小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



電力用の古い木製電柱は設置年月のプレートが取り付けられているので、見つけると電柱とプレートの写真を撮っている。先日、中里の住宅街を散策中に昭和40年代に設置された木製電柱を発見した。酒匂堰に近い中里の住宅街を散策していると古い木製電柱を発見した。通り沿いにはコンクリート製の電柱が並ぶ中、1本だけ取り残されたように木製電柱が立っている。経年によって表面に塗られたコールタールはまばらに流れ落ちて、所々日に焼けた木肌が覗いている。見た目は老朽化しているが現役で柱上では重そうなトランスを支えている。木製電柱の中程に取り付けられているプレートによると設置年月は1974年の6月。今から41年前に設置されたもの。この木製電柱は和風の外壁の角に立っているので周辺の景観にかなり調和している。年々少なくなっていく木製電柱だが、これからも見つけるたびに記録にと写真に撮っていきたい。

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