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干支の話≪酉≫

2009年09月17日 13時56分00秒 | 十二支の話

   

【 酉・鶏の文字の語源 】

 

 「酉」・・・酒甕・酒壺を象った象形文字。壺の中の二本の

      横線は、酒が壺の中に入っている様子を表す。

万物が熟し実る様子から

“成る”“老いる”“革新”とかの意味がある。

昔は酉も酒も同義語に用いられ、

『説文』によると「酉」も「酒」も同音で

“就”(しう)と解釈しているが、

後世では、「酒」“しゅ”と切り離して「酉」を“ユウ”

と別の音読みをするようになった

 

「酉」・・・十二支の第10番目

 

〔方角〕   西

〔時刻〕 午後6時(または午後5時~午後7時の間)

〔季節〕酒の原料となる黍の成熟する8月を意味する

  

「鶏」・・・右の旁(つくり)は鳥の象形で、偏の方は音付であり、

       “ケイ”という音(おん)を表すためだけのものにすぎない。

ケイという音は、ニワトリの鳴き声“ケケコッコー”にちなむ。

 

昔はニワトリを“家鶏”(かけ)と読ませている。

これは泣き声によってつけたトリの古名で、

催馬楽歌(さいばらうた)にも

「にはっとり、かけろとなきぬ」とある。 

 

 

 

東洋古代の農業社会においては、

元旦は鶏旦、鶏明、鶏日などと呼んでいた。

 

大阪天満宮の天神さんの

正面の天井に十二支の方位板があり、

各干支の十二支獣が描かれているが、

西方の「酉」のところはニワトリではなく、

鳳凰である。

ここでは、絵馬も鳳凰。

 

 

 『十二支のE~話』『(続)十二支のE~話』

 戸出 武著:参照  


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