「ねこ庭」では今年の10月末から、「4つのトロイの木馬」に加え、日本の「反日グローバル勢力」と「米国のグローバル勢力」を日本の独立を妨げる組織体として説明しています。新しい勢力の存在は下記2件のシリーズを検討した結果、「ねこ庭」の結論として得たものです。
1. 「次期総理予測」・・10月19日から9回のシリーズで検討
2. 「文化人放送局」・・10月27日から11回のシリーズで検討
以来「ねこ庭」では、「4つのトロイの木馬」と日米の「反日グローバル勢力」が日本を支配している状況を、「複合汚染」と呼ぶことにしています。具体的に言いますと、日本の「反日グローバル勢力」は、次の会社 ( 業界 ) です。
・大手金融・保険会社と大手マスコミが作った「持ち株会社」群・・新しい日本の支配者
他国の実情を調べてみますと、目新しい事実でなく欧米はすでに以前からそうなっています。
・アメリカ社会を支配しているのは、巨大金融資本 ( 企業 ) と巨大マスコミ群
・イギリス社会を支配しているのは、巨大金融資本 ( 企業 ) と巨大マスコミ群
・フランス社会を支配しているのは、巨大金融資本 ( 企業 ) と巨大マスコミ群
資本主義体制の国だけでなく、中国や北朝鮮も似ています。違うのは、中国は中国共産党、北朝鮮は朝鮮労働党が、巨大金融組織と巨大マスコミを所有しているところです。この時「ねこ庭」で、次のように述べました。
・もっと調べれば数が増えるのでしょうが、このくらいで十分です。
・日本の現実を知っても、失望したり嘆いたりする必要はありません。
・今やっと日本は、国際社会の仲間入りをしたという話です。
・国際社会の一員として一つだけ欠けているものは、自国を防衛するための軍です。
・私たち国民は、国際社会の一員として憲法改正を実現しなくてなりません。
・「ねこ庭」の独り言ですから、賛成を強要しません。反対する人がいて、賛成する人がいて、最後は多数決で国の運命が決まります。
・日本社会を支配している大手金融・保険会社と、大手マスコミが作った「持ち株会社」群に騙されないこと・・・それだけの話です。
ほとんどが繰り返しなので、記憶されている方には退屈と思いますが、「歴史に残る岸田首相の功績」を説明するために不可欠なので敢えて述べました。次の説明も重要な要素になりますので、再度紹介いたします。
〈 「反日グローバル勢力」 ( 大手金融・保険会社と大手マスコミが作った「持ち株会社」群 ) の思想 〉
・保守・左翼に関係なく、自社の利益になることなら何でも賛成する
・保守・左翼に関係なく、自社の利益に反することには何でも反対する
・金には保守・左翼の区別がなく、善悪の区別もない
・この世は利益 ( 金 ) が全てで、人間は金のためなら何でもする
・人間の幸福のほとんどが、金で買える
つまり彼らの思想・信条は「拝金思想」です。前回挙げた3つの「反日グローバル勢力」との繋がりを整理しておかないと、ここで褄が合わなくなります。「ねこ庭」を訪問された方々に、無用な混乱が生じないように補足説明をします。
1. 日本経済団体連合会 ( 経団連 )
2. 財務省
3. 米国の「反日グローバル勢力」
「ねこ庭」では、新しい日本の支配者となっている、大手金融・保険会社と大手マスコミが作った「持ち株会社」群を、日本経済団体連合会 ( 経団連 )の中に包含して考えています。当該「持ち株会社」群が、経団連の中でどの程度主導権を握っているのかは調べる方法がありませんので、今はそのままにしておきます。
上記3つの反日グローバル組織の中で、最も大きな力を持っているのが米国の「反日グローバル勢力」です。経団連は最近、日本の国益より「企業の利益」を優先させる会社が増えたため、大国米国に合わせることで得る利益を優先しています。
財務省はグローバル勢力というより、「省益優先の官庁」ですが、敗戦以来アメリカ政府の意向に逆らいません。疑う人は、伊藤貫くんが教えてくれた「米国の対日政策」を思い出してください。
1. どんなことがあっても、日本には再軍備をさせない
2. たとえ中国、韓国、北朝鮮が核を持っても、日本にだけは核を持たせない。
3. 日本を永遠に、アメリカの保護国・植民地にしておく
財務省は、国の予算という数字の説明で米国への協力姿勢を国民に分らないように実行しています。国債を発行して「国防費」を増やすと首相が言っても、「国民一人当たりの借金が増える」、「国の借金が1300兆円に迫る」などと「緊縮財政論」で誤魔化します。彼らに丸め込まれたマスコミと政治家と評論家と学者が、「軍事費の増大は平和憲法の趣旨に反する」「軍事費増で日本がダメになる」と騒ぎます。
それどころか鈴木財務大臣が、首相が還元すると言っている税金の増収分について、「その金はすでに使ってしまってもう無い。」と先日発言しました。岸田首相が、防衛費の増額問題で言を左右にした結果になったのは、無能な大臣が財務省に言われるまま首相の言葉を否定したところに一因があります。
次回からは溜まっている新聞記事を整理し、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、ハシゴを外されている岸田首相の姿を詳しく紹介しようと思います。「ねこ庭」から見える風景は、首相のおかげで明らかになった、敗戦後の未解決の諸課題を抱えている日本です。
「歴史に残る岸田首相の功績」と呼ぶに相応しいと、思えてなりません。