「Fー1セブン 赤星憲広、沖原佳典、藤本敦士、上坂太一郎、松田匡司、平下晃司、高波文一」
「野村さんはキャッチコピーをつける名人」阪神タイガース“F1セブン”と『秘伝の書』《赤星、沖原ら俊足軍団の証言録》 長谷川晶一 2023/11/04
「あの年の阪神には足の速い若手選手がたくさんいました。そこで野村さんは僕らを売り出すために、そして相手チームに対して、“今年の阪神は足を使った野球をするぞ”というアピールを込めて、《F1セブン》と名づけたんです」
'01年2月6日、春季キャンプ練習終了後のことだった。野村は報道陣との間でこんなやり取りを残している。
「1号車に赤星(憲広)、2号車に藤本(敦士)、3号車に沖原。3号車までの選手には試合に出てもらいます。4号車には上坂(太一郎)、5号車に平下(晃司)、6号車に松田(匡司)、7号車に高波(文一)。これでお願いします」
このときのことを松井はよく覚えている。
「マスコミに向けて自軍の選手を大きく取り上げてもらったり、売り出したりするのも監督の大切な仕事です。野村さんはキャッチコピーをつける名人ですから、報道陣との話の流れから《F1セブン》というフレーズがたまたま生まれたんです」
*https://number.bunshun.jp/premier/articles/16945 より
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