〈 1. ありがとう日本 ! の動画紹介 〉
・政府側は、上皇ご夫妻は女性天皇の容認に異 (こと ? ) を唱えられることはないだろうと、認識していました。
・岸田首相も麻生氏も、女系天皇の容認に対しては反対の立場をとっていますが、女性天皇にはハッキリした立場を示していません。男女平等が標榜される時代において、男系である女性天皇までも否定する正当性 (?) があるのかどうか、自民党内でも女系天 (?) は難しいけれど、女性天皇ならという意見が出てきています。以上が、一つ目の記事 (?) の内容です。
何時から「記事」の説明を始めていたのか判然としませんが、女性週刊誌の話でしょうか。
・すでに上皇陛下も岸 (?) 首相も愛子様即位に対し非常に前向きな姿勢を示している以上、秋篠宮家 ( か? ) の立場は、追い込まれていると言っても過言ではありません。
・反対しているのは、悠仁 ( ゆうじん ) 様を天皇に即位させたいと願う紀子 ( のりこ ) 様お一人ですし、さすがに法改正の動きが巻き起こりそうですね。
紀子様を苦しめた動画の一つなのでしょうが、情報操作に過ぎないと一笑に付して終わらせる軽いものではありません。彼女の言う通り自由民主党内にも、愛子様天皇論に傾いている政治家がかなりいます。シリーズの2回目に紹介した、歴史をわきまえない二人の議員の談話を、例としてもう一度紹介します。いずれも、令和元年の発言です。
〈 二階俊博幹事長・・記者会見での発言 〉
・男女平等、民主主義の社会を念頭に入れて問題を考えれば、おのずから結論は出るだろう
・そういうことも念頭に入れて審議いただければ、結構だ
〈 甘利明税調会長・・フジテレビでの発言 〉
・男系を中心に順位を付け、最終的選択としては女系も容認すべきだ
・積極的に女系天皇を容認したわけではない
「ねこ庭」で、日本の皇室崩壊を狙っているのは国内の反日勢力だけでないと言っていますが、その根拠の一つとして、平成28年3月9日の産経新聞記事を紹介します。
「国連女子差別撤廃委員会、男系継承を女性差別と批判」「最終見解案に、皇室典範改正の勧告」
当時の新聞の見出しですが、これを読むと日本を敵視する他国の反日勢力が、国連まで利用していることが分かります。記事の中身を少しだけ紹介します。
・国連の女性差別撤廃委員会は、2月16日にジュネーブで対日審査会合を開き、7日に、日本政府に対する勧告を含む、最終見解を公表した。
国連の動きが一時的なものでない証拠が、令和3年3月の共同通信社の記事です。
「2021国際女性デー」「中満国連事務次長 日本の格差是正に訴え」「一人一人、声上げ行動を」
見出しに続く記事の内容は、下記のとおりです。
・国連日本人職位の最高位、事務次長の中満泉・軍縮担当上級代表(57)は、8日の 「 国際女性デー 」を前に、オンラインで共同通信社と単独会見し、日本に根強い男女格差の是正に向けて、一人一人が声をあげて行動する重要性を指摘。意識的な努力の積み重ねが、社会の変革につながると、訴えた。
中満氏が訴えているのは、単なる男女平等でなく、皇位継承における「男女平等」です。なぜ「ねこ庭」で彼女のことを取り上げていたのかと言いますと、反日の韓国政府を代表する人物の一人で、国連事務総長だった潘基文氏に重用され、事務次長になった日本人だったからです。
もう一つ例を紹介しますと、平成28年に「皇位継承検討・有識者会議」のメンバーだった本郷恵子氏の発言があります。氏は東京大学資料編纂所所長でした。
・女系、女性天皇、いずれにも賛同する
・近年の女性の社会進出などを考えれば、継承資格を男子のみに限るのは、違和感を禁じ得ない
本題を外れ、「ねこ庭」の昔のブログを紹介しているのは、「 ありがとう日本 ! 」の動画が、こうした流れを踏まえた上で拡散されている事実を、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に知ってもらいたいからです。日本に照準を向けた中国、北朝鮮、ロシアの核から狙われているだけでなく、国内では反日勢力が情報戦を仕掛けていますので、日本が国難の最中にあると考えても間違いではないでしょう。
日本を愛する「学徒の心」を持って、次回も続けます。