BS放送で、NHKのワールドニュースを見ました。
ウクライナ戦争、トルコ・シリアの大地震、アメリカ大陸を縦断した中国の偵察気球など、世界各地の状況を伝えてくれます。同じ内容で民放各社も報道していますが、やはりNHKの報道を見ます。
民放を見ない理由、は簡単です。
・民放の報道は、肝心なところでコマーシャルが入り邪魔をする
・コメンテーターというのか司会者というのか、騒々しい声で語り、見ている者に自分の意見をおしつける。
・常連のお笑いタレントの解説者がいて、自分たちの意見を喋る。
ニュースは大騒ぎせず、考えながら見るものと思っているため、お笑いタレントの話はコマーシャル同様邪魔になる方が多いのです。
NHKのニュースを見る理由は、この反対ということになります。
・NHKの報道には、コマーシャルが入らない
・アナウンサーが静かに話し、自分の意見を言わない。
・お笑いタレントの邪魔なお喋りがない。
つまりNHKの報道には、視聴者を安心させる静かさと落ち着きがあり、信頼感が生まれます。長い間NHKはこの姿勢を守り、国民の信頼を得てきました。かってNHKの会長だった海老沢氏は、こう言っていました。
ずっとそういう時代がありました。これから先もそうでなくてはならないのに、いつの間にかNHKは変わりました。国民の受信料のおかげで、コマシーシャルを入れなくて済んでいることを忘れています。
「みなさまのNHK」と、昔の言葉を使いながら、「みなさま」である国民を無視する放送局となりました。約一万四千人の職員の中に、ほんの一握りの反日職員がいて捏造報道を作ります。
「緑なき島」の映像問題だけでありません。原発事故の処理に苦労している東電が、貯蔵の限界を超えたかっての汚染水を、世界基準以下のレベルまで処理し、海洋投棄をしようとしている時、NHKは次のように報道しました。
「東電は、福島の原発に溜まった〈汚染水〉の海洋投棄を計画している。」
本来なら、〈汚染水〉でなく〈処理水〉と言うべきなのに、NHKはそれをしませんでした。早速韓国と中国政府が、自分の国の汚染を隣国に広げようとしていると、騒いでいます。
日本の国を大切にする気持ちがあるのなら、NHKは〈汚染水〉でなく〈処理水〉の説明を丁寧にすべきでした。
「世界の数多くの原子力施設でも、規制基準を満たすよう希釈した上で、トリチウムの海洋放出が実施されている。」
「国際原子力機関(IAEA)が日本について、海洋放出は技術的に実現可能であり、国際慣行にも沿っていると評価している。」
この説明をせず、〈汚染水〉とニュースを発信するから、NHKは本当に日本の公共放送なのかと疑問を持つ国民が増えます。
・日本のための放送をせず、日本が悪く思われるような放送をしている。
・うかつな失敗のレベルでなく、日本の不利益となることを故意に報道している。
最近は特定のドキュメント番組だけでなく、日常的ニュース報道にもこのような悪意がチラリと混じるようになっています。
海老沢氏の言葉通りのNHKにしなければなりません。NHKは富士山や新幹線と同じく、日本の誇るべき宝なのです。一万四千人の職員の中にいる、ほんの一握りの反日職員の捏造報道をこのまま許して良いものでしょうか。だから私は、NHKドキュメント『緑なき島』のシリーズを書き続けます。
( 令和5年2月9日16時50分、safariが侵入を阻止したトラッカーが94件。昨日より13件増加 、100件を超えそうです。)