ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

たつの市立室津海駅館:常設展より

2017-09-16 10:27:38 | 日記 博物館・美術館...
室津は何度も訪れています。
海駅館も何度も行っています。

でも昨日,なんとなく,また室津の海駅館に行ってきました。
常設展は何度も見ているはずなのに,いままで注意して見ていなかったことがあるのですね。
その時々の興味によって違うものです。

室津には江戸時代本陣が最大時で6軒ありました。
室津に指定本陣があったのは,63藩を数えるそうです。

肥後屋の宿札がありました。
「細川越中守宿」とか書かれています。

薩摩屋の文久二年の「嶋津和泉守様御参府御下宿帳」が展示されていて,
なんと
一行目は「一小松帯刀様」です。
ずっと後に、「大久保一蔵様」もありました。
4月3日から4日にかけてのもののようです。
(古文書の勉強をしている甲斐がありました。この程度なら読めます。)

え?そこでチェック! 
「文久2年(1862年)3月16日鹿児島を発した久光の軍勢は4月13日に京都へ入る」
(Wikipedia)
この後,寺田屋事件・生麦事件と続くはずです。

ん?
太子町立歴史資料館「お殿様ご到着」(2016年3月12日のブログ)

「一部がこの五百井家の本陣に宿泊し,
 宿泊者名に「小松帯刀殿」の文字も残っています。」
 
小松帯刀らは,室津に文久2(1862)年4月3日に宿泊し,
そのあと,現在の揖保郡太子町
当時は,山陽道宿鵤(いかるが)宿・本陣五百井(いおい)家に
宿泊しているということなのです。

たったそれだけのことですが,感動してしまいました!


このほか,海駅館の方と
以前の特別展「江戸時代庶民の旅~金毘羅参りと室津~」のお話をしたり,
江戸時代の室津の地図をいただいたり,
これも感動しました。

来年2月ごろ
特別展「朝鮮通信使」(名称・日時未定)があるそうです。
「またきてくださいね。」と海駅館の方。
「ハイ,2月に絶対来ます。」と私。
また楽しみができました。

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