12月21日
高野山真言宗 慈眼山 正壽院(京都府宇治田原町)
宇治田原の山里にある正寿院を訪れました。
本殿
創建は800年前、鎌倉時代に飯尾教寺の塔頭寺院として建立されたと伝わります。資料としては慶長元年(1596年)、祐胤大徳が中興とする記録が残っているそうです。
古くから修験の修行道場、宿場として栄えたそうで、不動信仰が厚く、幾度と八千枚護摩などの荒行などが行われました。
国の重要文化財の快慶作の不動明王像を所有してますが、奈良国立博物館に寄託中だそうです。
どこも写真撮影OKな珍しいお寺さんでした。
虎の毛並みの質感が素晴らしい襖絵
今にも襖から飛び出してきそうな雲龍図
本尊は鎌倉時代後期~室町時代の作と伝わる木造十一面観世音立像で、御開帳は50年に1度だそうです。
そして、正寿院は別名「風鈴寺」とも呼ばれ、夏の間は境内に2,000個の風鈴が飾られ、風鈴が鳴り響く景色は壮大だそうです。
たくさんの風鈴が境内を彩る風情は正寿院から全国に伝わりました。
今はシーズンオフだから、本殿の壁にいくつかの風鈴が飾られているだけでした。。
お寺なのにクリスマスツリー(爆)
よく見たら、吊るされた風鈴全体でクリスマスツリーを表現してんじゃないの?
夏に来たら凄い人なんでしょうけど、この時は管理人夫婦だけでした。
縁にあった葡萄と栗鼠の図は、板戸問答になっているそうです。
『この板戸にはリスが17匹描かれています。リスたちを3人で分けてみましょう』
うーん、分からん
花手水も Merry Christmas バージョン ww
本堂を出てお庭を散策しながら、次は客殿に向かいます。
風鈴だけじゃなく、このお寺の人気スポットがそこにあります(謎)
つづく
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