1
書き過ぎかなあ。一日で10個ものブログを書いてしまった。
2
爪が伸びている。切らなくちゃ。伸びているってことは、生きているってことだよね。生命活動をしているってことだよね。爪がいとしくなる。死んだら爪は指先でどうなるのだろう。
3
夕食を済ませました。鰺の干物を焼いてもらいました。これに摺り大根を乗せ、たくさんの酢と少しの醤油をかけました。それから肉厚のアスパラガス、春キャベツ、黄色ピーマンを蒸して貰ってこれをマヨネーズにまぶして食べました。人参、春玉葱入りの肉ジャガもおいしかった。焼酎のお湯割りをおかわりしました。
4
悪い方へ悪い方へと考えるよりもよい方へよい方へと考えた方がいい。いいに決まっている。じゃ、悪い方へ考えるのは止めてしまえ。よい方へ考えたらよい方へ転換していくだろう。
5
夕方、小雨が降っていたのに、外に出た。気分がこれですっきりした。雨に濡れないですむベランダに来て作業をした。好きだねえ。大群落を作っているミヤコワスレの1群落を抜いてきて、これを一株ずつに細かくして、これを丸鉢に植え付けていった。暗くなって手元が見えなくなるまで。もう花が咲いているのもあるから、植え替え時期としてはもう遅いけれども。楽しかった。こんなことがどうして僕を楽しませているのだろう。
6
「さぶろうが大好きだ」と言ってくれるのは空だ。山だ。風だ。こうして大好きに取り囲まれているさぶろうは、まったくだらしのないさぶろうなのだけれど、それだからこそ幸福者を体感している。
7
いい加減なことばっかり言ってたぶらかせている。誰を? 自分をだよ。調子のいいことばかりを言って怠けさせている。誰を? 自分をだよ。これでいいんだろうかね。いいはずはなかろうけどね。
8
ほんとうのほうとうというのはあるんだろうかね。そりゃ、あるさ。でもね、ほんとうのほうとうという存在はとてつもなく寛大で包容力があって、知らんふりを決め込んでいるのが大好きなんだから、どうしようもなくふしだらなさぶろう、お前はふしだらを責められないですんでいるんだよ。
9
生まれてからずっとわたしを宿してくれている肉体というホテル業の親爺さん、ありがとうよお。こんなだらしない泊まり客で、すまないねえ。文句も言わずにいてくれるんだけど、文句を言いたくなることもあるんだろうねえ。しかし、どんな条件をも付けずにどっきんどっきん打っている心臓をはじめとした五臓六腑。諸器官。手足、首、頭、胴体。皮膚、毛穴、毛。おおおお、おおおおお。頭が下がるよ。
10
今晩死んでもいいようにしておかなくちゃねえ。だよねえ。でも整理整頓がまるで進んでいないよ。それでもいいってことなんだろうね。お構いなしなのかな。うん、そっちがそうまでしていてくれるんだから、こっちも後悔なしだよ。何が起こっても、だから、けちをつけるんじゃないよ。