傘寿同窓会に行って来ました。傘寿は80歳です。高校の頃の友人達に会ってきました。1学年6クラスあったころです。300人近くがいました。
今回の同窓会出席者はその10分の1ほどでした。いろいろな事情があったのでしょう。わたしも参加できました。
男性はそのうちの6分の1ほどでした。
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みなお爺ちゃんお婆ちゃんです、みるからに。老いています。元気でいられたから参加ができた人です。
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その参加者の中で、<美しく老いているなあ、この方は>と感心する人が数人おられました。
美しく老いていなくてもいいのですが、美しく老いておられました。際だっておられました。ご苦労を凌いで来られた方なのだなあと推察しました。
病は大小みな抱えてはいるのですが、ともかく80年を生きておられた人ばかりです。
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老いは人生の集大成です。そういう要素があります。人は、一人一人様々な人生を生きてきます。苦しみ悲しみの人生を生きてきます。そこを超えて、老います。
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己のことは棚に置いての発言ですが、老いは彫刻作品のようだと思いました。長い人生の中でこつこつこつこつ掘り上げられた芸術作品のようでした。
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