ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

歴史に残る岸田首相の功績 - 25 ( 一気に加速した報道 )

2023-12-25 18:12:36 | 徒然の記

 共同通信社が「パーティー券問題」を初めて報道したのは、11月21日です。4面の政治面にページの約半分を占める4段組の記事ですが、まだメインの扱いではありません。参議院本会議へ向かう岸田首相の写真と、報道各社の世論調査による「内閣支持率」の一覧表が掲載されています。

 重要な記事ですから、タイトルも紹介します。

 「内閣支持率20%台」「減税裏目、首相「袋小路」に」「政治と金、新たな火種」

 長い記事なので書き出しの13行と、該当部分の途中の10行を紹介します。 ( ブログと、新聞記事の行数は一致しません。  )

  〈 書き出しの13行 〉

   ・岸田文雄首相の政権運営が、袋小路に陥っている

   ・報道各社の世論調査で、内閣支持率は軒並み20%台を記録

   ・減税を盛り込んだ経済対策も低評価で、政権浮揚の切り札との期待は裏目に出た

   ・与党内では「末期的」との悲鳴が上がる

   ・首相は2023年度補正予算案の成立で再起を狙うが、自民党5派閥に「政治とカネ」の問題が浮上

   ・新手な火種となりそうだ

  〈 途中の10行 〉

   ・弱った政権にとって新たな不安の目は、首相率いる岸田派を含む5派閥の政治資金問題だ

   ・政治資金パーティーの収入を、18~21年度分の政治資金収支報告書に約4千万円分過少記載したとする告発状を受け、

   ・東京地検特捜部が、派閥担当者らを任意聴取したことが判明した。

 共同通信社は、この翌日から「パーティー券問題」を大きく報道するようになります。一気に加速する報道が分かるように、日付と記事のタイトルをまとめて紹介します。

  11月22  「自民岸田派 収支報告書訂正」「首相、過少記載の裏金否定」「野党、派閥マネー標的」「岸田氏三重苦、泥沼」

  11月25  「自民5派閥 不記載疑い」「22年分政治資金報告書」「パーティー収入148万円」

  11月26  「派閥とカネ  野党照準」「二階派 194万円記載なし」「自見大臣側からの支出」「20万円なぜ記載漏れ」「自民5派閥 パー券収入」「裏金の疑念、払拭に躍起」

  11月27  「政治資金に透明性を〈自民〉」「〈立民〉派閥幹部の説明必要」

 報道が加熱するのは、12月に入ってからです。4面だけでなく、一面のトップ記事となり、関係者の顔写真も掲載されます。煩雑なので途中を省略して、12月13日から16日までのトップ記事だけを紹介します。( 16日以降はまだ机の横に積み重ねたままです。)

  12月13日  「パー券裏金問題」「松野氏更迭あすにも」「官房長官不信任案は否決」「立民 不信任対応批判」「否決後の更迭 ちぐはぐ」

  12月14日  「裏金問題〈自民を一新〉」「首相 きょう松野氏ら更迭」「経産相に斎藤前法相」「岸田内閣不信任案を否決」

  12月15日  「松野官房長官 辞任」「首相、裏金問題で更迭」「〈質問答えた〉議員辞職否定」「経産相に斎藤前法相」「国対委員長 浜田前防衛相」

  12月16日  「パー券裏金問題」「安部派退場 力学変化」「権力基盤、液状化の危機」

 記事の紹介でスペースを使い、予定した下記疑問の説明ができませんでしたが、次回は共同通信社の記事を元に的確な説明をいたします。

  「岸田首相は、なぜ 3つの勢力の攻撃を受けるようになったのか ? 」

     「どこで彼らの尻尾 ( 虎の尾  ) を踏んだのか ? 」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歴史に残る岸田首相の功績 - 24 ( スクラップ帳の記事 )

2023-12-25 13:01:00 | 徒然の記

  「岸田首相は、なぜ 3つの勢力の攻撃を受けるようになったのか ? 」

     「どこで彼らの尻尾 ( 虎の尾  ) を踏んだのか ? 」

 この疑問を明らかにするには、千葉日報新聞のスクラップ帳が役に立ちます。正確に言うと、千葉日報に配信された共同通信社の記事です。共同通信社は「グローバル勢力」というより、GHQが残した「4つのトロイの木馬」の仲間です。大事なまとめの時なので、トロイの木馬について再確認しておきます

  1.  国際法違反の「日本国憲法」・・日本だけが間違った戦争をした悪い国とする思想の憲法

  2.  反日左翼マスコミ ・・「憲法」の自虐史観を拡散する朝日新聞、NHK、共同通信社など

  3.  反日左翼学者・・「憲法」の自虐史観を理論づける反日学者の育成組織である「日本学術会議」「東大社会科学研究所」の所属学者

  4.  ジャパンハンドラー・・米国内の反日勢力が日本の中枢に配置した工作者 ( 例: エマニエル駐日大使 ) 

 共同通信社は、朝日新聞やNHKと同じ「反日左翼マスコミ」ですから、記事のスクラップ帳が役に立ちます。どの時点から「パーティー券問題」が記事になったのかを見つけ、それ以前の何ヶ月かを検討すれば、岸田総理が踏んだ「虎の尾」が見つかるはずです。

 9月17日まで 1面トップを大きな活字で飾っていたのは、下記の記事です。

  1.  自民党秋本議員の収賄事件    風力会社との癒着 競走馬組合への出資 ( 9件 )

  2.  福島原発処理水に関する宮城漁協、全漁連の反対と中国の強硬な反対 ( 17件 )

  3.  日米韓首脳会談と新時代のアピール 中国の反発 ( 7件 )

  4.  マイナンバーカードと保険証の問題 河野デジタル相の責任問題 ( 10件 )

  5.  防衛費増額、防衛装備品輸出への動き、極超音速、迎撃への日米開発協力 ( 5件 )

  6.  毎年恒例の「終戦の日・反戦記事」 ( 20件 )

 これらの記事の間を縫うようにして大きく扱われていたのが、内政干渉者・エマニエル大使推奨の「LGBT法」関連記事でした。

  1.  6月24日 「LGBT法施行」「性自認、留意規定扱い焦点」

  2.  6月27日 「ジェンダー意識変化」「男性トイレは青 ? 」「公共施設、表示多様に」

  3.  7月12日 「トイレ制限 国に違法判決」「性同一性障害巡り最高裁 」「経産省職員 勝訴確定」

  4.  7月17日 「性同一性障害の最高裁判決」「多数者の同意前提は問題 」「戸籍性別変更も要件見直せ」

  5.  8月1日 「保守層に 生理的不安感」「女性守る議連 自民片山氏 」

  6.  10月24日 「性別変更、手術は必要か」「最高裁大法廷あす憲法判断 」「性同一性障害の特例法規定」

  7.  10月26日 「当事者の壁に選択肢」「リスク負わず望む性で 」

  8.  10月26日 「性別変更 手術要件は違憲」「生殖能力巡り最高裁大法廷 」「特例法で初、国は見直しへ」

  9. 11月19日 「当事者 ハードル下がった」「性別変更  生殖能力要件違憲 」「SNS中傷に不安も募る」

   10.  11月19日 変わる外見、傷つく心」「性別変更  生殖能力要件違憲 」「本人確認で生活に不都合」

 反日左翼の会社とはいえ、彼らのニュースがなかったら、私たちは何も知らないまま生活することになります。朝日新聞やNHK同様共同通信社の報道は、社会の動きを伝えているという面では国民の役に立っています。「ねこ庭」で問題にしているのはマスコミの全面否定でなく、彼らが意図している「一定の方向への国民誘導ニュース」です。

 偶然にも「パーティー券問題」の報道が、この仕組みを見せてくれましたので、「スクラップ帳」を元に、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に紹介します。こんなことが可能になったのは、タイトル通り、「歴史に残る岸田首相の功績」ですから、首相を軽んじてはいけません。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする