さまざまな観音様の示現とマントラ(真言)を調べてみました。まだいろいろな名前の観音様がおられるようです。
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聖観音(おん・あろりきゃ・そわか)
千手観音(おん・ばざら・たらま・きりく)
如意輪観音(おん・はんどめい・しんだ・まに・じんば・ら・うん)
十一面観音(おん・まか・きゃろにきゃ・そわか)
不空羂索観音(おん・あぼきゃ・びじゃしゃ・うん・はった)
准てい観音(おん・しゃれい・それい・そんでい・そわか)
以上が7観音とされている。
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次の観音様もよく画材になっておられますね。
馬頭観音(おん・あみりと・どはんば・うん・はった)
白衣観音(おん・しべいてい・しべいてい・はんだら・ばしに・そわか)
楊柳観音(おん・ばざらだらま・べいさじゃ・らじゃや・そわか)
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観音様は救世の菩薩様ですから、これでもかこれでもかというくらいに身を変えて現れて来てくださいます。マントラは仏さまの言語。仏さまは仏さまの言語でお呼びします。
目の前に居る人が、すなわちわたしを救済するために現れた観音様の、化身かもしれません。目の前の人を、わたしを救済するために出現した菩薩として、仰ぎ見るというところが、すでに観音様の救済手法のイントロなのかもしれません。