「生しらす丼」
主な伝承地域 西部地域(浜松市舞阪)~中部地域~東部地域(沼津市静浦)
主な使用食材 生しらす、わけぎ(ネギ)、きざみ海苔、わさび
歴史・由来・関連行事
しらすはカタクチイワシやマイワシの生後約1~2か月の稚魚のことであり、静岡県のしらすの漁獲量は全国で一、二を誇る。駿河湾は大量のプランクトンが発生する日本で有数の漁場であり、船曳網漁により3月末から1月中旬まで漁獲されている。
しらすは、鮮度のいいものは「生しらす」で食すことができるほか、釜茹でにされた「釜揚げしらす」、それを干した「しらす干し」、「ちりめん」、生しらすを板のり状に薄く延ばして干した「たたみいわし」などの加工品が有名である。
食習の機会や時季
家庭で作るほか、飲食店でも食せる。
飲食方法
ご飯の上に、刻み海苔をちらし、その上に生のしらすをのせる。ワサビ醤油で食す。
保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
漁協直営の食堂や直売所で食すことができる。
*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/36_23_shizuoka.html より
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