「こが焼」
お祝い事に食卓を彩る、郷土料理「こが焼き」
お祝いの席に「こが焼き」が並ぶのは鹿児島だけ⁉ 伝兵衛蔵だより #132 2022.12.26
新しい年の食卓を彩るおせち料理。家族や親戚が集まり、みんなが笑顔で語り合い、焼酎を酌み交わすお正月の風景には欠かせないものです。数の子、ごまめ、栗きんとん…名前やその姿から新年の慶びと幸福を願うことに由来する縁起物がたくさん並ぶ料理の数々、ながめているだけで心躍りますよね。
その中でも、私たち鹿児島では当たり前に食べられている「こが焼き(こがやき)」。新鮮な卵に魚のすり身を混ぜて焼き上げた卵焼きは、独自の料理文化を持つ鹿児島で古くから愛されてきたものだそうです。子供のころからおせちのお重の中に、紅白のかまぼこやさつま揚げと一緒に当たり前のように並んでいたので、ここ鹿児島がルーツと聞くと不思議な感じさえします。
同じく魚のすり身を材料に作られる、「さつま揚げ」の発祥の地とされる串木野ですから、「こが焼き」も身近な料理。クセになる甘さと独特の食感、色とりどりの正月料理の中でもひときわ存在感を示す、「こが焼き」にあらためて注目してみましょう。
『焼酎とお食事処 伝兵衛』料理長に聞く、「こが焼き」の作り方
伝兵衛蔵の隣には、ランチやディナーで本格焼酎とともに食事を楽しめる『焼酎とお食事処 伝兵衛』があります。焼酎と料理のマリアージュを提案する同店の料理長・赤崎さん直伝の「こがやき」レシピで、お正月の食卓を豊かにしてみませんか。
【材料(1本分)】
A 〇木綿豆腐:300g
〇すり身:150g ※はんぺんで代用OK
B 〇片栗粉:25g
〇砂糖:80g
〇塩:1.5g
C 〇卵:5~6個
〇卵黄:適量
〇サラダ油:適量
【作り方】
①フードプロセッサーでAを混ぜる。
②Bを混ぜていく。Cを何回かに分けて混ぜ合わせていく。
③型にラップを敷き、少し油を塗り敷き入れて、40分~50分蒸す。
※蒸し器が無い場合は、フライパンに水を入れて蒸す。
④表面に卵黄を塗り、フライパンで焼き色をつける。
⑤冷蔵庫で冷ます。
*https://www.hamadasyuzou.co.jp/denbee/column/post_132.html より
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