ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

歴史に残る岸田首相の功績 - 22 ( 空に舞う、3匹の龍 )

2023-12-23 22:50:08 | 徒然の記

 ネットで得た様々な知識を得て、「3大メガバンク」の株主を見ますと、新しい景色が見えてきました。

〈 三菱UFJファイナンシャルグループ   〉 (  2023年9月現在 )   資本金 :2兆1415億円

   ・日本マスタートラスト信託銀行 ( 信託口 )   15.42 %

   ・日本カストディー銀行 ( 信託口 )         5.91 %

   ・SSBTC CLIENT OMNIBUS ACOUNT        1.94 %

   ・THE BAHK OF NEW YORK MELLON AS DIPOSITARY BANK  1.94 %

   ・STATE STREET BANK WEST CLIENT TREATY                       1.84 %

   ・日本マスタートラスト信託銀行 ( 明治安田生命 保険相互会社。信託口)  1.45 %

   ・JP MORGAN  CHACE BANK                1.38 %

   ・トヨタ自動車株式会社                            1.23 %

   ・日本生命相互保険会社                            1.18 %

   ・ JPモルガン株式会社                              1.13 %

  〈 三井住友ファイナンシャルグループ 〉( 2021年3月現在 )    資本金 :2兆3412億円

   ・ 三井住友ファイナンシャルグループ              50 %

   ・ 住友商事株式会社                               50 %

   〈 みずほファイナンシャルグループ 〉  (  2023年9月現在 )   資本金 :2兆2167億円

   ・日本マスタートラスト信託銀行 ( 信託口 )   16.8 %

   ・日本カストディー銀行 ( 信託口 )                 5.46 %

   ・ JPモルガン証券株式会社                2.25 %

   ・STATE STREET BANK WEST CLIENT TREATY  2.03 %

   ・JP MORGAN  CHACE BANK                            1.36 %

   ・SMBC 日興証券株式会社              1.15 %

   ・SSBTC CLIENT OMNIBUS ACOUNT               1.10 %

   ・ゴールドマン・サックス証券株式会社         1.03 %

   ・日本カストディー銀行 ( 金銭信託課税口 )      1.02 %

   ・日本カストディー銀行 ( 信託口 )                        0.97 %

 巨大な持ち株会社が複雑に絡み合っている様子は、広大な空に浮かぶ3匹の龍に見えます。「三菱UFJファイナンシャルグループ 」の龍と「みずほファイナンシャルグループ」龍の顔には、アメリカの「メジャー資本( グローバル勢力 )」 の龍の顔が重なっています。

 外資を受け入れていない「三井住友ファイナンシャルグループ」の龍は、日本の龍の顔です。実際に見たことがありませんので、「日本の龍の顔」がどのようなものかは知りません。単純な私は、外国の株主が入っていないというだけで、「三井住友ファイナンシャルグループ」を応援したくなります。

 しかしこの「単純さ」が、日本人特有の「おめでたさ」なので要注意です。空を舞っている3匹は、そのまま「アメリカのグローバル勢力」と「日本のグローバル勢力」の龍です。日本だけの顔の龍がいるとしても、「拝金思想」の「反日勢力」であることに変わりはなく、応援してはなりません。

 海と同じで空も世界に広がっていますから、三匹の龍は日本の上空だけを舞っているのではありません。成長した日本の龍がアメリカの龍に負けず、世界の空で舞っているのかもしれません。調べる好奇心はありませんが、こう推察すると「おめでたい単純さ」の虜になるのだけは免れました。現在の日本をダメにしている、「お花畑の人間」の仲間にならなかったという幸運です。

 右でも左でもなく、善でも悪でもない、金 ( 資金・資本 ) という化け物は、これから当分の間世界を掻き回し続けることが予想されます。「学びの「ねこ庭」で、3大メガバンク」の株主がこれを教えてくれたと思っていますが、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々はどういう感想を得られたのでしょうか。

 愛国心と危機意識と好奇心の水が湧く「ねこ庭」に住む私は、別の情報が紹介したくなっています。シリーズの10回目に、経団連は「日本のグローバル勢力」に支配されたと述べましたが、具体的に説明しませんでした。

 次回は、具体的な「経団連の役員名と出身企業名」の紹介です。( 本題を外れた脇道を進んでいますので、シリーズの結末がどうなるのやら自分でも分かりません。)

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歴史に残る岸田首相の功績 - 21 ( 日本カストディー銀行 )

2023-12-23 15:52:51 | 徒然の記

 ウィキペディアの情報を紹介します。

 〈 日本カストディー銀行 〉・・資本金510億円

   ・有価証券の保管や管理事務を行う、日本の資産管理業務に特化した銀行 ( 信託銀行 ) である

   ・常任代理契約等に基づく、預り資産を含んだ管理資産残高合計は716兆円である(2021年9月末現在)

   ・りそな銀行、三井住友トラスト・ホールディングス系列の「日本トラシティ・サービス信託銀行(JTSB)」と、みずほファイナンシャルグループ系列の「資産管理サービス信託銀行(TCSB)」の経営統合により発足した資産管理専門銀行である

   ・同業には、「日本マスタートラスト銀行」がある  

 同じウィキペディアの情報なので似たような書き方ですが、内容が違います。同行の資本金は「日本マスタートラスト銀行」の5倍で、管理資産残高も100兆円上回っています。名実ともに日本最大の銀行です。

   〈 主要株主と持株比率 〉 ・・2020 ( 令和2  ) 年7月27日現在

     三井住友ホールディングス                    33.3%
 
     みずほファイナンシャルグループ             27.0%
 
     りそな銀行               16.7%
 
     第一生命保険              8.0%
 
     朝日生命保険              5.0%
 
     明治安田生命保険            4.5%
 
        かんぽ命保険              3.5%
 
     富国生命保険               2.0%
 
 以上が株主名ですが、下記会社の沿革も「日本マスタートラスト信託銀行」と違い、外資の影が見えません。
 
   ・「日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社」は、かつて存在した日本の信託銀行である

   ・大和銀行(現:りそな銀行)と住友信託銀行(現:三井住友信託銀行)の共同出資により設立された、日本で一番長い名称の銀行であった

   ・ 2018 ( 平成30 ) 年10月、みずほ系列の「資産管理サービス信託銀行(TCSB)」と持株方式で統合し、「日本トラスティ・サービス・ホールディングス ( JTCHD  ) 」を作りその子会社となった
 
   ・ 2020 ( 令和2 ) 年 7月、JTCHDおよびTCSBを吸収合併し、「日本カストディー銀行」に改称
 
 子会社が親会社を吸収合併するということがあるのか、最後の行が私にはよく理解できませんが、金融業界ではこんなウルトラCがなされ、「日本カストディー銀行」が誕生しています。
 
 同行に外資の影が見えない原因を、「3大メガバンク」にあるのではないかと考えましたので、次回は、シリーズ 9回目に紹介した「3大メガバンク」の株主情報を再度掲載します。
 
 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々が、同じ発見をされたらと期待しつつ、今回はここで終わります。
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歴史に残る岸田首相の功績 - 20 ( 発祥は米国のグローバル会社 )

2023-12-23 13:23:23 | 徒然の記

 検討の指針にしているのは、ウィキペディアが教えてくれた次の4行の叙述です。

   ・1985 ( 昭和60 ) 年、チェース・マンハッタン銀行として設立

   ・1996 ( 平成8 ) 年、ドイチェ・モルガン・グレンフェル信託銀行に商号変更

   ・1999 ( 平成11 ) 年、ディーエムジー信託銀行に商号変更

   ・2000 ( 平成12 ) 年、日本マスタートラスト信託銀行に商号変更

 森の脇道と思っていましたが、もしかするとこれがメインの道だったのかもしれません。「日本マスタートラスト信託銀行」がもともと外資系企業だったとすれば、「外資規制」が無力(無意味?) だった証明になり、日本がすでに「米国のグローバル勢力」に絡め取られている証拠にもなるのではないでしょうか。

 本当にそんな結論になるのか。急がずに検討して見たいと思います。ウィキペディアが、「日本マスタートラスト信託銀行」は最初、「チェース・マンハッタン銀行」として設立されたと説明していますから、こちらから調べて見ます。

 ウィキペディアには説明が見当たらないので、「ことばんく」からの情報になります。

  〈「チェース・マンハッタン銀行」とは ? 〉

   ・銀行持株会社チェース・マンハッタンの中核をなした商業銀行である

   ・ 2000 ( 平成12 ) 年に、親会社のチェース・マンハッタンが同じく銀行持株会社のJ・P・モルガンと合併した

   ・その結果、「チェース・マンハッタン銀行」は「JPモルガン・チェース銀行」となった。

   ・「JPモルガン・チェース銀行」は、「バンク・オブ・アメリカ」と並ぶアメリカの主要商業銀行の一つである。

 似たような名前が出てきますので、ややこしくなってきますが、整理して考えれば混乱が避けられます。上の説明を書き換えると次のようになります。

   ・「チェース・マンハッタン銀行」の親会社は、「銀行持株会社チェース・マンハッタン」である

   ・親会社「銀行持株会社チェース・マンハッタン」は、2000 ( 平成12 ) 年に「銀行持株会社のJ・P・モルガン」と合併した

   ・その結果、親会社「銀行持株会社チェース・マンハッタン」は「JPモルガン・チェース銀行」と名称変更した。

 これは日本での話でなくアメリカの親会社の説明で、「アメリカのグローバル勢力」の動きです。では肝心の子会社である「チェース・マンハッタン銀行」は、どうしていたのかと言いますと、上記4行の説明通り、親会社より一足先にモルガンと合併し、1996 ( 平成8 ) 年、「ドイチェ・モルガン・グレンフェル信託銀行」に商号変更しています。

 説明が省略されていますが、この時点でドイツ銀行も参加しています。あとは残りの2行に書かれている通り、「ドイチェ・モルガン・グレンフェル信託銀行」、「ディーエムジー信託銀行」、「日本マスタートラスト信託銀行」と次々に商号変更」をしています。

 この説明を素直に読めば、「日本マスタートラスト信託銀行」は間違いなく「アメリカのグローバル勢力」の銀行です。同社の現在の株主が、どういう経緯で日本企業だけになっているのか。これについては、探しても情報が見つかりません。

 故意に隠していると言うより、金融業界の合併・併合の動きが激しかったため、簡単に説明できないせいではないかと考えています。参考までに、別の場所で見つけたウィキペディアの情報の一部を紹介します。

 1996年(平成8 )年の1年間に限った金融業界の動きをまとめた資料で、その一部分だけを切り取っての紹介です。深い意味はなく、どれだけ複雑な状況だったかを紹介しているだけですから、本気で読まないでください。 

 〈 1996年(平成8年)〉

   3月 - あさひ信託銀行株式会社設立(あさひ銀行子会社:かつての朝日信託銀行とは無関係)

   6月 - 富士信託銀行株式会社(新)設立。住友銀行の信託銀行子会社として、すみぎん信託銀行設立

   10月 - チェース・マンハッタン信託銀行がドイチェ・モルガン・グレンフェル信託銀行株式会社と改称

   11月 - 長銀信託銀行株式会社設立

 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に言います。情報を探すほどに深い森が広がり、探すほどに疑問が大きくなる・・・この状況を私は「玉ねぎの皮むき」作業と呼びましたが、今回も同じ結果になっています。

 「日本マスタートラスト信託銀行」は、どのような工夫をして外資を無くし、日本企業だけの出資にしたのか ? 
 
 疑問はこのままにして、次回は「日本カストディー銀行」について紹介いたします。二つを並べて見たら、何か新しい発見がないとも限りません。
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