午後3時。風がある。室内は涼しい。
外気温は29℃ある。午前中ちょっと外に出ていただけで、背中が汗ばんでしまった。
昼寝が癖になった。ここちよい。とろりとろりする。
辣韮(らっきょう)の地上部が枯れかけている。これから収穫をする。畑は乾燥しているから、すぐに抜けるはず。土埃が上がるかもしれぬ。
抜いて来た辣韮は酢漬けにする。漬け込むまでの準備がタイヘンだ。これは夜の手仕事にしよう。
老人もなにかとすることがある。退屈を免れる。
午後3時。風がある。室内は涼しい。
外気温は29℃ある。午前中ちょっと外に出ていただけで、背中が汗ばんでしまった。
昼寝が癖になった。ここちよい。とろりとろりする。
辣韮(らっきょう)の地上部が枯れかけている。これから収穫をする。畑は乾燥しているから、すぐに抜けるはず。土埃が上がるかもしれぬ。
抜いて来た辣韮は酢漬けにする。漬け込むまでの準備がタイヘンだ。これは夜の手仕事にしよう。
老人もなにかとすることがある。退屈を免れる。
どうしてなんだろう?
ズッキーニに雄花と雌花とがある
雄花を摘んで、隣のズッキーニの雌花に受粉させて上げる
すると雌花の下の実がふっくら実る
どうしてそんな面倒な仕組みをしているんだろう?
どうして種類の違う二つの花を咲かせているんだろう?
どうして二つの花の力を合わせて 一つの結実を約束させているのだろう?
役割を果たした雄花が萎れ 雌花が枯れて 二つ花の性器が 昼間 地上に落ちた
今朝のわたしの即興詩 「それだけのために」 山鳩暮風
人間を/安心させるために/それだけのために/雲が/浮かんでいる/ふっくらした八天山の/山頂の/燃え上がる新緑の真上あたりに/雲が/浮かんでいる
わたしを/安心させるために/それだけのために/雲が/浮かんでいる
雲の/意図は/成立した/わたしが/安心をしたことを/確認したのか/すうういと流れて/立ち去って行った
今日は5月31日。明日から6月になる。梅雨入りしない。昨日は霧雨が降ったが、このくらいの微量の雨量では、畑の土は潤っていない。
朝顔の種が発芽しているから、日照りが強くならないうちに、鉢に移植してあげようと思う。発芽した苗が多い。花壇にも地植えしよう。
朝顔は毎日の水遣りが欠かせない。旅に出て行けなくなるが、その分、朝ごとの開花を楽しめる。1鉢に大輪を2個くらいにして、楽しみたい。
植物の朝顔相手は癒される。悪行をしなくてすむ。愛情を注ぐだけでよくなる。植物は、我が極重の人間悪の吸収装置になっているようだ。有り難い装置だ。
「ゴメンね」を100回1000回言わねばならない。そういう自分である。デタラメな、低級の、欲深い、正義の欠片もない、エゴイステックな、己である。夜中、自己嫌悪に悩まされる。いったんこれに捕まると長時間抜け出せない。
朝が来ている。窓の外が明るくなる。小鳥が鳴いている。ほっとする。
5時に起床した。夜中、2時間ごとにトイレに通う。睡眠が浅い。不完全燃焼ぎみだ。老人だからしかたがないかもしれないのだが、それでも。
泌尿器科からもらっている薬は効果なし。
しかし、いつもこうではない。一晩にトイレ2回で済む夜もある。たまにある。嬉しくなる。嬉しくなる夜もあるのだから、ま、いいか。「いい」にしよう。
昼間は放尿を忘れていることもある。
透かし百合が庭に咲いたよ。
こちらを向かずに、わざと空を向いて咲いたよ。
しかたがないから、空の方へ回ってから、眺めて、声を掛けたよ。
きみたちはこんなにキレイに着飾って、これから何処にお出かけするんだい?って。
行くところがいっぱいあるよ、と答えがかえって来た。
巻き寿司が好き。海苔が好き。干瓢が好き、椎茸が好き。酢飯が好き。
で、お昼は398円の巻き寿司を買ってきて、食べた。10個に切り分けてあるうちの3個は残した。
老人はそれほど食欲旺盛ではない。それほどに身体を動かしていないから。当然だろう。暑い夏場はことさら。
ああ、おいしかった。お茶をぐいぐい飲んだ。海苔が唇にくっついてしまうから。
geggegge goggoggo gugguggu と、洪水に流されるまいと木に登ったビッキョンどんが、鳴いてござる。降る雨を知らせてござる。
へ、ご通告ありがとうござんす。と、お爺さん。
お爺さんは家籠もり。ゆったりゆたりして、YouTubeで癒やし系音楽を聴いてござる。
気温が下がってて、肌寒い。長袖長ズボンをしている。