、参加予定だったオープンレースのスタート直前に会場を抜け出して出社しました。

会場では久しぶりに会う自転車仲間が輝いて見えました。
自分のなんと情けない事か...。
なんとかコンディションを上げて、少しでも上位に食い込めるよう頑張ります。
まだまだ諦めていません。