「サクラエビのかき揚げ」
主な伝承地域 静岡市
主な使用食材 生サクラエビ、小麦粉
歴史・由来・関連行事
国内で水揚げされるサクラエビの全ては駿河湾産である。水深400~600メートルの海中に群れで暮らしている。産卵期は6~8月で、この時期は資源を守るため禁漁期間としており、春漁は3月中旬~6月初旬、秋漁は10月下旬~12月下旬である。漁では夜間に浮上した物だけを捕獲する。 サクラエビのかき揚げは漁港付近に限らず、県内全域の一般家庭でもよく作られ、飲食店でも提供するところは多く、静岡県のよく知られた郷土料理である。
食習の機会や時季
ほぼ年間通して食されている。かき揚げをそのまま、あるいは丼にしたり、蕎麦やうどんにのせたりして食べる。生サクラエビのほか素干しのサクラエビでも作られている。
飲食方法
生サクラエビを小麦粉と水とまぜ、180度の油で揚げる。
保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
由比港漁協ではサクラエビの料理教室を実施したり、毎年5月には「由比桜えびまつり」を開催している。
県内の学校給食では、サクラエビとしらすのかき揚げが提供されることもある。
*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/36_28_shizuoka.html より
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