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小田原の端々



平成21年度・22年度に実施された樹木医による樹木診断をうけて、ここ数年小田原城址公園の桜の植替えが行われている。今年も樹勢の回復が見込めないソメイヨシノの老木10本が伐採され若木に植替えられることになった。毎年春になると見事な桜並木となるお堀端のソメイヨシノは、近年、樹勢の衰えた老木が目立ち数年前から植替えが行われている。お堀端の桜は小田原保勝会により明治38年に植栽されたのがきっかけで、以降何度かの植替えがあり現在のソメイヨシノは初代から数えて3代目から4代目のもの。樹勢の衰えた老木には伐採予告のプレートがかけられていた。それによると8月下旬に撤去され11月に植替えとのこと。昨年とほぼ同じスケジュールで桜の伐採と植替えが行われるようだ。今年度の桜の植替えは10本で、学橋から北側の区間では4本が植替えとなる。三の丸小学校前から学橋の区間は、今年度の植替えは1本だけ。その他、枯死したソメイヨシノの場所に同じくお堀端に植えられているソメイヨシノを一本移植する。今年度、桜の植替えが重点的に行われるのが三の丸小学校横の市道2201沿いの桜並木。東側にある5本が伐採されるので、植替えまでの期間は並木が途絶え少し殺風景になりそうだ。今年度植え替えられるソメイヨシノの若木は来年の春、どのような花を咲かせるのだろう。

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