「過去の皇室関係情報」・・・メモをしたノートが役に立ちます。具体的に述べる前に、地味な小規模ユーチューバー24人の内の8人を選び、ハンドルネームと登録者数、動画のタイトルを一覧で紹介します。退屈かも知れませんが、氾濫する「皇室情報」の現状を語る大切な材料の一つです。
1. 皇室物語 2.08万人 「孝明天皇」「明治天皇」「昭憲皇太后」
2. 皇室ヒストリー 5.44万人 「大正天皇」「貞明皇后」「大正天皇の子供たち」「香淳皇后 ( 前・後編 ) 」「昭和天皇の7人の子供」
3. Nothig Seek Nothig Find 594人 「昭和天皇自認の戦争責任」
4. Yekuoy 6,030人 「回想・昭和天皇陛下」
5. Kiyokun studio 2,080人 「昭和天皇追悼特集」「上皇陛下の践祚 ( せんそ )」
6. 世界が称賛する日本 20.3万人 「天皇の正月行事と過酷な一日」
7. Japanの品格 5.97万人 「マッカーサーとの対談」
8. oedo green 8,380人 「昭和天皇大喪」( 1 )( 2 )( 3 ) 編
9. にっぽんぽん ( ゆっくり解説 ) 13.9万人人 「皇居内にある5つの御府」
孝明天皇、明治天皇、大正天皇、昭和天皇の歴代天皇と歴代の皇后陛下については、誕生から崩御されるまでの解説、天皇・皇后両陛下、上皇・上皇后陛下に関しては、お生まれになってから現在までの説明があり、多くの知識を得ました。
宮内庁のホームページを見ますと、皇位継承に関する「皇室典範」の条文が紹介されています。
第1条 皇位は、皇統に属する男系の男子たる皇族が、これを継承する
第2条 順序は、
1 皇長子
2 皇長孫
3 その他の皇長子の子孫
4 皇次子とその子孫
5 その他の皇子孫
6 皇兄弟とその子孫
7 皇伯叔父とその子孫
以上の皇族がないときは、それ以上で最近親の系統の皇族に伝える
第4条 天皇が崩じたときは、皇嗣が直ちに即位する
皇位継承問題を正しく理解するには、「法律で使われている言葉」を知っておく必要があります。例えば、「嫡出・非嫡出」「皇長子・皇長孫」「親王・内親王」「直宮 ( じきみや )」「内廷皇族」という言葉の意味などです。
中でも難しいのが「側室」という言葉でした。簡単に言いますと、天皇の直系男子を得るため、正妻である皇后以外に置かれている女性を指す言葉です。
「側室とは武家である徳川家が使っていた言葉で、天皇の場合にそんな言葉を使ってはならない。」
「古くは女御と言い、後に皇妃、皇宮と呼ばれていた高貴の女性たちがそれである。最近はモノを知らない人間が、軽々しく、天皇の側室などと間違った言い方を平気でする。」
「温故知新」の読書で頑固な人物の書を読み、信じていましたのに、今はどの動画やブログを見ても、「天皇の側室」という言葉を使っています。ネットで検索するウィキペディアや imidas 、Yahoo ! Japon でも「側室」を使って解説しています。神道学者・皇室研究家として知られる高森明勅 ( あきのり ) 氏も、平気で「側室」と言っています。
保守の学者が頑固すぎるのか、高森氏がモノを知らない人間なのか、学者の意見はどうせこんなモノかと呆れるしかありません。
なぜこだわるのかと言いますと、「側室」を置かなかった最初の方が大正天皇で、制度としての「側室」を廃止されたのが昭和天皇だと知ったからです。モノを知らない皇室研究家の高森氏は、次のような意見の持主です。
・皇位継承者を直系男子とするのなら、側室制度を復活しなければ不可能である。
・天皇家が愛子内親王だけなら、男系長子相続とし、女性天皇を認めるしかない。
トロイの木馬の仲間である反日マスコミが、高森氏を盛んに持ち上げていますが、大事な話なのでここでは深入りせず、皇室関係用語の正しい理解のテーマに戻り、ウイキペディアの説明を紹介します。
・嫡出子とは、婚姻中の夫婦の間に生まれた子供
・非嫡出子とは、婚姻中でない男女の間にできた子供
・皇長子 ( こうちょうし )とは、天皇の第一皇子
・皇子 ( おうじ ) とは、天皇の男の子
・親王とは、嫡出の皇子、嫡男系・嫡出の男子に対する総称
例・・常陸宮正仁親王、 悠仁親王
・内親王とは、天皇の嫡出の皇女と、天皇の嫡男系の嫡出皇孫で女子である者
天皇の姉妹
天皇、皇太子の娘である場合は、さらに「○宮」の称号が与えられる
例・・愛子内親王、 佳子内親王、 敬宮 ( としのみや ) 愛子内親王
・直宮 ( じきみや ) とは、天皇と直接血縁の間柄にある皇族
皇太子、皇子、内親王、天皇の弟などの総称
・内廷皇族とは、天皇、皇后、皇太子御一家で皇居の半蔵門を使用できる方々
( 秋篠宮家を攻撃する人間は、悠仁様や佳子様が半蔵門から出入りされていることを批判している。)
以上、歴代天皇・皇后陛下の動画やブログを見る上で、最低限の知識を説明しました。どこまでできるのか自信がありませんが、次回から「過去の皇室関係情報」を紹介します。
〈 コメント 7. 〉
・聡明さと気高さが満ち満ち、とてもお美しい敬宮様