「パレスチナの声を聴く」(オンライン セミナー)を聞いて
9月28日、ウェビナーで組まれたこのセミナーに参加して、UAWC (農作業委員会連盟)のフアド・アブ・サイフ氏とドゥア・ザーイド女史の話を聞いた。これまで関心を持っていても、あまり知らなかったパレスチナ(西岸とガザ地区)の状況を知ることができた。以下断片的なメモから。(UAWC=Union of Agricultural Work Committees)。
・まず、30分で家を出よと言われたら、オレンジの種を持ち出す、という話から支援の小麦などでは合わないことがある、彼らは「作る」ことを考えなければならない。
・西岸の63%の行政、治安をイスラエルが管理している。
・パレスチナの人々にとって、日々が異常事態にある。(ニュースになるような武力攻撃だけが異常なのではない。)
・パレスチナ人の多くは、イスラエル側に検問所を通って働きに出かける。検問所は66カ所あり、簡単なものを含むと700以上に及ぶ。ほかの場所は高い壁が往来を阻んでいる。
・パレスチナ人にあてがわれた土地に、ユダヤ人が入植地と称して住宅を建て住み込んでいるが、その数は120カ所に及び70万人超に達している。
・パレスチナ人の失業率は45%に達しており、ガザでは75%だという。
・パレスチナ経済は世界で唯一経済政策が存在しない - - それは経済がイスラエルに依存し、イスラエルにコントロールされているからである。
・例えば、パレスチナ人の農民側には、いつ何を植え、栽培するか選択の自由がない。イスラエルの企業が提供するものを用いるしかないからである。ただ、パレスチナ人も農作物の種を保存し、品種改善するための研究所を作って対策を練っている。
・イスラエルはガザの人々が生き延びる(surviveする)ことを好まない。農地を攻撃し、破壊された建物の再建、新築のためのセメントの入手を阻止している。
以上、パレスチナ人の側からの声で一方からの見方であるにせよ、実情の一端が分かって、具体的には入植地の問題くらいしかよく知らなかった私には大変参考になった。ただ、パレスチナを含めて中東の問題は、結局国際社会はどうしたらよいのか、依然として混沌の印象を免れない。
参考記事 当ブログ2009.02.15 村上春樹のエルサレム賞受賞スピーチ「壁と卵」
https://ameblo.jp/miyukiniaitaiyo328/entry-12682780432.html
”ハマス使用のシリア製ロケット弾、中国企業開発がモデル”
https://www.epochtimes.jp/p/2021/05/73016.html
”ロケット3万発?を貯蔵 ”
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/22996?page=2
「高く、堅い壁と、それに当たって砕ける卵があれば、私は常に卵の側に立つ」
しかも、たとえ壁がどんなに正しくて、卵がどんなに間違っていようとも、私は卵の側に立つのです。他の人は、何が正しくて何が間違っているか決めなければいけないでしょう。ひょっとすれば、時間や歴史が、決めることもあるでしょう。理由が何であれ、仮に、壁の側に立って作品を書く小説家がいるとすれば、そのような作品に如何なる価値があるでしょうか。
このメタファーの意味するところは何でしょうか。ある場合においては、それはあまりに単純で明白です。爆撃機、戦車、ロケット砲、白リン弾が、その高く堅い壁です。卵は、それによって、蹂躙され、焼かれ、撃たれる非武装市民です。これは、メタファーの意味の1つです。(中野拓のブログ2012/09/17記事より)
参照 文芸春秋 2009年4月号
その日、パロは民を追い使う者と、民のかしらたちに命じて言った、「あなたがたは、れんがを作るためのわらを、もはや、今までのように、この民に与えてはならない。
(出エジプト5章6-7)
「石を投げる少年」は私(好奇心)です。
旧約聖書やモルモン書を神の言葉と信じる人は、「神に選ばれたイスラエルの民が、他の民族を亡ぼして約束の地を神から受けた」と信じているのでしょう。
ヨシュアに「皆殺しにしろ」って命じたのは神ですから、モルモンの教えでは、旧約の神はイエスキリストですから、ガザの人々が苦しみを受けるのも、キリストが命じたからだってことに成ります。
イスラエル国内も大混乱です!
アメリカと共謀して世界的な破壊計画を実行しようと躍起になっているイスラエル政府ですが、国内でも非常に不安定な状態が続いています。自国イスラエル市民による抗議デモが継続的に続いているのです。イスラエル政府の面々と一般のイスラエル人は違います。イスラエル政府で権力を握る独裁者達は、イスラエルではほんの一部のカバル・アシュケナージ(ナチス)偽ユダヤ人なのです。一般のイスラエル人は、政府に虐げられてきました。一般のイスラエル人は、パレスチナ人を嫌っていません。仲良く暮らしたいのです。イスラエルの現状もアメリカの現状もとても似てきています。同類の支配者達によって支配されている国々だからです。
」http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51840142.html
「ユダヤ人とは民族では無くて、ユダヤ教の信者またはユダヤ教徒を親に持つ者。伝統的なスファラディ・ユダヤと、白いユダヤと呼ばれるアシュケナージ・ユダヤ。後者がシオニストとしてイスラエルを建国。思想背乗り。その中にハザール・ユダヤ(カバル悪魔教)が存在。
」
イスラエル カバル アシュケナージ
https://search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB%20%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%AB%20%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%B1%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B8&ei=UTF-8
パレスチナとイスラエル問題を考える時に胸が痛みますね。
聖書的に親イスラエルになっていけないし判官びいき的になってもアラブのテロ容認になっていけない気がします。
1番の責任は中東から搾取し続けた西欧社会でしょうが、ガザ地区の面積は狭い。
そんな狭いところでアーダーコーダやってないで広大な面積を持つイスラム国家が難民を受け入れて新たな中東社会を計背できないものかなと思いますけどね。
かつては文明の最先端だった民族。
人類皆兄弟。
実際、アメリカ人は先住民から広大な土地を奪って繁栄を築いていますからね。
モルモン書は、それを正当化している書物だと読めてしまいます。先住民が土地を失ったのは彼らが神の道を守らず、罪に陥ったからである、したがって約束の地の支配者が異邦人、すなわちジョセフ・スミスら白人に取って代わられるのは予言通りであり神の御心なのだ、と。
モルモン教史において信仰が殺人や暴力を肯定する要因になることはジョン・クラカワーの「信仰が人を殺すとき」(Under the Banner of Heaven)に指摘されています。ですが、こういう本を読んで、信仰を持つとはどうあるべきなのかもう一度良く考えてみよう・・・なんて思ったモルモン教会員はどれくらいいるでしょう?多分ゼロでは?
人間って、神の言葉を使って他人をやり込めたり、上から目線で説教したりするのが大好きなのですよ。でも他人からそれをされるとめちゃくちゃ怒るのではないですか。神の言葉は争いの解決にはならないのかも知れません。
そうでもないかも?
その本は読んでませんが、豚は豚なりに考えました。
今のとこ論結論は、「神は人間が創造した」と言う考えです。
こう書くと、神を信じないのか?!って言われそうですが、私は神の存在を固く信じています。
人間が創造したのですから、間違いなく存在しますし、その意志にも従う方が良いと考えています。
神がアダムやモーセに与えたのは、「律法」です。
律法とは人間の共通認識です。
人間社会を維持する為に必要な決まり事です。
モーセにはモーセの率いるイスラエルの民に、その時代に必要な律法を与えた。 と解釈しています。
その律法は時代と共に変化しています。
人は力(武力)によらず、秩序を維持する為に神を創造したのだと思っています。
人間は、自分のみを護り家族を守る神を創造し、全人類を守る神へと進化させてきたと思ってます。
これから神がどうなるのかは人間次第だと思います。