月形での今季3戦目のシクロクロスレースに参戦させていただきました。
結果はCM3で4位・・・3位の選手とは8秒差でしたが、終盤の落車で決定的な差がついてしまい路面状況に応じたライン取りやコーナーリング等の技術不足を痛感させられたレースでした。
午後からの1時間耐久は8位で4位までの選手達とは1周マイナスの8周回でした。
試走で確認したところ、前日の霙と雨で芝生エリアはタイヤが大きく沈み込んでしまう路面状態で、硬い路面部分は砂利道区間とテニスコートの舗装区間のみ。
前回大会でリムを傷めてしまった経験から、空気圧を少し高め(3程度)にして試走してみたら、ズルズル滑ってしまい林の中のドロドロの登り区間でまったくグリップせずに乗車することができなかったので、2.5気圧程度に下げたところ、なんとか乗車可能になりました。(たぶん、もっと下げられるはず。)
レース中はこの林の中のドロドロ登り区間では再乗車でペダルをはめるのに苦戦して半分くらいはペダルがちゃんと嵌っていない状態で走行していたため、全部ランでクリアした方が圧倒的に速く走れた区間でした。ここでいつも上位選手達と差が広がってしまうので、ペダル問題は技術なのか、機材なのか?来シーズンは真面目に取り組まなければならない課題です。
レースでは前回大会での反省を活かして、パンクしないようにリム打ちしそうなポイントでは抜重を心がけて走りました。その分、速度が落ちてしまうため比較的硬い路面では踏み込んで挽回しようという作戦が失敗でした。
ドロドロ・粘土状の超重たい路面直後のテニスコートを横切る区間でスリップ落車してしまいました。
タイヤに泥が付着したままだったため、90度カーブポイントの水たまりでグリップを失って氷の上で滑ったように一瞬で転んでしまいました。幸いにも機材は少し削れたくらいで大きなダメージはありませんでしたが、試走でも落車していたため身体があちこち(左右の膝、左右の肘、左右の大腿部)擦り傷と打撲、左わき腹の打撲で腕白坊主のような生傷だらけになってしまいました。
重い路面は、どのコースを通っても重さは変わらず、自分が見つけられる速いラインはごくわずかでした。
前回大会よりも周回数が1周少なかったのは、重い路面で平均速度が遅かったからなのでしょう。
再乗車は全開の反省を活かして、乗車区間を長くする事よりも再乗車をスムーズにすることを意識して、登り区間では再乗車しないことと、押してスピードを付けてから再乗車することを心がけました。こうすると、多少ペダルキャッチにミスっても脚を着くことがなくタイムロスが少なくなるはずです。
1時間耐久レースでは、途中からシフトが決まらずスプロケットで歯飛びしてスピードを出すことができませんでした。落車の影響でリアディレイラーがなおかしくなったのかと思っていましたが、大きな歯を選べばきちんとギアを噛んでいたのでそのまま走り続けました。
レース後に洗車していて気づいたのは、スプロケットの歯と歯の間にみっしりと草の葉や茎が絡みついてチェーンがスプロケにしっかり嵌らないようになっていたことです。これじゃあスプロケの歯の先端にしかチェーンがひっかっかていないのでチェーンリングだけ空回りしているような状態ですね。
ホイールかバイクをチェンジできればよかったのですが、さすがに2台のシクロクロス車は用意できません。ホイールはスペアの用意があったので、ピットエリアに置いておくべきでした。
ドロドロになったバイクは高圧洗車機である程度綺麗にできますが、ウエア類はいくら濯いでも水が綺麗にならないくらい汚れており、しかも泥の粒子が細かいからなのか洗剤を使ってもなかなか綺麗にできませんでした。
そこはやはり「ウタマロせっけん」で納得できるレベルに綺麗にすることができました。
今回はサイクルガレージPAZさんで新調したリアホイール(DT SWISS RR411にPAZさんオリジナルハブ 28H)がしっかりと頑丈だったので、安心して走ることができました。
このリムはシラクのチューブレスのインストールも簡単で、一発でビードが上がり、シーラント無しの状態でも空気漏れが少なかったです。シーラントを入れた後はもちろんしっかりとエアを保持していました。
1時間耐久レースの後はじゃんけん大会でPAZさん提供の数々の景品ゲットのチャンスでしたが、じゃんけんで負けてしまいました。
来期はDoRideでシクロクロスを3大会開催予定とのことで、道車連と合わせると年間に4回のシクロクロスレースが開催されることになります。
楽しみですね。
フィジカルのレベルアップはもちろん、テクニックを磨く必要性を痛感しました。