家庭の医学は久々です。
今回のは凄く気になるのでメモしておきます。
「たけしのみんなの家庭の医学」
~2012年1月31日(火)の朝日放送より~
肩こり・・・姿勢の悪さや運動不足などで、筋肉の血流が滞り硬くなってしまっている状態
≪しつこい肩こりの新原因≫
TCH=(Tooth Contacting Habit)
(歯列接触癖)の略
上下の歯を "持続的に" 接触させる癖のこと
上下の歯は何もしていない時は接触しておらず、離れており、
会話や食事をする際に接触する時間を含めても、
接触しているのは1日20分程度 が正常だと言われている。
TCHが起きるのは・・?
① 集中している時
② ストレスを感じている時
TCHを続けていると最初に影響がでる所→「顎関節」
咬筋(こうきん)は歯がちょっと接触するだけでも働きはじめる。
だから触り続けてる人はずーっと顎筋が動き続ける。
咬筋(咬む筋肉)が緊張する
↓
胸鎖乳突筋(顎を回転させたり支える筋肉)が緊張する
↓
僧帽筋(頭を支える)が緊張する
↓
肩こりになる。
≪肩こりの原因≫
① 運動不足
② 姿勢の悪さ など
③ TCHも含まれるようになった
TCHによる肩こりが身体に及ぼす影響として、顎の一部のずれ
があるが、殆どの人が気づかない。
≪症状例≫
① 肩こり
② 顎から異音が出る ← 関節円板がずれたサイン
③ 口が開かない
④ 顎に激痛が走る
顎関節に絶えず負担がかかっていると、関節円板(顎関節を
スムースに動かす力を分散させる役割)がずれることがある。
そして、関節円板が顎関節の隙間に挟まり、口を開こうとしても
開かない状態になる。無理に開けようとすると、上下の顎の骨
に負担がかかり激痛が走るようになった。
今回の例ではTCHをはじめてから7年目で顎関節症になった。
≪なぜあごの一部がずれるのか?≫
正常・・・関節円板の周りにある滑液(かつえき)が接触面の摩擦を軽減
TCH・・・常に押し付けられる状況が続くと周りに染み込み液が少なくなる
と接触面の摩擦が強くなり、力がかかることでズレる。
急に欠伸やくしゃみなどしたときにずれる事もある。
ずれが始まるとあごからカクンカクンと音がすることがある。
≪関節円板はずれたら元にもどせるか?≫
手術で元に戻す方法はあるが、TCHがあればまたズレる可能性大。
TCHかどうかを早期発見し、改善することが大切!
【メディカル・チェック TCH検査】
≪手鏡でわかるTCH発見方法≫
口を大きく開き、舌をアッカンべーのように出す。
舌のへりを調べる。
〔検査結果〕
舌がボコボコになっていないか?
(歯と歯が接触していると舌が歯に当たるため舌の周りに歯型が残る)
きゃ~~!! 私にもありました~~!
「最近、歯の治療(かみ合わせ)をしたので歯を咬む事が多くなった」
とおっしゃる山田邦子さんと殆ど同じ、私も歯のかみ合わせの治療しました。
いや、私は嬉しくてかんではいませんが・・・
歯科治療後は無意識に歯を合わせてしまうことが多くなる。
なんだって!
じゃあ、私も無意識でかんでるのかも・・・そういわれれば・・・
うわ~、これから気をつけないとぉ~~~!!
現役選手時代の歯をくいしばるクセが、そのまま習慣化している可能性
で、板東英二さんもなってらっしゃいました。
【張り紙をみただけでTCHを治す方法】
「歯を離して 力抜く」
とだけ書いたもの(ふせんでよい)を家の中に
10枚以上貼って気をつけるようにする。