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自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

Doride 長沼 4時間耐久レース 2019/05/26

2019-05-28 08:00:00 | 自転車

この時期としては記録的な気温上昇が予想されている中での太陽を遮る日影がほとんどない河原での4時間耐久レースにチームの部で参加させていただきました。

平坦な3kmほどの周回コースはホームストレートが追い風で気持ちよくスピードが伸びますが、コーナーが多く、乾ききった砂利や砂が硬い地盤に乗っているというグリップが弱い路面条件。しかも、フカフカふわふわの抵抗が大きい区間が向かい風…といったコース条件でした。

team pandaの3名(F野さん、Y田さん、自分)でチームの部でエントリーしました。
F野さんはあまり距離を乗れていないということでしたが、元々MTBライダーですし。
Y田さんは二日連続の登山で疲労から回復していないとのことでしたが、元々強いので。
自分は2年間引きずっているペダリングのイップスと右膝の不調により、チームに迷惑をかけないことだけ考えていました。

出走順は、F野さん→自分→Y田さんの順。

レースはスタートから先頭グループのペースが上がり、それにつられて後続もペースが速いように見えました。
ピットがコースよりも一段高い位置にあるため、コースのほぼ全部が見渡せるレイアウトでした。
コースの半分くらいを過ぎた砂利の洗い路面区間のあたりで、F野さんがバイクから降りてハンドルを直しているように見えてメカトラを心配していましたが、落車により左脛を大きく裂傷していました。
応援に駆けつけてくださったT島さん夫妻が治療にあたってくれて、なんとか最後まで走り切ってくれました。T島さん夫妻に感謝です。

先頭グループがばらけてペースが落ち着きましたが、我々はそれぞれベストを尽くして走るだけです。
2周ごとに交代するパターンでしたが、中盤を過ぎた頃に自分のシクロクロス車の前輪がパンクしてスローダウン…残り周回3分の1をペースを上げられずに走り、焦ってバイクをMTBに交換してビブをつけ忘れて走り出してしまい、大会本部前で指摘を受け、コースは逆走できないためバイクを押して300mほどピットまで戻って、Y田さんにピンチヒッターを頼んで、その間にビブを付け替えてF野さんの順番と入れ替えてもらってMTBで復帰しました。
MTBだとサスがあるおかげでらくちんですが、やはり直線でのスピードの乗りが遅く、タイヤが太い分コーナーで速いかといってもグリップしない路面ではシクロクロス車とほとんど変わらず、焦って同じ場所で4回もコケて左脚が細かい擦り傷だらけになってしまいました。
1周辺り7分ちょっとのペースでしたが、自分としては、かなり追い込んで走ったため、途中で、普段だったら攣らない部位を攣ってしまいペースダウンしてしまったり、取り戻そうと焦ってコーナーでバランスを崩したり落車したり、散々な走りでした。自分のミスが無けれ、もっと余裕で勝てたと思うと残念です。

アナウンスを聞いていると、周回を重ねるごとに順位が上がってゆくので、チームメンバーも力を抜いて流すこともできずw…とにかくそれぞれが全力で走り続け、残り時間20分を切ったくらいのところで自分の順番が回ってきました。
どうやら、この時点でチームの部で2位とのことで、1位のチームがどこを走っているかわからないけども、チームの部を示すタスキを見つけては、周回遅れなのか1位なのか、とにかく追いついて追い越すことを繰り返し、4時間経過のおよそ30秒前にゴールラインをくぐり最終周回に入りました。
この時点では自分が2位なのか1位なのかわからなかったのですが、1位のチームがどのライダーなのかまったく見当もつかなかったので、とにかくペースを上げて前をとらえてゆこうと走り続け、ラストのホームストレートまで戻ってきたときにチームメンバーから「抜いた!抜いた!」との掛け声が聞こえ、1位のチームを抜いたのか?もう少しで抜けるから頑張れという事なのか?わからないまま、とにかくラストなのでペースを上げてゴールラインを切りました。

ゴール後、少し経ってからリザルトが発表され、チームの部で1位だったことがわかりました。
ガチ勢が国際大会で本州に遠征していることもあって棚ぼた的な優勝でしたが、3名ともベストコンディションとは言えない中での優勝は、とてもうれしかったです。

久しぶりにチームのメンバーとゆっくり話をすることができ、ヒルクライム女王の突撃応援も受けられて、とても楽しい週末になりました
また、チームで耐久レースに参加したいと感じました。