NHKの国会中継を久しぶりに見ました。番組表で確認すると一時から始まっていましたので、私が見たのは四時頃でしたから、最後の質問だったことになります。
国民民主党の浅野哲氏の質問に、石破首相が答弁していました、
・103万円の壁問題、ガソリン価格の見直し問題、外国人土地購入問題、サイバー攻撃への積極的防御、憲法改正問題等
不毛な国会質疑と思った時から、ほとんど見ていませんでしたが、偶然つけたテレビが国会中継をしていたのでつい最後まで見ました。
既に立憲民主党の野田氏の質問が終わっていましたが、見終えた感想は、最初から見れば良かった、というものでした。
険しい顔をして議場を睨みつけ、挑むように答えていた石破首相の印象が変わりました。印象を変えた一番の要因は、国民民主党の浅野議員の質問でした。
喧嘩を売るような野党質問でなく、総理に向かい真面目に質問していました。
質問の姿勢だけでなく、質問の内容も国民生活につながる大事な案件が多く、これが果たして野党の質問なのだろうかと意外感に打たれました。憲法改正問題や外国人土地購入問題への質問は、自民党の議員でもここまで踏み込まないのでは無いかと思わされました。
健全野党の見本みたいな質問でしたから、答える首相も丁寧で落ち着いていました。「ねこ庭」で散々酷評してきましたが、案外頼もしい首相になるのではなかろうかと、そんな気になりました。
「ねこ庭」は反日勢力でありませんから、石破首相を批判攻撃するのが目的でありません。首相が保守政党の政治家として、国民の負託に応えてくれるのなら、即座に支援します。
シリーズの途中ですが、嬉しかったので、息子たちと訪問される方々へ報告したくなりました。
これから本題へ戻りますと、再び石破氏批判のシリーズです。複雑な気持ちですが、「戦後日本史の大河」を見つめながら進めたいと思います。