遊 悠 素 敵

なんて事ない日々を、野の花や野菜の花とともに綴っています。

切ない(ナニワノイバラ)

2020-04-10 14:21:43 | 母の老い
キャリーバックのカギをバックと別に置いていました。
もう、いつ使うか解らない。忘れないようにバックの中に入れて置きましょう。
カバーをかけておいたのに、なんだか埃っぽい。
開けてみると、
延長コードは夫の勧めで持って行ってたもの、
ホテルの光量少なくって小さな携帯電気スタンドが役立った。
ホテルで洗濯物を干すのに必要と買って用意したのけど、次は無かった。

その後、和歌山の施設に転所することになり、まず車で夫行って
(車で移動の時は自作のバックを使っています。私仕様です。
荷物の出し入れが楽、沢山入り、滞在中は衣類ケースです。)
その後、息子たちが迎えに来てくれ、連れてきたのでした。 

まだ何度も通うつもりだった、通わなきゃって、考えてた。
私、頑張ってたんだ。
中身を見た途端、切なくなりました。

独り言なので、コメント欄は、閉じておきます。
昨日は、息子の顔見たんで、元気回復でした。
今日も花壇ボランティアしてきましたよ。(*´∇`*)
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後悔は、しない。(ツリガネニンジン)

2019-11-18 17:15:21 | 母の老い
カルチャースクールに行く前日に、サイズダウンしたチュニックを持って母の所に寄りました。
クローゼットの衣類を少し厚手の物に入れ替えて、足りない物を確認して、
「(俳句の)切り抜き読んどる?」毎週の便りに新聞の切り抜きを同封していました。
「読んどるよ、ここの(新聞)も読んどるよ。」
「また明後日(ゆっくり)くるからね。」
それが最後でした。
カルチャースクールに行った翌朝、夫の携帯が鳴りました。

病院に駆けつけると人工呼吸中でした。説明を受け、私に重い決断が課せられました。



此方に来て、徐々に腰の痛みもとれ、食欲も出て、頻繁に息子たちが訪ねてくれて
良い7か月間だったと思います。

私がちっとも来てくれないと言ってることを知り、腹を立てたけど、
私の方も生活のペースが戻り始め、月に2度の訪問にしようかと考え始めていました。
母の状態を見て、リハビリの計画も出始めていました。車椅子で散歩させようか?
桜が散ってしまってからの入所でした。来年は満開の桜が見れるよって、言ってたのに、

母は行くと、よく眠っていました。その どの時よりも穏やかな顔をしていました。
母は、嫁に出した娘に迷惑はかけられないって、言い続けていました。
来てくれないって、不満を言えるほど心の鎧が消えた7ヶ月だった。と思います。
あの穏やかな顔に現れていたと思います。
だから、後悔はしない。96歳と9ヶ月でした。



葬儀と初七日を済ませて、昨日帰ってきました。ブログは、もう暫く、お休みさせていただきます。
コメント欄は閉じさせていただきます。
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今(ヘクソカズラ)

2019-09-26 15:02:31 | 母の老い
つい最近まで、夏の暑さ 残暑厳しい所為?気持ちの問題か?
先の見えないのが介護、老人の介護は良くなることは無い。
どこかに重いものがくすぶってるような、虚しさに潰されないように
精一杯 踏ん張っていました。
 
 
お盆前に母に会いに来た弟から、「(母が)姉ちゃんがあんまり来てくれない。って言ってた。」と、聞いた。
能登に居たときは、2・3ヶ月に1度だったのが、月に1度は必ず行ってるし、多い時は、毎週のように行ってた。
なのに!?
そう言えば、毎週顔を出してくれてる息子たちと一緒に行った時、「毎週来てくれてるんよ。」
良かったね。と、応じたんだけど、息子が、「僕ら近いから、」って、言ってた。
息子にも愚痴ってたのだ。息子は私が遠いことを説明してくれてたようだ。
でも母は、納得できなかったのだろう。息子に愚痴っていたのかもしれない。
 
そんな母の思いを知った時、疲れがドット出たような、悲しい思いになった。
 
これ迄してきたことを覚えてくれていない?
近くなったとはいえ、頻繁には来られない事を説明して納得してくれてると思ってたのに、
認知症と言うこと?
 
悔しくって、悲しくって、
その頃、まだまだ 我が家も 夫の実家も お墓も、、、ぜーんぶ手が回らなくって
優先順位の順に何とか一つ一つ片付けてた 頃でした。
これ以上できないよ。
夫に愚痴り、(夫にも迷惑かけてるのに、さらに愚痴まで聞かせていました。)
 
今月初め、カルチャースクールに行くのと合わせて母の所に行きました。
前日に寄って、スクールに翌日と、2回行ってきました。
行けば喜んでくれますが、
遠いのに、とか 我が家(私)の事情とか、解ってはいないようです。
多分、毎日行っても 母にとって当たり前のことでしかないようです。
 
 
やっぱり、私のペースで行く。と、決めました。
そう決めて、気持ちが落ち着いたのか、季節が移ったのか?
後回し後回しになってた 畑仕事も進んでいます。
日常に戻るには、もう少しかかると思いますが、先が見えてきました。
長かった。
 
のですよ、お母さん。
 
独り言なので、コメント欄は閉じさせていただきます。
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負けないぞ。(⌒▽⌒) 2(ハゼ蘭)

2019-09-08 15:14:36 | 母の老い
昨日、草取りしながら、ふとハハ(姑)のことを思い出しました。

ハハ(姑)は、私にとってthe姑って、人でした。
でも穏やかな気持ちで思い出したのです。

そして夕食時に、夫が、自分の両親や伯父叔母親戚のこと知らない事が多かったのだなぁ~~と、感慨深げに

そうなのです、言わないようにしていました。
それが最近は、ポツリポツリと漏れ出しています。

あの頃、言っても分かってもらえなかったと思います。
ただ両親の悪口を言う妻。と、思われてこちらの関係が悪化しそうでした。

色々ありましたが、恨みつらみの入らない話が出来るようになりました。



ハハ(姑)の実家は商売をしていたので、使用人もいて末っ子のだったこともあり
甘やかされて特にお父さんっ子だったそうです。
新婚時代はチチ(舅)が東京でサラリーマンだったので、朝 送り出した後、毎日銀座に出ていたそうです。
近くには、叔父夫婦がいるくらいで暢気なものだったようです。
それにしても毎日って、

その後、チチ(舅)が招集されたので、ハハ(姑)一人が夫の実家に戻ったそうです。
当時としては当たり前だった 夫の家族との同居。
両親に嫁入り前の妹が二人、親戚の子供も居たそうです。
そして、やったことのない畑仕事。今のように耕運機も無い。

苦労したんやなぁ~~、と、夫。



暢気そうな私の姿に、気の利かない私にイラっとする気持ちが抑えられなくなっていたのかも、、
しれません。

夫が一度、私をかばってくれたことがありました。
ハハ(姑)が夫の前で私に嫌味を言ったことがありました。
入院し、お正月に一時帰宅が許され、迎えに行った夫とともに帰ってきた時のことです。
久々の帰宅に嬉しそうでした。嬉しくって、気が緩んだのでしょう。
夕食の準備が整った食卓を見て、「刺身も無い貧しい食卓だこと。」と、いったのです。
入院中、チチ(舅)の世話をしてきました。そのことのお礼は、期待していませんでした。
けど、、怒りで、、顔が上げられませんでした。
その時、「あほなこと言うな!!」と、一言。
泣きそうになりました。頑張ろうって、思えました。
 
今度、キチンとお礼を言わなきゃね。





 
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母の衣装(仙人草)

2019-08-14 11:13:56 | 母の老い

施設のクーラーの効いた部屋では半袖は要りません。
と、言うより長袖のTシャツを着て、更に長袖の肌着も来てちょうど良いようなのです。

なのに、夏物の服が見えない事が気になるようです。で、半袖のTシャツをハンガーラックに掛けています。

前回、回収してきた服を直して持って行き、クローゼットに入れる前に見せました。
今回は、1点1点確認はしません?
弟嫁が託けたカーディガンが気になるようです。
そしてまた、「あんた要らんかいね。」「Kちゃん(息子の嫁)、着んかいね。」と、始まります。

結局、この先何年も着ないのに、勿体ないから、先の長い私たちにと言うのです。

自分の着るものがあるのかと不安を訴え、今度来るとき持ってきてと、言う母。
全部、ここにあるのだと説明し、その度にクローゼットの服を出して見せます。
なのに、せっかく届けてくれたものを、、、
母の衣類の調達や補正に苦労してる私としては腹立たしい申し出です。



でもね、気付きました。
新しい服は嬉しいのです、遠慮してみせただけです。自分だけが貰うのは悪いと感じてるの?
ときどき私の服を褒めてくれます。「良いねぇ~」と、羨まし気に
でもね、母には似合いません。と言うより、着れません。
身体が固くなって脱ぎ着も不自由です。ボタンも小さいのです。
「良いのよ、よかったじゃない。」と、言ってほしいのです。
でもアッサリ、「要らないわよ。自分が着れば良いじゃない。」と、言ってしまう私です。

でもね、気に入らないもの(主に重いと感じるもの)は、要らないようなのです。
自分が管理するわけでも無いのに、邪魔だと感じるようです。
そんな物は持ち帰った方が安心するようですが、その見極めは難しいのです。
なので、一旦クローゼットに仕舞って、また戻しておいて様子を見ます。

今に始まったことじゃないけど、なんともメンドクサイ性格です。


今回も要補正の物を持ち帰りました。台風の影響で今日は雨です。
ちょうど良い仕事ですが、停電しなければいいんですけどね。

 

 引き続き、コメント欄は閉じさせていただきます。

 

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