うまいッ!「栄養たっぷり!夏の味覚“オクラ”~高知・南国市~」 2014年06月29日
番組内容
今や夏野菜の定番の一つとなっている「オクラ」。おいしいだけでなく栄養も満点。夏バテした体にもオススメだ。高知県南国市では、“甘くて柔らかい”絶品オクラを作るため、農家が手間を惜しまず、愛情をたっぷり注いでいる。産地では若い作り手も続々登場。おいしさの秘密を探る。もともとはアフリカが原産のオクラ。世界ではいろいろな食べ方で愛されている。家庭でできる料理も紹介。オクラの世界をディープに堪能していく。
*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201406290615001302100 より
詳細不明につき、勝手に調べてみました。
「オクラ」
オクラの概要
特有の歯ごたえとネバネバが特徴で、夏バテ対策にもよいとされる「オクラ」。断面の星型を生かして料理のトッピングとしても目を楽しませてくれます。クセのない味なので子どもにも好まれる野菜といえるでしょう。
店頭に並んでいるオクラは角が張った五角種のものが多いですが、大型で丸いものや果皮が赤いオクラもあります。日本ではおもに鹿児島県や高知県、沖縄県など暖かい地域で作られていて、冬から春にかけてはフィリピンやタイなどからの輸入ものが店頭に並びます。
オクラの歴史
オクラの原産地はエジプトやエチオピアなどアフリカ北東部と考えられていて、エジプトでは紀元前から栽培されていました。アメリカへは18世紀に伝わり、19世紀になってから栽培が行われるようになったそうです。
日本へは幕末にアメリカから入ってきましたが、一般家庭の食卓に並ぶようになったのは1970年頃から。それまではおもに花を鑑賞するのが目的で、第二次大戦中は完熟した種子をコーヒー豆の代用にすることもあったそうです。
ちなみにオクラの和名は「アメリカネリ」といいますが、これは「アメリカ」から渡来した「ネリ(トロロアオイ)」という意味。また「オクラ」という名前は現地語からきていて、英語でも「okra」と書きます。
オクラの選び方(見分け方)
選び方
新鮮なオクラは、全体が細かいうぶ毛で覆われていて張りがあります。全体の緑色が濃く、ヘタが変色していないかも確認しましょう。育ちすぎのものはかたくて食味が劣るとされているので、大きいものよりも小さいほうがおすすめです。
オクラの保存方法
涼しい環境なら室内でも大丈夫ですが、夏場は傷みやすいので冷蔵庫の野菜室に入れましょう。ただ、オクラは乾燥と低温にも弱いので、そのまま冷蔵庫に入れてはいけません。新聞紙などで包み、ポリ袋に入れてから保存します。3~4日を目安に使い切りましょう。
長期保存したい場合は、かためにゆでて水気をしっかり拭き取り、保存袋などに入れて冷凍します。使い切る目安は1か月程度です。
オクラの食べ方
和え物、炒め物、揚げ物、サラダ、酢の物、煮物、スープなど
オクラは生のままでも食べられますが、サッとゆでると口当たりがよくなります。また、調理前にうぶ毛を取っておくと舌触りがソフトになり、ゆで上がりの色もよくなります。うぶ毛の取り方は、オクラに塩を少しかけてこすり合わせるだけでOK。うぶ毛が痛い場合は、キッチンペーパーなどでこするとよいでしょう。
オクラは輪切りにすると断面が星の形になり見た目が華やかになります。細かく刻むと粘りが増してトロロのような食感になります。まるごと使う場合は、ガク(へた)の先端を少し切り落とし、鉛筆のようにとがらせて薄くむくとよいでしょう。
*https://www.yasainavi.com/zukan/okra.htm#google_vignette より
高知で援農 土佐指南家おかみが体験取材! オクラ編 和田玲子 2018/06/27
シェアハウス土佐指南家(とさしなんや)「おかみ」の和田玲子です。
夏野菜といえば、何を思い浮かべますか ? 色鮮やかな野菜を想像しましたか・・ 例えば、キュウリ、ナス、トマト、ピーマン、オクラなど。そして、この中に生産量が鹿児島県に次いで高知県が全国第2位の野菜があります。
その野菜とは・・・ オクラ なのです。では、ここでオクラについての豆知識をお話します。
①オクラはアオイ科で、ハイビスカスの仲間。ここで納得 ! ハイビスカスとオクラの花はよく似ていますね。ぜひ、オクラの花を見てくださいね。( おかみのオススメ! )
②オクラは豆類のように、茎から垂れ下がり実を結ぶように想像しがちですが、実は花の咲いた後、そこから実が大きくなり、上に向かって茎に着いています。太陽に向かい光を浴びてまっすぐ上向きに育つ姿に感動します。
そんな高知代表の野菜であるオクラと葉ニンニクを主栽培している農園が南国市にあります。土佐指南家が信頼するオーナーはIターンで就農、営業職の経験があり、高知りょうま空港で「空飛ブ八百屋」を展開しています。
先輩農家から栽培方法などを学び、先駆的な取り組みを実践され、地元の方々との繋がりを大事にしているオーナーの姿勢には頭が下がります。
オクラの開花に伴い、6月中旬以降、早朝から一つ一つ、手作業での収穫となります。そこで、オクラの収穫時期の援農プログラムを計画しました。( 土佐指南家fb 掲載 )おかみ自身も、3月初旬から順次、オクラの1年間の成長を追って、体験取材をしていくことにしました。その時の様子をご紹介いたします。
オクラの種まき
ビニールハウス開発前より考案された露地での地温を暖める栽培方法を行っています。数十年前からの先人達の知恵から生まれた栽培方法だそうです。マルチの中央部にビニール袋を置き入水、マルチの穴の部分にオクラの種まき、その後、外側にビニールのトンネルをする作業が3月初旬からスタートしました。3〜4度地温上昇効果をもたらすと知り、驚きました。
オクラの成長観察
3月下旬には発芽して4月、5月と日ごと成長していきます。外側のビニール天井に指で穴を開け温度調整、適宜様子を見ながら除草や水やりを行っていきます。
ビニールの天井の穴あけは、大変楽しくて童心に戻り、はしゃいでいました!圃場が砂地なので、たっぷりと水を数回かけます。「大きくなあ〜れ」とついつい話しかけていました。
オクラの収穫
6月初旬よりオクラの収穫がスタート。一つ一つ手作業で収穫していきます。オクラのサイズを確認しながら、はさみでチョキンと収穫していきます。オクラの花や風に揺れる花姿に見とれてしまうことも。水やり、除草などの作業を適宜行っていきます。また、出荷に向けて包装などの作業もあります。
体験取材を通して
圃場の片隅に、大木があり、木陰では快適に休憩できます。吹く風がいっそう心地よく感じられます。収穫や土に触れる時間は、見て、聴いて、触れて、嗅いで、時には食事を味わうというように五感を活用します。
自然体で土に触れる、作業をしていると気持ちが、次第に落ち着いていくことを体験しました。心身ともにリフレッシュできました。
また、オクラの圃場から徒歩で数分の所に、オーナーのお宅があり、援農作業時の休憩や食事ができるオアシスになります。採れたてオクラでのランチ会、日曜市や空港内の空飛ブ八百屋での活動秘話など、交流の場として大活躍しそうです。
休憩時間のオーナーとの話では、感心したり知識を得たりと大変勉強になります。
コンピュータ制御が進んできている時代ですが、 農作業の管理でも、最終確認は人間の目で行うコトが大事ではないか、機械だけに任せきりにするのはリスクを伴います。機械の故障でビニールハウス天井部の自動開閉が作動しなかったとの事例もあるそうです。他の仕事も同様で、リスクマネージメントを忘れてはいけませんね。
最新の技術も知りつつ、先人の知恵も知ることの必要性も感じます。
特に年配の方々の経験や知恵は代々の言い伝えの場合も多く、次世代に継承していきたいものです。
農業は天候など自然が相手のため、思い通りにいかない、予想外のできごとと向き合うことで、ご自身もステップアップされて、先を見据えた仕事をされている方が多いと感じます。
作物を栽培しながら、新たなことにも積極的に挑戦されている堤農園オーナーから、いつも刺激とパワーを頂いております。
土佐指南家では、信頼する農家さんの所での作業体験を計画しています。
①佐川町の土本観光果樹園さんでのりんごの収穫までの作業( 6月下旬〜11月予定 )
②南国市の堤農園さんでのオクラ収穫作業( 6月下旬頃〜9月末予定 )
高知市で2018年4月より開始された二段階移住の補助制度を利用すると、1か月のシェアハウス土佐指南家の家賃の個人負担がなしとなります!ぜひ、この機会に高知市の拠点として、ご活用ください。
二段階移住についてのご相談も承ります。この夏からは、民泊制度を利用して、1日からの短期ご利用もできるようになりました。
作業体験やシェアハウスに関心のある方、ご利用希望の方は、以下から土佐指南家の情報をご覧ください。
web> http://10347n8.com
fb> http://www.facebook.com/10347n8/
次号も楽しい情報をお伝えできるように頑張りますので、よろしくお願いいたします。
*https://inaka-pipe.net/20180627/ より
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