遊 悠 素 敵

なんて事ない日々を、野の花や野菜の花とともに綴っています。

進めぇ~~、孝行娘 (*´艸`*) (大根の花)

2018-03-31 11:30:22 | 母の老い

3月も今日でお終い。母の施設のお話もお終いにしまーす。

母が入院中も施設にご厄介になって、ご家族と引き離されてるわけではないけど、
母にしても普段は子供である私たちは遠くに離れているわけで寂しい思いもあると思います。
家族が長く居るのは、どうなんだろう?と、気にもなりました。

おしゃべりの中で、夫の事、姑の事、聞かれます。
古い嫁の立場で過ごされた方々には、長く家を空ける嫁って、どうなんだろう。って、思うことでしょう。

でも施設に居れば、母の荷物の確認や片付けが出来ました。母の日常も確認できました。

すっかり打ち解けた ある日の食事中
「Nさん(母のこと)、良いお嬢さんで良いねぇ~」
「けなるいね。(羨ましいね)」と、冗談めかして仰います。
「やっぱり、女の子が良いねぇ」と、、
くすぐったい、けっして親孝行ではありません。ただ、、他に誰も居ないのですから、
それだけのことなんですけど、、、

で、私が、「うちも男の子ばかりなんですよ。」って、言うと、
「あらま!お気の毒。」って、大笑いになりました。



入院中に母の誕生日でした。その頃行く予定でしたので、小さなを、と思ってたのですが、
雪で断念した事を思い出し、、
退院が決まって帰るとき、せめて甘党の母に、金沢駅でキンツバ(3個入)を母の土産に買いました。

でも三食にお茶の時間まであるので、食べるタイミングが、、、
食べる?って聞いても、要らないって言うし、そのうち、「賞味期限 切れとるがいね。」
え!?そんなはずないんだけど、、って、思いつつ、、残りは持って帰ろう。と、
最後の日、確認すると無い?「キンツバ、残っていないけど、(知らない?)」
「いいわいね(要らない)」「そう、、一個残ってたと思ったけど」(二個食べたのは私です。
「あ、あれ食べた。」「そう、なら良かった。」(賞味期限切れてるとか、言ってたんじゃないの。

食い意地の張った親子でしたぁ~~


明日から、4月です。 気持ちも新たに、、前に進めぇ~~


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体験入所のお友達 5

2018-03-30 12:00:00 | 母の老い

これは何の花でしょう?アオイ科だと思うのですが、解りません。
一般的な葵の花よりも小さめの5・6㎝だったかな?



食事の時、「ご主人に会いに行ってこられた?」と、聞かれます。


ご夫婦そろって入所されてたのですが、
ご主人の認知症が進んで別の施設に移られたそうです。
そのご主人と面会の許可が下りないそうです。

「会いたいのに、寂しいですね。」と言う私に、
「そうではないのです、決して仲の良い夫婦じゃなかったので、会いたいとか、じゃなくって、」
「お世話してくださる方に、お礼を言いたいのです。」
ご近所さんだった 入所者さんに、「〇ちゃん、知ってるよねぇ~~、言い争ってたの聞こえてたと思うけど、」
「知らん、知らん、なぁん~も聞こえてないよ。」

そうねぇ~~、我が家も決して仲睦まじいとは言えないけど、不具合があれば心配になる。
楽しそうであれば、心が和む。

諍いをしても主張が通る事も無く、不満だけが募ります。
なので、お口チャックして、畑で処理します。暖かくなりました、ドンドン吐き出してスッキリの季節です。

話を戻します。

楽しいばかりの施設でもありません。家族と離れて寂しいこともあるでしょう、、

ディサービスのお迎えを待つとき、「ハンガーが無くなった。」と、利用者さん。
「ハンガー?勘違いじゃない?」と、職員さん。
他のと違うハンガーがあって、それが無くなったのだそうです。
でもねぇ~~、無くした方には申し訳ないけど、ハンガーだけが?
勘違いじゃないけど、諦める問題にしないと仰いますが、
職員さんにすれば、困ったことです。「出かけた後、(部屋に)鍵をしておきますね。」
普段、部屋の鍵は各自で判断です。
夜、部屋を出た人が間違って他の部屋へ入ることがあったそうです。なので、夜、見回って鍵をして回ります。
内側からは開けることが出来ます。夜中に何かあれば、鍵を開けて確認してもらえます。
母のように入院中、外泊中は部屋に鍵をしてあるようです。
ですから、、何かが無くなるってありえない事なのです。けど、繰り返しますが、職員さんには重大問題です。。

ここは自立型なので、常時介護が必要になると別の施設に入らねければなりません。
母も戻れないかもしれない。と、不安を口にしたり、諦めかけたり、、、
帰りたいのだったら、頑張るしかない。と、鬼娘は言います。

施設でも運動機能の衰えを少しでも抑えるように10時と3時に体操の時間があります。
職員さんの指導の下(見守る)で行われています。
足元が危ない方は座って、飛び跳ね運動は足踏みをするんです。なるほど、良いアイデアです。

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言い訳ですが、、(^^;(紫サギゴケ)

2018-03-29 13:06:03 | 

今月は6日に帰宅、11日に出発、18日に帰宅。と言うことで、家にいたのは今日までで14日間。
そのうち、1日は花見に行ってきたし、、なので、畑か?草原か?な、状態。
もう~~耕作放棄しちゃおうか?の誘惑もあったけど、
暖かくなってきたら、ウキウキ、、畑仕事をようやく再開すべく、始動開始。

畑に入る道で久しぶりに、、何年ぶり? に、先輩農婆さんに出会った。
我が農地の隣を作っていらっしゃった。休耕地となって、もう何年になるか?
「暖かなったねぇ~、散歩ですか?」
お元気でシルバーカーを押して、畑を見に来られたみたいです。
そして、「何時まで生きるんかいのぉ~~」と、仰るので、
「まだまだ元気そうやし、百までには間があるでしょう?」と、言ってから、
はて、90歳を幾つか超えたと聞いてから、すでに何年たつのだろう??事を思い出した。
「来年やけどの、」とのこと、「うちは長生きのそん(家系)かして、妹も96で元気なんや」
息子さん夫婦と同居なので、食事の支度、掃除洗濯はしなくても良いけど、
元気で自分で動けて、食べれる。耳も遠くないようだし、羨ましいほどお元気だ。
そしてディサービスに行って、お友達とのおしゃべりが楽しみなのだと、今日はお休み日なのね。

きゃはぁ~~、出合頭に元気を注入されたようです。

と、畑に行ってみると、 な状態。
よくぞ、卒倒されなかったものです。

とは言え、いきなりの暴走はいけません。ボチボチ2時間。

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体験入所のお友達 4(オキザリス)

2018-03-28 13:00:00 | 母の老い

母の趣味は、茶道を始めたのは50の手習い習いならぬ60代だったのでしょうか?
母の茶道も立ち座りが、危なくなり止めたようです。

習字も習ってたようです。綺麗な字を書きましたが、遺伝はしなかったようです。
母の字は、努力の成果だと思います。姑も字が上手でした。これは息子娘に継承されています。
たぶん天性の物なのでしょう。(って、言い訳か?)

姑は上手く書けなくなったと嘆いていましたが、
特に練習もしていなかった晩年の字も見事でした。
そして二人とも、俳句もしていました。そして、
句会に出るのが難しくなり止めました。

母の施設の入所者の方が、
月2回 習字教室を開催しています。すぐに参加しました。
今、母の唯一の趣味です。字は震えています。けど、教えてくださる方は上手に褒めてくださるそうです。
次の開催を楽しみにしてるようです。

加齢により筋肉が衰え、、手足も動きが悪くなるものだと思います。そして母のように骨折。
治療中に、さらに筋肉が衰えてしまいます。
杖やシルバーカーや歩行器、車椅子を使って自力で頑張っていらっしゃいます。

手も、箸が上手く使えなくなって、スプーンにしたり、字も上手く書けなくなる、、、
でも習字クラブに入って楽しんでいらっしゃいます。素敵です。

痛い手足を騙しだまし使って、全く使えなくならないように、、のです。



母が最初にお友達になった方は、興味を持ちつつ踏み出さなかったそうですが、
お友達になったことで踏み出せたのだと嬉しそうに話してくださいました。

施設の廊下に長椅子が配置されています。そこで、一休みしたり、おしゃべりしたり
長椅子に、いくつか座布団が置かれています。

朝、長い廊下をウォーキングなさってるシルバーカーを押す ご婦人に出会います。
運動の様です。

庭の一角に花壇を作ったり、畑を作るのも、各自の趣味です。強制されてるわけではありません。

花壇づくり、農作業、暖かくなり始めてきました。張り切っていらっしゃいました。
出来ることが自慢、喜びなのでしょう。

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道成寺の桜

2018-03-26 21:25:14 | 📷風景

お天気に恵まれた今日は花壇のボランティアの皆で花見に行ってきました。

今年はタイミングよく、満開の桜を楽しむことが出来ました。暖かーい。



道成寺と言えば、歌舞伎や舞踊でも有名な安珍・清姫のお話。その写真や衣装も飾られていましたし、
ご住職による 絵巻物でのお話も有名ですよね。ご本尊の千手観音や髪長姫のお話など
時間が無くって、一部でしたが聞いてきました。



いっぱい撮ったのですが、大勢の参拝客で顔が映り込んでるものが多くって この3枚のみ、

マイクロバスでの道中です、道成寺の桜は勿論ですが、沿道の桜も見事でした。

バスの中で誰かが、「許可 取ってきた人、居る?」
誰も返事がありません。
許可を取るなんて、思ってもみなかった。 日時と場所の報告はしました。
食事の支度も、、一応ね。

「行っても良いですか?」なんて聞いた人は居ませんでした。(おんなじ
今日の欠席者も、夫に反対された人は誰一人としていません。他に外せない用事があった方々でした。

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