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自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

ドウクロ#1 月形でシクロクロス

2017-10-30 08:00:00 | 自転車

10月22日(日)に月形でシクロクロスの大会に参加させていただきました。
DoRideさんが運営していますが、AJOCC(AJOCC 一般社団法人日本シクロクロス競技主催者協会)の大会として開催されており、素人同然の自分は「CM3」というマスタークラスの最下位カテゴリーで30分シクロクロスと1時間耐久レースにエントリーしました。

HCF主催の大会と比べると受付時間が1時間程度遅いので、少し気楽な感じで、レース会場まで自宅から1時間程度のんびりとドライブ。
1週間前に野幌森林公園でチューブレスタイヤ(HATCHINSON TOROという軽量なチューブレスレディタイヤ、軽いだけにペラペラでサイド部が破れてしまい1回だけの使用でパンク。)をパンクさせてしまい、新たに調達したシラクCXチューブレス(Xガードではない。)を前日にインストールしたばかりで慣らしも終わってない状態なので空気抜けが心配・・・その心配がレース中に現実のものとなってしまいました。

試走中に何か所かコンクリート製の側溝のふたの角にゴツンとリムが当たるような感触を感じていたので注意しようと思っていましたが、チューブレスだから多少のリムうちではパンクしないだろうと甘く考えていたのが間違いでした。
いい感じで周回を重ね、前の選手達を射程圏内におきながら最終周回に入ろうとしたとき、なんだかリアが地面のごつごつした感じを強く拾うと思っていたらリアの空気抜けが始まっていました。チューブレスリムテープがスポークホールのところに穴が開いていましたので空気が少なくなった時にとがったものを踏んだのが最終的な空気漏れの原因だったようです。をそのままなんとかゴールまでタイヤの空気が持ってくれることを願っていたのですが、コンクリート側溝の角でゴツンとした感触を受けてすぐに完全に空気が抜けてしまいました。まだゴールまでは半周以上あったので担いで走るわけにもいかず、幸いにもビードは落ちていなかったのでそのまま低速で走り続け、ゴール前の30mだけ自転車を担いで走ってゴールしました。
結果はCM3で「6位」。

パンクした状態でも追い抜かれることはありませんでしたので焦りはありませんでしたが、パンクしなければ表彰台の可能性もあったので残念な気持ちです。
さらに残念な事には、ホイールのリムがコンクリート側溝の角にヒットした衝撃で変形してしまいまして・・・まだ2回しか使ってないのに・・・やっぱり軽量さを求めたのが間違いだったようです。
パンク状態で走ったためタイヤはダメージを受けて、数か所の穴が開いていました。
テクニックも不足しており、パンクしていない選手たちはコンクリート側溝の角にリムがヒットしないように抜重やジャンプ等を駆使しながら走っていたようです。自分はそんなこと考えずにカンガン突っ込んでいましたから・・・。

お昼を挟んで1時間耐久レースにも参加させていただきました。
替えホイール(チューブド)に履き替えての参戦でしたが、学ばないおバカな自分は空気圧を高めようともせず、抜重やジャンプを駆使することもせず、漫然とレースに臨み、当然のように2周目途中でパンクしてしまいリタイヤ・・・。
このホイールもコンクリート側溝にヒットさせたリムがへこんでしまいました。
まだみんなが一生懸命走っている横で洗車機で自転車を洗う寂しさ・・・。
さらにホイールを2本もダメにしてしまったこともあって、かなりへこんでしまいました。

帰宅してドロドロの自転車やホイールを綺麗にしてから、ホイールを物色して、ハブとスポークとリムとニップルを別々に好みで選んで手組で組んでもらうことになりました。
次の11月12日(日)のレースには間に合いそうです。
新しいホイールは重さよりも丈夫さの方を重視したチョイスですが、それよりも抜重やジャンプ等のテクニックを身に着ける方が先ですよね。(笑)


右膝の経過

2017-10-18 08:00:00 | 自転車

シクロクロスレースのわずかなラン区間(山登りとシケイン)で悲鳴を上げてしまった右膝・・・レースから10日過ぎて、腫れがひいてなんとか正座やしゃがむことができるように回復しましたが、歩いていると時々ビクッと痛みがはしることがあり、まだ強い負荷はかけられなさそうです。

そんな状態ですが、まったく動かないと関節周りが固まってしまうので、日曜日に森林公園を4時間ほどチームメンバーとシクロクロス車で走りました。
ライド中は若干の痛みは感じたものの、抑え目で走ったため悪化することはありませんでした。

途中でチューブレスレディの後輪がパンクしてしまい、復旧に皆の手を借りて時間を食ってしまいましたが、皆のおかげで無事にチューブドに換えて走り続けることができました。
パンクしたのはHUTCHINSONのTOROというチューブレスレディなのですが、軽量にできているためサイド部が薄く、そのサイド部が切れてしまい、入れていたシーラントも効かないくらいの穴が開いてしまいました。
HUTCHINSONのTOROは長沼のような芝と舗装だけの高速コースに適しているようですが、木の根や砂利が多い路面では耐久性に問題ありのようです。
マルニのクイックショットも試しましたが穴が大きすぎて塞げませんでした。
帰宅してからamazonでシラクCXチューブレスを発注したところ、納期が1か月後とのことでびっくりして、在庫があるというPAXで注文し直してなんとか週末のドウクロに間に合いそうです。


古傷の悪化(右膝)

2017-10-12 08:00:00 | 自転車

北海道シクロクロス選手権大会でのランセクション(山越え2か所とシケイン2か所)での膝への縦方向の衝撃に古傷が耐え切れず、右膝に少し水が溜まってしまい、痛みと曲げ難さにへこんでいます。

右膝は半月板が縁の方にわずかに残っているだけですし、怪我をした際におかしな方向に膝が曲がった影響で、右膝周りはボロボロ・・・。
それでもペダルを回す事に関しては、よっぽど無理をしない限りは痛みも出ることはなく怪我したことすら忘れるくらい。
それが、軽くジョギングしただけで右膝に水が溜まり、怪我したときに強い痛みを感じた部分と同じ部位に痛みが出てしまいますので、もう「ラン禁止」を自分に言い聞かせています。

それでもシクロクロスは自転車に乗っている時間の方が長いので、これまでのレースでは致命的な故障になることはなかったのですが、今回はちょっと深刻な感じがします。
しばらくアイシングを励行しつつ、強い負荷を長時間かけないようにして様子をみようと思います。


シクロクロス北海道選手権大会 マスター/マディソン

2017-10-10 08:00:00 | 自転車

長沼町で開催された「シクロクロス北海道選手権大会」に参加させていただきました。
7月の同地でのサマー・シクロクロスは参加希望者6名とのことで、開催できなくなってしまい中止となりましたが、今回は無事に開催にこぎつけられたようでなによりでした。

7:00に会場に到着してバイクを組み立て、空気圧を調整しました。
F井さんの話では、チューブレスであればレースで2気圧以上入れることはないようです。
今回はチューブレスレディのホイール(Kinesis - Crosslight V4 ディスクブレーキ)とタイヤ(HUTCHINGSON TORO)を持ち込みましたので、2気圧程度に調整しました。
試走の段階では十分な空気ボリュームだと思っていたのですが、まだシーラントがなじんでいなかったのか、少し空気が抜けて後輪がズリッと滑るような感覚がありましたので、少しだけ空気を足しておきました。(レース後2日経過した段階でも空気抜けはありませんでしたので、シーラントがなじんだのだろうと思います。)

今回のコースは、階段が1か所(階段横を乗車でクリア可能)、大きな山越えが2か所(ほぼ担ぎまたは押し)、小さな山越えが1か所(乗車でクリア可能)、側溝のような溝越えが1か所、ドロドロのぬかるみ区間が1か所、林間区間が2か所、2連続コブが2か所、舗装の高速区間が2か所で構成される高速コースでした。
当初の予定では東側の階段も使用する予定でしたが、「かなりキツイ」とのことで当日になって省略されたコースになりました。参加者的には階段があった方が面白くてよかったのですが・・・。
高速コースであり、舗装区間以外はシングルトラックのためなかなか追い越すことができないことから、平坦が好きな選手には有利なコースプロファイルで、結果はそのとおりとなりました。

チャレンジクラスは20分(結果的に2周回)で、シクロクロスバイク以外での参加も認められていましたが、ジュニア以外全員がシクロクロスバイクだったようです。
ジュニアのみ山越えが省略されているため、最終回にシニアを先行することもありましたが、さすがにパワーに勝るシニアが舗装路で追い抜きジュニアのジャイアントキリングは達成されませんでした。
3位だった選手が最終周回に2位の選手を追い抜くなど、チョットしたミスが順位を入れ替えてしまうことが明らかになり、少し緊張してスタートをむかえました。

自分の出場クラスは「男子マスター 40分」DNSもあり6名でのレースとなりました。
チャレンジクラスが20分で2周だったので4周~5周くらいの設定になると思っていましたが、マスタークラスの1周目のタイムがそれなりに早かったため「6周回」に設定されました。
なぜかエリートクラスの2名が参加しており少し驚きましたがチャレンジするチャンスをもらえましたので、精一杯頑張ろうとスタート位置につきました。
最初から先頭で林間区間に入ることも考えましたが、少なくとも4周以上になりますので少し様子を見ることにしました。
チャレンジクラスでも出走していたY本選手が林間前の階段区間で飛び出しますがすぐに吸収し、4名のパックで1周目を進みました。先頭に出たときはできるだけミスをしないように注意しながら、後ろの息遣いや変速の音で人数や距離を測りながら走りました。
しばらく先頭を泳がされていましたが、2つ目の山越えでキツくなってスピードを緩めたところ、S藤監督に山越えの途中で追い越されましたので、遅れまいと必死で付いてゆき舗装区間で再び先頭に出ましたが、少し遅れていたK野さんも徐々に追い上げて来て先頭が目まぐるしく入れ替わる、一瞬たりとも気が抜けない厳しいレースになりました。一つのミスが回復不可能な差を生んでしまうため、慎重にラインを選んで走りながらもペースを落とさずに周回を重ねました。
最終回に地力に勝るK野さんが2つ目の山越え後の平地芝区間で追いつき、シケインでリードしました。S藤監督もシケインの処理が上手く、自分は最終回終盤で3番手に落ちてしまいました。
シケイン後の乗車でクリートをはめるのに若干手間取ったためK野さんと5メートルほどの差がついてしまい、舗装路に入ってからも差を埋めることができずにS藤監督をかわして2位に滑り込むのがやっとでした。
K野さんの諦めない粘り強い走りと、S藤監督の登りでの猛追とシケイン処理の上手さに、先頭を走っていてもずっと背中に強いプレッシャーを感じていました。
そのため、ミスはできないという不安と途中でタレてしまったら追い抜かれてしまう心配が強く、何度も先頭を走っていたにも関わらず突き放す走りができなかったことが大きな反省点です。
入賞しなくたって、なにも失うものはないので途中でタレてしまってもよかったのですが、そのあたりがまだまだ甘いところです。

一つ上のクラスの60分シクロクロス(8周回になりました)を写真やビデオを撮りながら観戦しましたが、レベル違いの速さと上手さに驚くばかりでした。
シケインの処理をスローモーションモードでビデオ撮影していたのですが、1位の選手のシケイン処理はシケイン前でいったん停車してから「よっこらせ」とバイクを担ぎ上げるお世辞にも上手いとはいいがたいものでしたが、それでも平坦舗装路での速さは群を抜いており、最終的に1分近くの差をつけての優勝となりました。

最後のマディソンレースは3チームの参加でしたので、黙っていても3位には入れるのですが、RINDAチームと小林峠Aチームはいずれもエリート選手なので、胸を借りるつもりでレースにのぞみました。
自分が第一走者でしたが、1周回目は3位でY田さんにつなぎ、2周目、3周目と徐々に追いついてゆき、3周目にRINDAの選手がコーナーを攻めすぎて落車したところを2位と3位の選手が追いつき、ほぼ横並びで最終走者にタッチし、ラストの直線はスプリント勝負で1位から3位まで2秒以内の僅差での決着となりました。
自分の所属する小林峠Bチームは3位でした。
自分の最終走行周回ではラストの直線で先頭に出ることができましたが、タッチエリア前の深いコーナーで内側に入ってきた選手がリアを滑らせたため接触を避けようと減速したことが響いて数メートル遅れてしまったことがチームメイトに申し訳なかったです。

レースを走り終わった後はタバタプロトコル終了後の様に酸素が足りなくて苦しかったのですが、無事に怪我なく走り終えることができました。
表彰式では入賞商品に恒例の「野菜」をいただきました。
このレースで北海道での車連主催のレースはすべて終了です。
1年間、ありがとうございました。
来年5月の道新杯クリテリウムまで約半年でどこまで成長できるか、エリートクラスに昇格して初年になるので、自分の努力と能力が試される年になります。