「栃木 栃木」
栃木「蔵の街」の魅力
栃木県栃木市。ここは「蔵の街」として知られています。巴波川(うずまがわ)が流れるこの地域は、江戸時代からこの川を利用した交易で栄えた街。この街には、今でも江戸時代から残る歴史的な建造物が数多く残されています。街を散策すると、まるでタイムスリップをしたかのような気分に。あちこちに残る古い商店などを発見することができます。
観光の入り口となるのが「栃木駅」です。北口を出ると…え?これはポケモンのボール?こんなオブジェに惹かれてしまいます。JRと東武鉄道が構内でつながっているので、どちらからでもアクセスできます。
◆アクセス
<電車の場合>
JR両毛線・東武日光線「栃木駅」
<車の場合>
東北自動車道 栃木I.C.から県道3Kmほどで栃木市へ
蔵の街には「蔵の街駐車場」や旧市役所など駐車できる場所が数ヶ所ありますので便利です。
意外な驚きがある「塚田歴史伝説館」
塚田歴史伝説館は、江戸時代に巴波川を利用して木材を運んでいた木材回漕問屋だった場所。趣ある建築物ですが、中にはなんとハイテクロボットが待っています!
え?本物??と目を疑うほど精巧に作られた、ハイテクおばあちゃんロボット。三味線を弾きながら語ってくれます。時々まばたきまでするので、ちょっと怖いぐらいです。他にも館内では、ハイテクロボットによる蔵芝居などが楽しめます。ロボット達が大活躍。
豪商のお庭も眺めることができます。水琴窟があり、なかなかの風情あるお庭です。
お祭りが再現されている「とちぎ山車会館」
県指定有形民俗文化財の山車の保存を兼ねて作られたのが「とちぎ山車(だし)会館」。館内1階では、栃木市で2年に1度行われる「とちぎ秋まつり」が、映像、光、音で再現されています。意外と見ごたえがあり楽しめます!本物の秋まつりを見てみたくなりますよ。
3台の山車が常に展示。定期的に他の3台の山車と入れ替えて展示されています。祭りの時期に行ってしまうと、祭りで山車を利用しているため、山車を見ることはできなくなっています。2階にはお祭りで使われる道具や衣装などが展示されています。
会館前の広場ではときどきマーケットが開催されることも。画像は5月の連休に開催された古本市です。事前に蔵の街ホームページで、催し物をチェックしておくのがおすすめです。
蔵の街にはなくてはならない「巴波川」
巴波川は舟で観光することもできます。船頭さんが舟の上から蔵の街を案内してくれることで人気になっています。ゆったりと舟に揺られながら眺める街並みは、陸から見るのとは少し違っていて、景色に溶け込んでいるかのような気分に。
歴史的建造物を見てまわりましょう
パステルカラーの味のある建物は「栃木市役所別館」。大正時代に建築された建物で、国の登録有形文化財に指定されています。
3棟の土蔵を改修して「とちぎ蔵の街美術館」として使用しています。およそ200年前に建てられたという、この土蔵だけでも見ごたえあります。中には、栃木県ゆかりの美術品などが展示されています。
創業嘉永元年。建物を見に行くだけでも価値がある、「三枡屋本店」。こちらは老舗の人形店です。ひな人形や羽子板を、今でも購入することができます。吊るし雛や和雑貨も売っているので、素敵なお土産に出会えるかも。
国の登録有形文化財であるこちらの建物は「下野新聞社栃木支局」です。文久元年(1861年)に建築されたこの建物を下野新聞が購入し、改築してこの姿を残しているそうです。
*https://icotto.jp/presses/3404 より
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