<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

あなたを感じておりました

2013年12月09日 21時41分55秒 | Weblog
粗末にするな

おのれのいのちだからといって粗末にするな

おのれで

おのれのいのちを誕生させることはできぬ

ということは

いただいたいのちということだ

いただいたいのちを

粗末にするな

誰からなんのためにいただいているかは

まだ掴めてはいないが

いずれはっきりと分かる時も来よう

かならず来よう

いただいたいのちだから

お礼を述べてお返しをする時も来よう

なにもかもおいのちさまのお陰でしたと

お礼を述べて双方満足の握手をするときも来よう



今日そのおいのちさまに

わたしは詩を吟じて聴かせてあげた

おいのちさまはそれを聴いて

ことのほか上機嫌であった



わたしは

あなたとごいっしょできました

2013年12月9日

月曜日

小雨降る中

わたしは

あなたと朝の散歩をして

その道々でひさかたぶりに

あなたを感じておりました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ともかくにこにこする

2013年12月07日 08時45分07秒 | Weblog
おまへ そんなことしか 書けないのか



そんなことしか書けないのであります

申し訳のないことであります



自問して自答する。

大向こうを唸らせるような豪華絢爛な衣装を纏わせてきらびやかな文章を書きたいのだけど、書けない。

そうするにはそれだけの勉強をして努力研鑽を積み重ねばならぬだろうが、それは手抜きだ。

では、おのれの拙文を嘆くには値しまい。

自問自答すれば冬の日はますます寒し。

***

嬉しいことがなにかないかなあ。

楽しいことがなにかないかなあ。

るんるんすることがないかなあ。

うきうきすることがないかなあ。

人に自慢をしてまわれるようなことが自分にもなにか一つくらいないかなあ。

なさそうだなあ。

じゃ、自分のことを自慢にするのではなくて人の自慢を自慢にすればどうだろう。

それで喜べるならそっちの方がたやすいなあ。

人のよろこびをよろこべるようになるには、おのれがずいぶんの向上をしておらねばならぬ。

それだけの向上をしているとはとても思えない。

していれば、おのれの無能をかなしまないでもいられよう。



にこにこにこにこするというのは、どっちにしても難しいことなんだなあ。



なんにもないけどにこにこする。

ともかくにこにこする。

わがあしもとに射してくる朝の光に、にこにこする。

ここまではできそうである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふふ うまい話だろう

2013年12月03日 09時18分31秒 | Weblog


ふふ 
うまい話だろう

だね



こちらは
のっそり
もっこり
うっとりしている



じっとして見入っていれば
それで
万事OK

相手の放つあたたかさに
あたたまっていられる

こんなうまい話があるかね



相手って誰のことだい

ふふ

きみだよ



空が
それ
ぼくのことかいと
訊いてきたので
ぼくは
もちろん
きみのことだよと返事をした

空が
うっとり顔をした



うっとり顔をした空

これを
うっとりして見入っている



これで安心をする

空を仰いで安心をしている

どうだ
うまい話だろう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ただいまです

2013年12月02日 16時09分37秒 | Weblog
午前中にひょいと思い立って、午後から車を飛ばし、大分佐賀関港から三崎港へフェリーで渡りました。

愛媛の松山に着いたのはもう真っ暗でした。三崎港からの長い道のりには閉口しました。

翌日、石手寺にお詣りした後、松山の隣町砥部町にある坂真民記念館を訪ねました。

陳列されている詩人の詩から元気パワーをもらい受けました。

「ぼやぼやなんかしていないで、うううん、自分も何かやらなきゃいかんなあ」という気持ちにさせられました。

   *

「ぼやぼや」

ぼやぼやはいいぞお

ぼんやりしてないで
おまへもしっかり働けなどと肩を叩かれるのだが
ぼやぼやはいい
じつにいい

ぼやぼやするにかぎる

ぼやぼやしていないと
肝心要のことを見失ってしまうからだ

じゃ
おまへにとって肝心要ってなんだい

うん
ほれぼれとして
じっとみとれていることだよ

なにに?

うん
空と山と風と
雲と岩と水と
それからそこにきらめいている光とを
ほれぼれとして見ている

こちらは何も手を下さない

ここがいい

相手を立てるところがいい
こちらをすっぽり包んで
こちらを育てようとしてやまない
その相手方のこころいきに
感じている

ここがいい

こちらは
だからぼやぼやに終始する
これだけで足りている

というわけだ

ふふ

うまい話だろう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする