福井県若狭町の福井海浜自然センター訪問記3回目は館内2階にある水族施設をご紹介。
目を惹く大きな水槽では三方五湖(三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖)それぞれに生息する魚類の生体展示を見ることができました。
湖それぞれで塩分濃度が違ってて、生息するお魚たちにも違いがあるのが興味深いですね。
過去記事<福井海浜自然センター 三方五湖の王者(2017)>
三方湖は淡水湖なので、生息しているのはコイ、フナ、ナマズ、ウナギなどお馴染みのメンバー。
水月湖、菅湖は汽水のため、フナとスズキが一緒に泳ぐ様が何とも不思議ですね~。
久々子湖、日向湖は汽水よりもさらに海水に近い湖で、生息魚類は海のものとほとんど変わらないようです。
イチモンジタナゴ。
日本固有種で、琵琶湖・淀川水系、木曽三川、三方湖に生息するタナゴです。
バスなどの外来魚やタイリクバラタナゴとの競合、乱獲によって数は激減していて、レッドリストでは絶滅危惧IA類に指定されてます。因みに滋賀県では捕獲が条例で禁止されています。
三方五湖でもやっぱり問題になってるのがこのブラックバスやブルーギル、ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)などの外来種。生態系に影響を及ぼす生物たちも展示されてました。
若狭湾の魚たちもテーマに分けていくつかの水槽で展示されてます。
写真はアマモ場に生息するお魚たち。アマモが茂ってる場所は本当に魚種が豊富で、お魚捕りを趣味にする管理人にとってもめっちゃ魅力的な場所なんですよね。
最近はなかなか海ガサする機会もありませんが(涙)
若狭の海に住む危険な生き物ゾーンから、オニオコゼ。
時々、ダイバーが誤って踏みつけたりして、その鰭の棘の毒で死亡することもある危険なお魚です
他にもハオコゼ、ゴンズイ、アイゴなどが展示されてました。ゴンズイ、ハオコゼは捕獲・飼育経験があるけど、アイゴはまだ見たことありません。
タツノオトシゴ(アルビノ)。
タツノオトシゴは秋になると海岸近くのアマモ場でも採取できたりします(経験談)。
マハタの幼魚も特別展示されてました。
成魚になると1m、10kg以上にもなる超高級魚ですね。市場に出回るのは養殖魚で天然物は貴重&超高価です。
これで福井県海浜自然センター訪問記はおしまい。
入館無料の楽しい施設なので、お近くをお通りの際はぜひ立ち寄ってみて下さいね
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(人''▽`)ありがとう☆
コメントありがとうございます。
オニオコゼ、食べれますけどね。
売ってるものは毒のある背びれは取り除いてあります。
浅瀬にもいるので、裸足で海に入るのはおススメできません。
いつもありがとうございます(#^.^#)