「紅白なます」
大根と人参を用いたなます。
祝い事に用いる紅白の水引にあやかる[26]。平安と平和を願う縁起物。
*Wikipedia より
「紅白なます」の意味
由来・いわれ
紅白なますは、紅白の水引をイメージし細く切った人参と大根で表現したもので、一家の平和を願う縁起物とされています。 かつては、生魚や肉を細かくきざんで、調味料とあえたものを「なます」と呼んだそうですが、生魚と野菜を味付けしたものになり、やがて野菜のみをお酢で味付けしたものを「なます」と呼ぶようになりました。疲労回復や腸内環境の改善などに効果的と言われている一品です。
*https://shaddy.jp/osechi/yurai-kohakunamasu/ より
鱠、膾(なます、音読みでは「カイ」、ピンインではkuài)は、切り分けた獣肉や魚肉に調味料を合わせて生食する料理をさす。
獣肉を用いた物は「膾」、魚肉を用いて同様の調理をしたものは「鱠」、また「魚膾」ともいった。
日本では魚介類や野菜類、果物類を細く(あるいは薄く)切り、酢を基本にした調味料で和えた料理に発展した。日本の膾については酢の物ともよばれる。
日本の膾(なます)について
膾の文字は古事記や日本書紀の時代から見られ、生肉を細かく刻んだものを指した。「なます」の語源は「なましし(生肉)」とも「なますき(生切)」が転じたとも言われている。なお、膾に酢を用いるようになったのは後世のことなので、「生酢」を語源とするのは誤りである。江戸時代まで「膾」は膳におけるメインディッシュとしての扱いを受けており、膳の中央より向こう側に置かれることから「向付」(むこうづけ)と呼ばれるようになった。
現在「なます」の調味料として用いられるものとしては、甘酢、二杯酢、三杯酢、ゆず酢、たで酢などがあるが、古くは煎り酒(鰹節、梅干、酒、水、溜まりを合わせて煮詰めたもの)なども用いられた。
膾の原義に忠実な料理としては、鮭の氷頭を用いた「氷頭なます」や、千葉県の房総に見られる漁師料理の「水なます」などがあげられる。水なますは鯵などの小魚を細かく叩いて味噌で調味し、薬味となる香味野菜と共に氷水に取ったものである。また魚介類を酢締めにした酢蛸や〆鯖などの「酢の物」、刺身やかまぼこなどを酢味噌で和えた「酢味噌和え」「ぬた」なども膾の一種である。
室町時代の院政期以降は、魚介類や獣肉に限らず酢を用いた和え物全般を指すようになり、野菜や果物だけを用いる「精進なます」が生じた。根菜類を油揚げや椎茸などと炒ってから酢で和える「焼きなます」は現在も家庭の惣菜として作られる。
正月のおせち調理として、レンコンを使った「酢蓮(酢れんこん)」や、繊切りにしたダイコンとニンジン(あるいは干し柿)を用いた「紅白なます」が作られる。赤と白を源氏と平家の旗に見立てて「源平なます」とも呼ばれる。
*Wikipedia より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます