わたしがいるところには
きまって
誰かがいます
その誰かは
邪魔な存在ではありません
怪我をしないように
災難に遭わないようにと
しっかりわたしを守ってくれています
こっちだよこっちだよと
わたしをみちびいてくれています
そう信じないわけにはいきません
朝が来ています
窓の向こうに朝日が差しています
朝日は畑にまで広がっています
空の遠くまで広がっています
朝が来るまで
ずっと見守っていてもらっていたかと思うと
手を合わせたくなります
見守ってくれているのが
誰だかはわかりません
目に見えてはいません
自分がこうして守られているのだから
他者を罵ったり脅したり害を加えたりは
できるだけしないようにしていたいと思います
それでも
いのちに限りはあるのですから
わたしも近いうちに死を迎えます
死を迎えたら
もうわたしは姿を失います
姿を失ったら
こんどはわたしが見えない誰かになれます
わたしが一生涯ずっとずっと
大事に守られてきたように
わたしも誰かを守れる存在になれるといいなあと思います
わたしが姿を失うということは
わたしが個体の個ではなくなるということです
わたしは個ではなくて全体になります
全体に統合されたわたしなら
雄大でしかも勇躍として活動ができるように思います
きまって
誰かがいます
その誰かは
邪魔な存在ではありません
怪我をしないように
災難に遭わないようにと
しっかりわたしを守ってくれています
こっちだよこっちだよと
わたしをみちびいてくれています
そう信じないわけにはいきません
朝が来ています
窓の向こうに朝日が差しています
朝日は畑にまで広がっています
空の遠くまで広がっています
朝が来るまで
ずっと見守っていてもらっていたかと思うと
手を合わせたくなります
見守ってくれているのが
誰だかはわかりません
目に見えてはいません
自分がこうして守られているのだから
他者を罵ったり脅したり害を加えたりは
できるだけしないようにしていたいと思います
それでも
いのちに限りはあるのですから
わたしも近いうちに死を迎えます
死を迎えたら
もうわたしは姿を失います
姿を失ったら
こんどはわたしが見えない誰かになれます
わたしが一生涯ずっとずっと
大事に守られてきたように
わたしも誰かを守れる存在になれるといいなあと思います
わたしが姿を失うということは
わたしが個体の個ではなくなるということです
わたしは個ではなくて全体になります
全体に統合されたわたしなら
雄大でしかも勇躍として活動ができるように思います