小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



4月20日、小田原は朝からどんよりとした空模様。冬に戻ったような陽気で日中は肌寒かった。ぱっとしない天気なので遠出はせずに小田原市内を軽く自転車で散策した。午前9時過ぎ、自転車で小田原漁港の新港へ。気温は9度ほどで風が冷たい。とりあえず港周辺を散策。新港西側の埋立地へ。数年後に道の駅のような施設を作るため埋立工事が続いている。埋立地を取り囲む防波堤もだいぶ出来ていた。小田原漁港から宮小路へ。大松だった場所はすっかりと更地になっている。年々老舗の料亭が少なくなって寂しいものだ。宮小路から国道1号沿いを酒匂橋方面へ。小田原総合ビジネス校近くの老人ホームの建設現場に立ち寄る。基礎工事がかなり進んでいて躯体部分の鉄筋も組まれ始めていた。酒匂橋を渡り酒匂にある塩事業センターへ。新しい海水総合研究所の建物が国道側に完成し、海側にあった以前の建物の解体が始まっていた。塩事業センターから程近いマカロニ市場でパンを買い朝食タイム。クロックムッシュと海老カツサンドとクリームパンの3つで661円。 195円のクロックムッシュはハムとホワイトソースがトーストでサンドされている。トーストがサクサクした食感でホワイトソースとも良くあって美味しかった。朝食を食べ終え国道1号沿いを親木橋まで。親木橋左岸で行われている護岸工事現場を覗くと新しい護岸のコンクリ打ちも終わりほぼ完成している。天気も冴えないので親木橋で折り返して帰路へ。次の日曜日はすっきりと晴れて欲しいものだ。

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4月19日、小田原は肌寒い曇天の朝。週前半の天気予報では土曜日は雨マークがついていたが、日中は雨の心配は無さそうなので朝からランニングへ出かけた。午前8時23分、小田原市民会館前をスタート。今日はまったくやる気が出ないので一番楽な湘南方面のコースでトレーニング予定。とりあえず大磯まで国道1号沿いを走る。午前9時46分、大磯町の太平洋岸自転車道入口通過。スタートから13.9km。国道1号国府本郷交差点先から太平洋岸自転車道に曲がり花水川橋手前まで走る。午前10時8分、国道135号花水川橋西側通過。スタートから18.2km。以前、花水レストハウスがあった場所は道路拡張工事のため造成工事が行われていた。午前10時32分、国道135号柳島交差点通過。スタートから22.2km。柳島から鉄砲道沿いを辻堂方面へ。辻堂に向かう途中、浜見平団地先の鉄砲道沿いにあるこなひき洞に立ち寄りパン休憩。シュガーレザンと和風チーズケーキと半熟ローフとチョコクリームメロンパンの4つで669円。 160円の半熟ローフはゴーダチーズの上に半熟たまごが乗っていてホワイトクリームがかけられた惣菜パン。半熟たまごの黄身とゴーダチーズの風味が混ざり合ってとても美味い。 180円の和風チーズケーキは桜のジュレがかけられた和風のデニッシュ。クリームチーズのコクと甘さがデニッシュ生地と良くあっていてこちらもとても美味かった。午前11時42分、辻堂駅南口到着。スタートから29.6km。久しぶりの湘南方面のランニングだったが、フラットなコースなのであまり疲れずに走れたので良かった。今週のトレーニング距離は54.6km。来週も頑張ろう。

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4月18日、小田原は朝から雨の降り続く生憎の空模様。朝方は15度ほどあったが昼前から気温が下がり肌寒い一日となった。今日は少しばかり余裕のあるスケジュールだったので何ヶ所かで休憩がてら写真を撮ることが出来た。午前10時過ぎ、湯本に出かけた帰りに入生田から一夜城YoroizukaFarmへ。本当は一夜城歴史公園のシャガの開花状況を確認したかったのだが本降りの雨のために断念。朝食のパンを買う。店舗の周辺では八重桜や菜の花が咲いていて春らしい風景だが、雨のためいまひとつ鮮やかさに欠けて見える。一夜城YoroizukaFarmで400円のクルミパンを購入。直径15センチ近くある大きさでかなりのボリューム。ミルクを使った生地はしっとりしていて優しい味わい。外側の皮は香ばしくてクルミとの良く合う。焼きたてだったのでとても美味しかった。昼過ぎに小田原城址公園で小休憩。お茶壺橋の入口には北條五代祭りのゲートが設置されていた。藤棚もそろそろ開花が始まっていて花房が垂れ下がっている。今年はだいぶスカスカに見えるのだが例年に比べ花の具合はどうなのだろう。お堀端の桜は先週末には名残の花があったが、すっかりと葉桜へと変わっていた。今日は生憎の天候だったので、明日は春らしく穏やかに晴れてほしい。

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4月17日、小田原は晴天の一日。新年度入りして半月ほどが経過し、気がつけば4月も中旬から下旬へと足早に進んでいる。ここのところ年度始でバタバタしており、あまり外回りの途中に休憩している余裕が無いが、今日は夕方になって少しばかり時間が出来たので小田原駅周辺を散策することが出来た。午後5時前の小田原駅東口。午前中から色々と慌しくて夕方になってようやく一段落。駅近くで用事を済ませ写真を撮りながら駐車場へと戻る。東口のバス停周辺は地下街リニューアル工事のため何ヶ所かフェンスで囲まれている。アークロード1階階段前も1ヶ月ほど前からフェンスで囲われた場所があって、24時間警備員が立っている。フェンス内部で何か工事が始まっているのかと思っていたが、上から見ると今のところ資材が置かれているだけのようだ。解体工事中の箱根登山ベルジュ。上階の2階分くらいが解体されたようで徐々に防音パネルが上部から外され始めていた。今までの高さじゃない箱根登山ベルジュの建物はやはりとても違和感や喪失感を感じる。ラスカ1階のカラヘオベーカリーでおやつ代わりのパンを買い小田原城址公園の本丸広場へ。シナモンともっちり豆吉とウォールナッツ小倉あんぱんの3つで432円。 167円のウォールナッツ小倉あんぱんは、ウォールナッツと小倉あんの組み合わせがどこか月餅っぽい味わい。もっちりとしたパン生地との相性もなかなか良く美味しかった。パンを食べ終えて弁財天通りの駐車場へと向かう。この季節、夕暮れ時に木立のある場所を歩くと、なかなか爽やかな感じがして気分転換になる。遊歩道沿いではツツジが咲き始めていた。あと半月もするとGWか。時間が過ぎるのは早い。

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今でも朝夕に時を告げる鐘楼の鐘。城下町小田原に300年以上続く伝統で、戦時中に鐘を供出した際に一度中断したが、戦後になって新しい鐘をつくり鐘楼での鐘突きが再開し今に至っている。小田原市本町の鐘楼。もともと小田原藩の鐘楼は江戸時代には、現在地から南に150mほどの場所にあったが、大正時代に入り現在の場所に移された。城下町小田原に時を告げていた鐘楼の鐘は太平洋戦争が激化してきた昭和17年に政府からの命令によって供出。以後、サイレンやチャイムなどが鐘の音に代わり時を告げた。その鐘楼の鐘を復活させようと計画が持ち上がったのは昭和27年の4月。4月28日の講和発効を記念して小田原市内97寺の連合寺院団が、城下町の呼物の復活と戦没者の慰霊供養のためにと鐘の復活運動が始まった。復活させる鐘は「平和の鐘」と呼ばれ、97寺の住職らが中心となって市内を托鉢に周り、浄財が集められた。そしてその浄財をもとに京都の工房に製作を依頼。新たに鋳造された平和の鐘は高さ約1.4m、口径約96センチで重さは約1.2トン。京都で製作された平和の鐘は汽車で輸送され昭和28年10月25日の午後に小田原に到着。すぐさま平和の鐘は牛車へと乗せられ、寺院団や稚児行列に護られて小田原駅から各町内を練り歩いて鐘楼へと到着。翌26日に鐘つり式が行われ28日の朝8時半に鳴鐘式が催された。以来、60年以上にわたり朝夕の時を告げている平和の鐘。鐘楼の周辺はこの先いろいろと変わってゆくだろうが、鐘の音はいつまでも変わることなく小田原の街に時を告げてもらいたい。

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