なんと2週間ぶりです。
楽しみにしていた
趣味どきっ!「国宝に会いに行く」が昨日から始まりました。
第1回は日光東照宮
でも,この放送は2015年の再放送なので,
現在とは少し違います。
現在はというと・・・
9月15日放送,
BS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」の日光東照宮です。
2つの番組を比較しながら・・・
どちらも言っていたのが,
「平和」です。
徳川の世になり,平和になったから,この平和が続くようにと・・・
「ぶらぶら美術・博物館」(以下「ぶらぶら」)
表門の獏については
「悪い夢も食べるけど,鉄も食べる。
平和になったから,獏は鉄を食べられるようになった,ことを意味する。」
(鉄で戦争道具を作らなくなった。)
以前なら,
「あくまで徳川による平和でしょ!」と文句を言いたくなっていた私ですが,
藤木久志氏の『雑兵たちの戦場』など中世の本を最近よく読んでいたので,
食べるために戦争を続けていた戦国時代の人々のことを考えると,
平和ってすごく重要に思えました。
でも,・・・だからといって,
こんなにド派手な東照宮を作るのは,やはり徳川の威信のためですよね。
そしてどちらも言っていたのが,
彫刻には意味がある。
「ぶらぶら」によると,
東照宮の彫刻は全部で5173体
陽明門だけで508体だそうです。
「ぶらぶら」では,東照宮の方が面白おかしくいくつかの彫刻の説明をしてくれていました。
書くときりがないので,彫刻の解説は省きます。
今年3月修復が終わった陽明門
「ぶらぶら」によると,
陽明門だけで金箔24万枚使ったそうです。
(ちなみに,金閣は20万枚。金箔1枚は200円とのことです。
「漆など,もっと高価なものはいっぱいあります。」と言っていましたが。)
見取り図などをもとに修復したそうですが,
カビとの闘い・・・と「ぶらぶら」では言っていました。
タイトルには趣味どきっ!とも言いながら,
「ぶらぶら」中心の話でした。
ところで少し前に届いた「古文書通信第114号」
巻頭エッセイは「日光社参に参加する人々」
これによると,
日光社参は江戸時代を通して合計19回
そのうち16回は4代将軍家綱までだそうです。
「これは徳川家の威信を示すために行われた公的行事」です。
エッセイには,
社参に対応する人馬の供給のことなどが書かれています。
で,このエッセイを書いたのは,
「堀 亮一」という人
もしかして,解読実践コースになったからいつも添削してくださっている堀先生かしら?
と感動(?)しているATSUでした。
おまけ:今年の夏は,「地獄・極楽」関係のテレビ番組が多かったですね。
おもしろかったです。「ぶらぶら」も「歴史秘話ヒストリア」も
今,北斎など浮世絵の番組が多いですね。
歴史秘話ヒストリアでしていた,北斎の娘「応為(お栄)」よかったですね。
なんと,明日は,久々の国芳!(「英雄たちの選択」)楽しみです。
楽しみにしていた
趣味どきっ!「国宝に会いに行く」が昨日から始まりました。
第1回は日光東照宮
でも,この放送は2015年の再放送なので,
現在とは少し違います。
現在はというと・・・
9月15日放送,
BS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」の日光東照宮です。
2つの番組を比較しながら・・・
どちらも言っていたのが,
「平和」です。
徳川の世になり,平和になったから,この平和が続くようにと・・・
「ぶらぶら美術・博物館」(以下「ぶらぶら」)
表門の獏については
「悪い夢も食べるけど,鉄も食べる。
平和になったから,獏は鉄を食べられるようになった,ことを意味する。」
(鉄で戦争道具を作らなくなった。)
以前なら,
「あくまで徳川による平和でしょ!」と文句を言いたくなっていた私ですが,
藤木久志氏の『雑兵たちの戦場』など中世の本を最近よく読んでいたので,
食べるために戦争を続けていた戦国時代の人々のことを考えると,
平和ってすごく重要に思えました。
でも,・・・だからといって,
こんなにド派手な東照宮を作るのは,やはり徳川の威信のためですよね。
そしてどちらも言っていたのが,
彫刻には意味がある。
「ぶらぶら」によると,
東照宮の彫刻は全部で5173体
陽明門だけで508体だそうです。
「ぶらぶら」では,東照宮の方が面白おかしくいくつかの彫刻の説明をしてくれていました。
書くときりがないので,彫刻の解説は省きます。
今年3月修復が終わった陽明門
「ぶらぶら」によると,
陽明門だけで金箔24万枚使ったそうです。
(ちなみに,金閣は20万枚。金箔1枚は200円とのことです。
「漆など,もっと高価なものはいっぱいあります。」と言っていましたが。)
見取り図などをもとに修復したそうですが,
カビとの闘い・・・と「ぶらぶら」では言っていました。
タイトルには趣味どきっ!とも言いながら,
「ぶらぶら」中心の話でした。
ところで少し前に届いた「古文書通信第114号」
巻頭エッセイは「日光社参に参加する人々」
これによると,
日光社参は江戸時代を通して合計19回
そのうち16回は4代将軍家綱までだそうです。
「これは徳川家の威信を示すために行われた公的行事」です。
エッセイには,
社参に対応する人馬の供給のことなどが書かれています。
で,このエッセイを書いたのは,
「堀 亮一」という人
もしかして,解読実践コースになったからいつも添削してくださっている堀先生かしら?
と感動(?)しているATSUでした。
おまけ:今年の夏は,「地獄・極楽」関係のテレビ番組が多かったですね。
おもしろかったです。「ぶらぶら」も「歴史秘話ヒストリア」も
今,北斎など浮世絵の番組が多いですね。
歴史秘話ヒストリアでしていた,北斎の娘「応為(お栄)」よかったですね。
なんと,明日は,久々の国芳!(「英雄たちの選択」)楽しみです。