「天のつぶ」
誕生エピソード
栽培しやすく、玄米品質が良好な良食味品種を目指し、「米どころ・ふくしま」が1995年から15年の歳月をかけて開発したオリジナル品種です。「コシヒカリ」と「ひとめぼれ」の系譜を持っています。奇しくも、東日本大震災の年に誕生しましたが、お米に関しても世界初の「米の全量全袋検査」を行い、福島の真正面からの取り組みに、安全への理解と支持の輪が広がっています。
名前の由来
穂が出るときに天に向かってまっすぐ伸びる稲の力強さと、天の恵みを受けて豊かに実る一粒一粒のお米をイメージして名づけられました。
おいしさの特徴
「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」に匹敵するおいしさで、食べ応えのあるしっかりとした食感があります。炊きあがりの香りが良く、光沢があり、粒がそろった美しいお米です。「天のつぶ」を実際に食べていただいた消費者へのアンケートでは「さっぱりしてしっかりした食感が良い」という意見が出され、「天のつぶ」を試験的に使用した店舗でも「お客に好評、味が良い」との声が挙がりました。
*https://life.ja-group.jp/food/okome/detail?id=125 より
15年かけて開発された福島オリジナル品種
日本屈指の米どころ福島県で、食味が良好な品種を目指して1995年から15年もの歳月をかけて開発された福島県オリジナル品種です。稲が倒れにくいこと、いもち病に強いことから栽培しやすく、また収量の多さや品質の高さも特徴です。2010年に県の奨励品種になっています。
復興のシンボルに
天にまっすぐ伸びる稲の力強さと、天の恵みを受けて豊かに実る一粒一粒を表現し「天のつぶ」と命名されました。デビューが2011年ということもあり、まっすぐ伸びる稲のイメージから、東日本大震災の復興のシンボルにもなっています。
なお、福島県は安全・安心の取り組みとして、福島で作られたすべてのお米に対して放射性物質の「全量全袋検査」を実施してきました。通算5年間の基準値超過がないことから、一部地域を除き、令和2年産米からはモニタリング検査へと移行しています。
*https://smartagri-jp.com/food/2800 より
*農研機構HP より
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