ねこ庭の独り言

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天の配剤 - 5 ( 小室圭氏と母親の元婚約者 )

2021-04-24 17:57:24 | 徒然の記

 今回より、4月9日の小室氏に関する記事について述べます。氏の顔写真入りで、5段組みの記事です。「小室さん 話し合い頓挫」「金銭問題で文書を公表」・・これが見出しです。

 皇室に関わる新聞記事は、平成29年6月に「退位特例法」が成立して以来スクラップしていますから、小室氏のことも遡って調べられます。新聞だけでなく、週刊誌や雑誌がゴシップ記事を書き立てていますので、むしろこの件は国民周知の事実です。

 「秋篠宮家の長女眞子さま (29)と、婚約が内定している小室圭さん(29)が8日、」「週刊誌などで報じられている、家族の金銭トラブルに関して、」「改めて説明する文書を公表した。」

 これが書き出しの文章です。「家族の金銭トラブル」というのは、小室氏の母親が元婚約者から得た約400万円のお金の話です。相手は「貸した」と言い、氏の母親は「もらった」と語り、返す返さないでもめています。氏自身も、母親と同じ意見で、「頂いたお金なので、返す必要はなく、返す気持ちもない。」と、マスコミの取材で答えています。

 横浜市役所に勤務していた父親が自殺して以来、氏は近くの洋菓子屋さんで働く母親との二人暮らしで、元婚約者から渡されたお金は、学資として氏のためにも使われていました。それなのに、無下に「返す気もない」とはねつけたところが、問題なのです。誠実さの欠けた氏の言葉に、国民の多くが疑問を抱きました。しかし私が今、一番の疑問としていることがもう一つあります。

 マスコミも世間もほとんど注目していませんが、小室氏の母親にお金を貸したという人物とは、一体何者なのでしょう。「元外資系商社マン」「離婚歴2回」「ジャガーに乗る金持ち」「マンションを購入し、一時小室氏親子と暮らしていた」・・・と、この程度のことしか伝わっていません。

 小室氏の金銭トラブルが騒がれると、そのまま皇室へ波及するため、大問題となります。皇室と無関係な親子の金銭トラブルなら、「人の噂も75日」で、とうの昔に消えているでしょうし、元々新聞種にもならなかったかもしれません。

 「小室氏は、わずか400万円のお金で、皇室に大変なご迷惑をおかけしている。」「一体、何を考えているのだ」

 私を含め、多くの国民がそう思い、小室親子への疑念と嫌悪が生じ、消えません。しかし私は一方で、皇室にご迷惑をおかけしているのは、元婚約者も同様でないのかと考えています。報道されているほどの金持ちなら、氏の方も、卑劣な人間の仲間ではないのでしょうか。

 たかだか400万円をネタにし、一躍有名人となった小室親子を弄んでいると、私にはそう思えてなりません。マスコミの「守秘義務」とやらに守られ、名前も名乗らず顔も出さず、何か言う時にはマスコミを介して話をする。今では弁護士まで立て、自分の姿は隠したままです。胡散臭くてなりません。

 お世話になった氏に対し、お金は贈与だから返す気はないと、礼儀知らずな小室氏を嫌悪しつつ、同時に元婚約者に対しても、同じ気持ちです。私から見れば、彼らはどちらも皇室を傷つける卑しい人間であり、国を害する「害虫」です。

 「 こういう害虫の侵入を、どうして皇室は防げなかったのか。」

 秋篠宮様や両陛下に言及する前に、皇室をお守りすべき宮内庁、皇宮警察、警察、内閣府には、どんな危機管理システムがあるのかと、それを疑問視する方が先なのです。

 金銭トラブルで揉めている彼らは、今は単なる民間人かも知れませんが、皇室を揺るがせ、国民を困らせている大問題ともなれば、敵対国が目をつけずにはいません。、彼らのいずれか、あるいは双方に、他国の組織が接近する可能性が生じます。もしかすると、すでにそうなっているのかもしれませんが、単なるスキャンダルと見るのは、一般庶民だけにして欲しいものです。

 国の安全保障につながる問題だと、日本の指導者には考えてもらいたいと思いますし、そのくらいの警戒心がなければ、国と国民の安全は守れません。杞憂でないのかと思われる方もいるのでしょうが、私の心配は先日見たネットのネットの情報にあります。真偽を確かめる方法はありませんが、「挺対協」に関する記述でした。

 「挺対協」は、正確には「韓国挺身隊問題対策協議会」と言い、韓国内で最大の圧力団体です。慰安婦問題で日本を糾弾し、韓国国民を扇動し、韓国政府を動かしている、憎むべき団体です。日韓政府が合意した解決案でさえ、ひっくり返してしまう政治力を持っています。韓国国内だけでなく、日本でも知らない人はいないはずです。

 ある内部告発がきっかけとなり、「挺対協」の杜撰な資金管理状況が暴露され、激しい攻撃にさらされています。慰安婦に渡すべき金を内部で溜め込み、組織を運営する人間たちが、個人的に投資したり住宅を購入したりしていたのが、バレてしまいました。

 暴露されたその情報の一端に、驚くべき事実がありました。

 ・挺対協結成のキッカケは、一人の韓国人活動家と北朝鮮人工作員だった。

 ・組織の目的は、「慰安婦問題の解決」でなく、「慰安婦問題の紛争化」だったこと。

 ・「慰安婦問題」が長引くことによる、「日韓の対立」「韓国・北朝鮮の対立」を目的とする。

  つまり挺対協は、慰安婦問題を解決する意思が元々なく、日本、韓国、北朝鮮の間で対立と紛争を煽ることだけが目的だったのです。日本の外、つまり国際社会には「騒ぎを起こすことだけ」を目的とする、危険な組織や団体がいくらでもあるということです。彼らにとってみれば、小室氏親子の金銭トラブルは、日本の皇室まで波及するのですから、願ってもない騒ぎです。「日本弱体化」のために、利用しない手はありません。

 こういう観点から小室氏問題を考え、次回以降意見を述べようと思います。邪推に過ぎないと思う、興味のない方はスルーしてください。

コメント (6)
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