11月23日
滋賀県東近江市にある百済寺は日本紅葉百選にも選ばれている紅葉の名所。
本坊庭園で雨に降られたため、20分ほど喜見院の屋根の下で雨宿りしました。
国の登録有形文化財の本坊喜見院は、阿弥陀如来様がお祀りされてます。
雨が上がったので、庭園から少し標高のある見晴らし台に登ってきました。
本坊庭園は別名「天下遠望の名園」とも言われ、琵琶湖の向こうの比叡山から比良山系、手前には太郎坊や安土山、観音寺山を望むことができるんですが、遠くは霞んじゃってますね。。。
大きなわらじが吊るされた仁王門
本堂(国の重要文化財)
慶安3年(1650年)に再建された本堂は中世以来の密教仏殿の形式を残しています。昔は五重塔もあったそうです。
かつて、百済寺を訪れた宣教師のルイス・フロイスは、「百済寺には、多くの僧院、座敷、池泉と庭園を備えた坊舎一千坊が立ち並び、まさに“地上の天国”」と絶賛しましたが、百済寺は信長と敵対する近江守護六角氏の女子供を匿ったことで信長の逆鱗に触れ、一千坊と言われた百済寺は全て焼かれてしまいました。
本堂横の鐘を撞くことができました。
段々と陽も暮れてきました。
一旦 山を下りて、17時から始まるライトアップを待つことにします。
つづく
過去記事<紅葉百選 夕暮れの百済寺>
よろしければ、応援クリックお願いします!