ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

なぜ取り締まれない悪意の動画 -5 ( 忘れてはならない、反日の外国勢力 )

2024-01-20 19:00:02 | 徒然の記

  〈 1.  ありがとう日本 ! の動画紹介 〉

   ・政府側は、上皇ご夫妻は女性天皇の容認に異 (こと ? ) を唱えられることはないだろうと、認識していました。

   ・岸田首相も麻生氏も、女系天皇の容認に対しては反対の立場をとっていますが、女性天皇にはハッキリした立場を示していません。男女平等が標榜される時代において、男系である女性天皇までも否定する正当性 (?) があるのかどうか、自民党内でも女系天 (?) は難しいけれど、女性天皇ならという意見が出てきています。以上が、一つ目の記事 (?) の内容です。

 何時から「記事」の説明を始めていたのか判然としませんが、女性週刊誌の話でしょうか。

   ・すでに上皇陛下も岸 (?) 首相も愛子様即位に対し非常に前向きな姿勢を示している以上、秋篠宮家 ( か? ) の立場は、追い込まれていると言っても過言ではありません。

   ・反対しているのは、悠仁 ( ゆうじん ) 様を天皇に即位させたいと願う紀子 ( のりこ ) 様お一人ですし、さすがに法改正の動きが巻き起こりそうですね。

 紀子様を苦しめた動画の一つなのでしょうが、情報操作に過ぎないと一笑に付して終わらせる軽いものではありません。彼女の言う通り自由民主党内にも、愛子様天皇論に傾いている政治家がかなりいます。シリーズの2回目に紹介した、歴史をわきまえない二人の議員の談話を、例としてもう一度紹介します。いずれも、令和元年の発言です。

 〈 二階俊博幹事長・・記者会見での発言 〉

  ・男女平等、民主主義の社会を念頭に入れて問題を考えれば、おのずから結論は出るだろう

  ・そういうことも念頭に入れて審議いただければ、結構だ

 〈 甘利明税調会長・・フジテレビでの発言 〉

  ・男系を中心に順位を付け、最終的選択としては女系も容認すべきだ

  ・積極的に女系天皇を容認したわけではない

 「ねこ庭」で、日本の皇室崩壊を狙っているのは国内の反日勢力だけでないと言っていますが、その根拠の一つとして、平成28年3月9日の産経新聞記事を紹介します。

 「国連女子差別撤廃委員会、男系継承を女性差別と批判」「最終見解案に、皇室典範改正の勧告」

 当時の新聞の見出しですが、これを読むと日本を敵視する他国の反日勢力が、国連まで利用していることが分かります。記事の中身を少しだけ紹介します。

 ・国連の女性差別撤廃委員会は、2月16日にジュネーブで対日審査会合を開き、7日に、日本政府に対する勧告を含む、最終見解を公表した。

 国連の動きが一時的なものでない証拠が、令和3年3月の共同通信社の記事です。

 「2021国際女性デー」「中満国連事務次長  日本の格差是正に訴え」「一人一人、声上げ行動を」

 見出しに続く記事の内容は、下記のとおりです。

 ・国連日本人職位の最高位、事務次長の中満泉・軍縮担当上級代表(57)は、8日の 「 国際女性デー  」を前に、オンラインで共同通信社と単独会見し、日本に根強い男女格差の是正に向けて、一人一人が声をあげて行動する重要性を指摘。意識的な努力の積み重ねが、社会の変革につながると、訴えた。

 中満氏が訴えているのは、単なる男女平等でなく、皇位継承における「男女平等」です。なぜ「ねこ庭」で彼女のことを取り上げていたのかと言いますと、反日の韓国政府を代表する人物の一人で、国連事務総長だった潘基文氏に重用され、事務次長になった日本人だったからです。

 もう一つ例を紹介しますと、平成28年に「皇位継承検討・有識者会議」のメンバーだった本郷恵子氏の発言があります。氏は東京大学資料編纂所所長でした。

  ・女系、女性天皇、いずれにも賛同する

  ・近年の女性の社会進出などを考えれば、継承資格を男子のみに限るのは、違和感を禁じ得ない

 本題を外れ、「ねこ庭」の昔のブログを紹介しているのは、「 ありがとう日本 ! の動画が、こうした流れを踏まえた上で拡散されている事実を、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に知ってもらいたいからです。日本に照準を向けた中国、北朝鮮、ロシアの核から狙われているだけでなく、国内では反日勢力が情報戦を仕掛けていますので、日本が国難の最中にあると考えても間違いではないでしょう。

 日本を愛する「学徒の心」を持って、次回も続けます。

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なぜ取り締まれない悪意の動画 -4 ( 岸田首相への不安感 ? )

2024-01-20 14:48:20 | 徒然の記

  〈 1.  ありがとう日本 ! の動画紹介 〉

   ・これだけは、菅 ( かん? ) 義偉元首相も安倍晋三元首相もなすことができなかった難しい舵取りになりますが、国民の関心事である「皇室改革」がテーマにできれば、総選挙にも打って出られる、そんな大どんでん返しの算盤を引いているのではないでしょうか。

 そんなバカなと思っても、「LGBT法」のことを考えると岸田首相への不安が消えず、彼女の話を聞いてしまいます。

   ・「皇室典範」では、皇位は、皇統に属する男系の男子たる皇族がこれを継承する、と定められています。従って現在の皇室において皇位資格を有しているのは、秋篠宮さま、悠仁 ( ゆうじん? ) さま、常陸宮さまの三人しかいません。

   ・87才の常陸宮さまはご高齢で、秋篠宮さまは陛下と同年代で、実質的な皇位継承者は悠仁 ( ゆうじん? ) さまお一人という、非常に不安定な状態です。万が一がいつ起きるとも限りませんが、安定的な皇位継承については、一朝一夕に解決する(?) 難題 です。

 お名前を間違え、変な日本語を喋っていますが、喋っている中身は変ではなく、重要なことです。

   ・未来永劫安定的な皇位継承を続けていくためには、大きく分けて二つの方策があります。一つは、旧皇族とその子孫にあたる皇統に属する男系の男子を、養子縁組などの形で皇族に復帰させるというもの。男系男子とは、天皇の血筋を引き継ぐ男系の男子を指します。

   ・自民党内の保守派議員やその支持者層には、旧皇族に属する男系男子の復帰案を支持する声が少なくないようです。しかし該当する皇族が、この案を必ずしも肯定的に捉えているわけではありません。皇族復帰などとんでもないと困惑し、及び腰になっている旧皇族男子もいるそうです。

   ・菅 ( かん? ) 官房長官時代には内々にヒヤリングが行われ、政府もその内情を把握しているとのことです。

   ・国民の側も皇族に復帰した民間人に、どれだけ敬愛の気持を抱けるかには疑問が残ります。

   ・もう一つの方策として挙げられるのは、女性天皇、女系天皇を認めるというものです。天皇の血筋を父方から受け継いだ女性の天皇を「女性天皇」、母方から受け継いだ場合を「女系天皇」と言います。

   ・これまで天皇家は一貫して男系男子によって継承されてきましたが、「万( まん? )世一系」という観点から、女性・女系天皇に関しては強い反対がありました。しかし近年では、女性天皇に対する風向きが変わってきています。

   ・上皇ご夫妻が生前退位の際に、皇位継承について気にされており、女系、女性天皇の実現についても考慮されていたとのことです。

 引用している「皇室典範」の条文と「女系・女性天皇」の説明は、間違っていません。彼女が語っている部分はそうですが、省略している説明があります。都合の良いところは説明するが、都合の悪い部分は説明しない反日左翼系の学者と同じ姿勢です。

 もう一つ気になるところは、上皇・上皇后陛下の言葉を引用する部分です。「ねこ庭」でも何度か取り上げておりますが、愛子様を天皇にと考えておられるのは、上皇陛下というより上皇后陛下であるとの噂話です。全ては噂の段階に過ぎませんが、国を思う保守層の人々が案じているのは、「権威の二重構造」という現在のような状況でした。

 皇室の頂点におられるのは、どなたなのか・・・ということです。天皇陛下が何も語られていないのに、なぜ上皇・上皇后陛下のお言葉が噂という形で流れるのか。皇室破壊を狙っている反日のユーチューバー、しかも外国人に、お言葉が事実でもあるかのようにして拡散されています。

 現在の常識から見れば理屈に合わない部分があるとしましても、「万世一系」の血筋を守るためのご先祖のご苦労とご献身を思えば、どなたであっても軽々しく「女系・女性」天皇を肯定されるはずがないと考えるのは、私だけなのでしょうか。

 「 ありがとう日本 ! 」の動画は、汚い言葉で批判攻撃する他の小規模ユーチューバーと同じでありませんが、日本社会を乱し、国民を惑わせる有害な情報を拡散している点で同じ作用をしています。

 現在彼女の動画の紹介は、半分まで進みました。今ひとつ残っている「醜悪な動画」も入れますと、今回のシリーズも長くなりそうですが、慌て者の岸田首相が上皇・上皇后陛下のお言葉の真偽も確かめず、「皇室典範」の改悪に走る恐れを考えますと、中断する気になれません。

 「派閥解散」の決断は、支持率回復の狙いがあるとしましても、政治家としての英断の要素がありますが、「皇室典範」の改正に拙速は許させれません。岸田首相が国を思う自由民主党の政治家であるとするなら、「皇室典範」の改正を、「LGBT法」の時のように無謀な強行をしないことを祈りつつ、「ねこ庭」のシリーズを続けようと思います。

 気持を一新するためここで一区切りとして、次回に進みます。

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