今朝の空ははっきりとした帯状の雲が見渡すかぎりに続いていて、
朝日が昇りはじめてのやさしい冨士の姿とは対照的でした。
しばらくすると厚い雲はかなり薄れていくのですが、今度は山頂付近が、
強い風に巻き上げられる雪なのか、雲なのかの変化が見られました。
今日は11時少し前のバスでいくつかの買い物を予定していましたが、
風の冷たさに躊躇しながら時折り普段見慣れない空の様子と冨士の姿を
撮っていたけど、思い切って出かけていきました。
デパートの地下のホールケーキの売り場には行列ができていて一瞬
クリスマスにはまだ間があるのに・・・と、思ったほどでした。
あまり長い間の外出は苦手になってきていますので、いつも立ち寄る場所
で、コーヒーとモンブランで小休止して帰ってきました。
帰りのバスを降りたときに吹いている風の冷たさと勢いに驚きながら
戻ってからそう時間もたたないうちに、ここへ越してきてからかなりの
年数がたちますが、見たことのない空の変化にくぎ付けになり、
何かが起こりそうで、干していた柿も大根も洗濯ものも急いで取り込んで
しまいました。黒い雲の下には上から降りてくるのではなく、下から
筋状の雲が這い上がるように幾筋も見えて怖いくらいでした。
きっと気がつかれた方も多かったのではと思っています。
日本海側では雪がかなり多く降り積もって雪かきをしている姿を画面に
映し出されていますのを見るにつけ今年の気象状況はいつもの年とは
違い変化の多い冷たい冬になるのではと案じてしまいます。