ジョセフ・スミス生誕百周年(シンポジウムなど)
今年2005年はモルモン教会(末日聖徒イエス・キリスト教会)
の創始者ジョセフ・スミスが1805年12月23日に生まれて2百
周年に当たるので、アメリカではジョセフ・スミスに焦点を当てた
学会やシンポジウムが予定されている。
ここに教会員がかかわる主なものをまとめてみた。
1 5 / 6 - 7ブリガム・ヤング大学、米議会図書館でシンポジウム
テーマ「ジョセフ・スミスの世界(複数)」
教会幹部ダリン・H・オークス長老の出席があり、シンポジウ
ムのほとんどはブリガム・ヤング大の学者が発表。しかし、
レミニ、ジャン・シップス(非会員)などの名もあがっている。
2 5 / 26 – 29 モルモン歴史学会 於 バーモント州キリングトン
テーマ「ジョセフ・スミスとモルモニズムの始まり」
教会幹部(七十人)マーリン・K・ジェンセンを招き、全般
的に記念(祝賀)の色彩が感じられるが、D・マイケル・クイン、
ダン・ボーゲル、ジャン・シップス、リチャード・L・ブッシュ
マンなど批判的な専門家も参加する。(プログラムから)。
3 7 / 27 – 30 サンストーンシンポジウム 於 ソルトレークシティ
ジョセフ・スミスに関連した発表を期待する、と案内にある。
1を除いてこれから開催されるものであるが、今後活字になって発表さ
れることが期待される。
参考
4 ダイアログ誌 2002年秋季号 ジョセフ・スミス関連の記事4件。
聖書批評学教授で「高等批評ジャーナル」誌の創刊者・編集者
ロバート・M・プライスの「預言と上書き」を含む。プライス
はモルモン書を偽典の系列においている。
5 2002 / 8 / 7-10 サンストーンシンポジウム(於ソルトレークシティ)
ジョセフ・スミスの伝記を扱う5人の学者がパネルディスカッ
ションを行った。そのうち3人が2005年にJSの伝記を刊行する。
リチャード・L・ブッシュマン、レミニイリノイ大名誉教授、リチ
ャード・ヴァン・ワゴナーの3人である。
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NJさんもそういう見方をする人なんですか?
別の全く外部の学会で、参加者や会の性格が違えば、批判的という表現があたらない場合があると思います。