１
午後４時から外に出た。
２
まず昨日苗物屋さんで買って来ていた白菜の苗を３０株、すでに耕してあった畑の畝に、一株ずつ丁寧に、植え込んだ。
３
株のまわりに有機石灰と化学肥料を施肥した。
４
白菜の幼い葉っぱは虫がすぐに食べてしまうから、株まわりに殺虫剤を散布した。
５
最後にホースで水を撒布した。これで終わった。
６
いつのまにか６時半になっている。２時間ほどの野良仕事。なのに、一日働いたような錯覚がする。
７
もう薄暗い。見上げると三日月さんが空に昇っていた。細い細いお月さんである。
これが、その、狂い咲き。
姫リンゴの花。
キレイキレイ！、と誉めてあげたら、ニッコリした‼️
いまは秋なのに。春と勘違いしたのだろう。
１
もうすぐに、しかし、わたしは此処を去って行きます。
２
みなさん、お世話になりました。お礼を申し上げます。
３
感謝を申し上げます。
☆
４
感謝に嘘はないか？
５
嘘がまじっているようにも思える。
６
徹頭徹尾の感謝にはなっていない、嘘混じりの感謝で、申し訳ない。
☆
７
感謝の中に願望が混入している。悔恨も入れ混ざっている。
８
もうしこし生きていたいの願望とあれこれ恨み辛みの悔恨が。
９
しかし、それもやがて＜なし＞になる。すっきりする。
１
ダンマンサラナンガッチャーミー。
２
法に帰依したてまつる。
３
＜法＞は真如。宇宙を貫いている法則。宇宙を貫いてわたしに届いている法実在。
４
わたしをわたしたらしめている全宇宙のパワー。この世に存在するものの全肯定のエネルギー。
５
＜帰依＞は全幅の信頼。帰服。依拠。
６
わたしが法に帰依しているそれよりずっと前に、法がわたしに帰依していてくれたことを知る。
７
それを知ると涙腺が開く。
１
ほほう、もうからヒーヨの声が聞こえて来る。
２
甲高い。
３
冬鳥のヒヨドリだ。
４
もうから山里に下りて来ている。
５
そうか、さぶろう老爺に秋を知らせに来ているんだね。
１
おやや、姫林檎の＜とき忘れ花＞が咲いているぞ。
２
一輪だけ。
３
薄いピンクの、小さな花の、花蕾。
４
せっかく咲いたんだものね。
５
いまは秋。春じゃない。のに、咲きたかったんだろう。
６
その真意が何処にあるのかは知らないけど、何かそこに＜こころ＞があるんだろう。
７
そのこころを受け止めて、褒めて「あんたはキレイだ」「キレイだよ」を言ってあげよう。
１
でも、ひとりは寂しい。
２
ひとりがいいと言っているくせに。
３
ふたりになると、しかし、気を遣ってばかりになる。
４
疲れる。
５
やっぱり一人がいいになる。
６
わたしは我が儘。とことんわがまま。
７
ひとりで寂しがっているのが似合っている、のだろう。
わたしのブログを読んで下さっている読者諸氏様がおられるとしたら、その方々は、「なんだこりゃ！」「またまた馬鹿げたことが書いてある！」を言って、おったまげておられるだろうなあ。
わたしは妄想家。ありえないことどもを妄想してばかり。
１
いろんなことを考えるわたしがいる。
２
わたしが考えそうもないようなことまで考えているわたしがいる。
３
で、にこにこしている。
４
ともかく、いまのわたしを、にこにこさせようとしているんだなあ。
１
１０人のわたしがいる。
２
１００人のわたしがいる。
３
１０００人のわたしがいる。
４
１００００人のわたしがいる。
５
どれもわたしだ。
６
わたしだったわたしもいるし、これからわたしになるわたしもいる。
７
みんなでパーテイーをしている。
８
なんのパーテイーなんだろう？ お祝いをしている。
９
みんないい顔をしているなあ。満足げな目をしているなあ。
１０
みんなで、今現在のわたしを見守っている。温かい声を掛けている。みんなが力を、わたしに振り向けている。
１１
わたしを導いて行こうとしている。前進しようとしている。もっと向上しようとしている。
１２
大丈夫だよ大丈夫だよ、ずっとずっとみんなが見守っているから、安心していていいよ、と言っている。
