着物は一人で着られるものの、外出したことはありませんでした。しかし今回大好きな鏑木清方展にでかける機会に思い切って着てみました。(帯はつけ帯でちょっとズルしました)すると、何とその美術館は着物着用の人は半額になる特典付きでした。おまけにある所で居合いの稽古をしていた方に、いろいろ剣術のお話しも伺え、日本刀まで持たせていただき、(多分内緒で)ずっしりと重い感触に驚きました。着物効果はすごい。
鏑木清方は日本画の中でも美人画で有名ですが、優れた随筆を沢山残しています。絶版になっているものが多いので何とか手に入れたいのですが・・
ある小説で美しい主人公を「鏑木清方の絵から抜け出たような女」と描写する部分がありました。「抜け出る」のは無理でも「這い出た」くらいにはなりたいものです。
C・イーストウッドの「グラントリノ」という映画を見ました。アメリカ社会でのアジア系移民の様子が垣間見えて面白かったです。イーストウッド演じる主人公は差別・偏見の塊で頑固なうえ、芝生に立ち入った人間にはライフルを突きつけ、ゴロツキには容赦なく鉄拳をお見舞いするという暴走老人です。(しかしゴロツキという人種は民族に関係なく困った行動パターンが同じというのも不思議です)ラストシーン。これがダーティーハリーなら44マグナムでゴロツキを蜂の巣にするのでしょうが、この老人は違います。(ハリーも年をとった?)イーストウッドはもう映画の出演・撮影はするつもりがないのかもしれません。写真は近所の野良猫。お行儀が良いので・・
きょうは胃腸を休める話。年齢を重ねると消化液の分泌が悪くなり、食欲がでないこともあります。(例外もありますが・・)そんなときは胃腸薬を飲んで無理矢理食べるのではなく、良い塩と消化の良い野菜と生姜の入ったおかゆを食べましょう。家族からブーイングがでるかもしれませんが、一食分浮いた食費で、調子の良い時おいしいものを食べるとか、飢えに苦しむ人とたちに寄付するとかすれば理解を得られます。外食せざるをえないときは、素うどんや温かいそばにチューブ生姜でも使いましょう。どうしても酒席にでなければならないときは、温かい日本酒か、焼酎の温かいお茶割りなどがおすすめです。