「二の句が継げない」
次に言う言葉が出てこない。あきれたり驚いたりして、次に言うべき言葉を失う。
「二の矢が継げない」
続いて打つべき手段がない。
「二匹目の泥鰌」
《「柳の下に何時 (いつ) も泥鰌は居ない」から》他人の成功した行為や作品をまねること。
「鰾膠もしゃしゃりも無い-にべもしゃしゃりもない」
《粘りけもさっぱりしたところもないの意から》味もそっけもない。にべもない。
「鰾膠も無い」
愛想がない。取り付く島もない。
「鰾膠/鮸膠-にべ」-1 ニベやコイ・ウナギ・サメなどの浮き袋からつくるにかわ。粘着力が強い。にべにかわ。2 愛想。世辞。
「愛想がない」「冷たい」といったそっけない様を表す言葉です。「彼はにべもなく断った」のように、何かを断られたり、否定されたときに用い、相手にあまり良い印象を持たなかったときに使う表現です。
この表現に含まれている「にべ」とは、「ニベ」という魚の名前からきています。ニベの浮き袋は粘り気が強いことから、「膠(にかわ)」と呼ばれる接着剤の原料になっています。精製度が低いものは工芸品などの接着剤に用いられ、精製度が高いものは食品や医薬品に用いられる「ゼラチン」として知られています。
膠は非常に粘着力が強く、古くは弓を作る際の接着剤として使用されていました。その強度は、当て字で「膠(にべ)」と呼ばれていたほど。そして、膠の強力な粘着力を人と人とのつながりに例え、他人に愛想がない様を「にべもない」と呼ぶようになったといわれています。
このような由来を持つため、「鰾(うきぶくろ)」という漢字を合わせて、「鰾膠(にべ)もない」と表現する場合もあります。
*https://www.shizensyokuhin.jp/archives/articles/21 より
*goo辞書 より
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