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帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

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忘れられることを想定した訓練

2012年03月11日 16時50分00秒 | 日記

東北大震災から一年、

今日のTVは特番ばかりで、この一年が映し出されています。

中でも印象に残ったもの。


≪忘れられることを想定した避難訓練≫

をしているところが印象的でした。その町はお年寄りが住民の40%、

なのに一人しか犠牲者がでなかったといいます。

町ぐるみで毎年避難訓練をしていて、歩けないお年寄りをリヤカーで

運ぶなどの行動でみんなで助け合って逃げたそうです。

 

「忘れられることを想定して、過信するな!

津波と聞いたら即逃げること、それをしっかりと、

後々の人たちに、子供らに伝えていく。」

 

なるほどなあ・・

震災は忘れた頃にやってくる!

昔の人はうまく言ったもんですね。

 

昔の事は何十年も経てばどうしても忘れられてしまう・・

ならば、忘れられてもいいように

普段から訓練や意識をしっかりと繋げていくこと、

しかも町ぐるみ全員参加なら身体で覚える。

津波が来る可能性が高い地域ではそれが一番の方法。

 

ある保育園でも毎日避難訓練をしているところがあり、

800m離れた高台へ最初は15分かかっていたのが7~8分に

縮められたと、先日のTV番組でも取材していました。

また、あるお年寄りの多い村では自分達で石を置いたり、

木を切ってならしたり、階段をお年寄りでも登りやすい様に

工夫して手作りしたり、山道に手すりをつけたりして道を作って

高台への逃げ場所を確保している方々もいらっしゃいました。

 

行政がしてくれるのを待っていられない、

津波は明日くるかもしれない、

危険性が高くお年寄りが多い地域では80歳以上の

じーちゃんばーちゃんでさえ杖をつきながら、

あるいは避難練習の途中で枝を拾って杖にしてと、

実際に避難訓練をして足腰を鍛えておかなければと、

自分の身は自分で守ると強い意志の元、

既にご本人が行動していらっしゃる凄い所もありました。

 

今回の教訓をしっかりと活かせていくことが残された者の、

社会の・・使命ではないでしょうか。

「選挙に関係がない」と平気で口にする心無い議員さんの声も

TVで聞き驚く限りですが、動きの遅い政府の方々にもぜひとも

見習って頂きたいものです。

 

 

 

 

 

ところで・・先日、

我が大阪でも府全体での避難訓練が9月に行われるとの提案が

されたようですが、880万人全府民参加

・・・って果たして、、ホンマにできんのぉ~~~?

 

 

 

 

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コメント (2)
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