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ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

女性皇族の考え「理解を」- 3 ( NHK  NWES WEBの記事 )

2024-12-15 17:40:17 | 徒然の記

 日本はやはり、立派な国です。中国やロシアや北朝鮮のように反対意見を抹殺せず、国民の自由な選択に任せています。

 言論弾圧をしないわが国を、私たちはもっと誇りに思うべきだという気もします。突然何をいうかと首を傾げる方もいると思いますが、私の求めている記事がネットの中で見つかったからです。

 

 ・秋篠宮様の「皇族は生身の人間」発言で宮内庁長官「反省」

 果たしてこの記事で宮様の真意が分かるのか・・見つけたばかりなので、転記しながら読みます。 

  ・安定的な皇位継承のあり方に関する国会での議論をめぐり、秋篠宮さまが記者会見で「皇族は生身の人間」と述べ、

  ・宮内庁は影響を受ける皇族の考えを理解する必要があると指摘されたことを受けて、宮内庁の西村泰彦長官は、12日の定例記者会見で

  ・「まさにそのとおりで、十分お話を伺う機会はなかったと反省している」と述べました。

  ・衆参両院の議長は、ことし9月、各党から意見聴取を行った結果、女性皇族が結婚後も皇室に残る案についておおむね共通認識が得られたなどとする中間報告をまとめました。

  ・秋篠宮さまは先月の記者会見で、こうした議論をする際に当事者の意見を聴取する機会が必要と考えるか尋ねられ、

  ・「該当する皇族は生身の人間」としたうえで、影響を受ける皇族方を生活や仕事の面でサポートする宮内庁の幹部は、

  ・「その人たちがどういう考えを持っているかということを理解して、若しくは知っておく必要があるのではないかと思っております」と述べられました。

  ・これについて宮内庁の西村長官は12日の定例記者会見で「殿下のおっしゃったことはまさにそのとおりで、宮内庁の職員として心しておかなければいけないことだと思う。

  ・十分お話を伺う機会はなかったと反省している」としたうえで、今後は率先してそうした機会を持つよう努力したいという考えを示しました。

 そしてこの記事を読んで、宮様の真意が少しでも理解できるようになったのか ?  残念ながらNOです。

 ・宮様の言われたことが、具体的にどのようにその通りなのか。

 ・宮内庁は、今後どのような点に注意しなければならないのか。

 肝心のことが何も報道されていません。「ねこ庭」に言わせてもらえば、皇位継承検討有識者会議より前に政府がすることは、「戦後日本史の大河」の検討です。

 敗戦直後の混乱の中で、焦土となった日本に対し連合国軍総司令部、つまりGHQが何をしたのかを検討すれば答えは自ずと出てきます。

 彼らが本国で事前に検討していた「日本弱体化計画」の内容が、今では明らかになっています。何度も述べるのが虚しい気持になりますが、GHQは次の重要法案を軍事力を背景に有無を言わせず作り替えさせました。

 〈 連合国軍 ( GHQ ) による日本弱体化政策 〉  

     ・ 1947 ( 昭和22 ) 年1月6日   「( 改正 ) 皇室典範」の公布
  
  ・ 同年  ( 昭和22 ) 年5月3日    「日本国憲法」の施行
 
  ・ 同年  ( 昭和22 ) 年5月3日    「皇室経済法」の施行
 
  ・ 同年  ( 昭和22 ) 年4月1日     「財政法」の施行
 
  ・ 1948 ( 昭和23 ) 年7月29日     「政治資金規正法」の施行

 茶色表示の皇室関連重要法が、日本国内の反日左翼学者とマスコミの協力で作られたという経緯を、保守党の政治家なら知らない人物はいません。

 戦勝国は敗戦国の法律を改廃してはならないというのが、「ハーグ条約」です。連合国軍は日本と同様に「二ユールンベルク裁判」で、ドイツの指導者を裁判にかけましたが、同国の法律には手をつけていません。

 であるとするなら、国の独立を回復するには、日本をアメリカの属国に作り替えた法律を元に戻すことが最優先になります。様々な事情があったとしても、自由民主党の政治家はアメリカに魂を売り渡した「トロイの木馬」たちを恐れずに、上記重要法の改正に力を尽くすべきでした。

 なぜ戦後79年が、そのまま経過したのか。それは保守自民党の政治家たちが、「草莽崛起」活動をしなかったからです。自分の利益を考えず、国民に事実を伝える地道な努力を怠ったからです。

 日本弱体化のためGHQが作らせた法律を元に戻しておけば、「皇位継承検討有識者会議」など最初から要らなかったのです。

  「オールドメディアは社会的使命を放棄してしまっている。」

 西田氏のこの言葉は、自由民主党の政治家にも言えるのではないでしようか。

  「自由民主党の議員は、社会的使命を放棄してしまっている。」

  GHQの監視を潜り抜け、「皇室護持」の意味を込めて「誇りある日本の歴史と伝統を守る」と「立党宣言」に書き込んだ先人の苦労を忘れなければ、宮様のご発言もそもそも生じなかったのです。

 国を愛する国民の願いが「戦後レジームからの脱却」つまり、「アメリカの属国からの脱却」にあったから、安倍政権への安定多数があったのです。あるいはネットの動画で事実を国民に語りかける西田氏や青山氏が、多数の国民から支持を受けている理由です。

 安倍首相が暗殺されても、西田氏と青山氏は「戦後レジームからの脱却」の旗を降ろさない数少ない政治家です。岸田、菅、麻生各氏との違いがここにあるのではないでしょうか。

 宮様の真意が理解できないとなると、次に検討するのは、千葉日報の3倍ほど詳しかった「サタデーステーション」の記事になります。

 行ったり来たり忙しいのですが、日本は多様な意見を認める素晴らしい国と、誇りを失わず次回へ進みます。気持ちを同じくされる方は、おつき合いください。

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女性皇族の考え「理解を」- 2 ( 千葉日報の記事 )

2024-12-15 13:46:40 | 徒然記

 11月30日の千葉日報の記事を、全文紹介します。赤坂御用地の岩場で、宮様、紀子様、佳子様、悠仁様の4人が写られた写真が掲載されています。

 5段組みの記事は、ページの 4分1 弱を占める大きさで、タイトルは前回紹介しましたが再転記します。

 「秋篠宮様 59歳」「女性皇族の考え「理解を」」

  ・秋篠宮様は30日、59歳の誕生日を迎えられた。

  ・これに先立ち、東京赤坂御用地の赤坂東邸で記者会見し、皇族数確保策として、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案を巡り、

  ・「該当する皇族は生身の人間で、その人たちがどういう状況になるのか、少なくとも宮内庁は、その人たちがどういう考えを持っているかを理解しておく必要がある。」と述べた。

  ・皇室制度自体への言及は控えた。

  ・現行の皇室典範は、女性皇族が結婚によって皇室を離れると規定する。

  ・政府の有識者会議が2021年12月にまとめた報告書は、これが皇族減少の原因と指摘した。

  ・国会で与野党が協議し、今年9月の中間報告で、結婚後の身分保持案について、「認める方向でおおむね共通認識が得られた」と明記した。

  ・秋篠宮様は次女佳子様との間で、「そのことについて話し合いをしていることはない」とも語った。

  ・インターネットなどで、秋篠宮家へのバッシングと取られる情報がある点に関し、「一般的には、当事者的に見るとバッシング情報というよりも、いじめ的情報と感じるのではないか」と述べた。

 述べた、語った、述べたと、相変わらず共同通信社は、冒頭の一行を除くと宮様方への敬語を使いません。飾り立てた敬語は不要としても、最小限の丁寧語は礼儀だと思いますが、同社は率先して礼儀不要の見本を示すかのように、全国の地方紙に記事を配信します。

 同じ記事をNHKがどのように報じているのかを調べますと、次のように書いていました。

  ・秋篠宮様は30日、59歳の誕生日をお迎えになった。

  ・東京赤坂御用地の赤坂東邸で、記者会見に臨まれた。

 ほとんどのマスコミが共同通信社スタイルですが、NHKが丁寧語を使っているところを見ますと、業界が統一した基準で記事を書いているという訳でもなさそうです。

 言葉遣いの問題は深入りせず、記事に戻りますと、西田氏が批判していたように共同通信社の記事は、まさに切り取り報道の見本でした。NHKが全文を報道していますので、比較するとよく分かりました。

 宮様の会見でのご発言は、会場の記者との一問一答のもので、詳しい記者の質問があり宮様がそれに答えられています。

 共同通信社は記者の質問をすべて省略し、その上で宮様のご発言を半分以下に削って記事にしています。何度読んでも、分からないはずです。前回の一覧表で示しましたが、会見のお言葉を全文公開しているのはNHK、読売、ANNと産経の4社で、あとは共同通信同様冒頭部分の切り取り記事でした。

 地方紙に至っては、ほとんどが有料記事ですから読む人は少ないはずです。

 これでは宮様が何を語られているのか、何が問題であるのかが国民には伝わりません。というより、NHKが報じている全文を読んでも、微妙な問題なので宮様もはっきり語っておられないため、「ねこ庭」も理解できません。

 国の根幹の重要事をこのような報道でお茶を濁しているのですから、マスコミがする「女性宮家」問題や「女系天皇」の世論調査が当てにならないものだと分かります。

  ・大手マスコミというのは、自分に都合の良いところだけを切り取って報道しているということ。そして国民が全体の真実を知らないまま、間違った判断、間違った世論を作っていく。

 西田氏がマスコミを批判していましたが、これがその良い見本です。

 「政府の有識者会議が2021年12月にまとめた報告書」については、今年の5月17日、毎日新聞デジが次のように説明していました。

  ・現在、未婚の皇族6人のうち、秋篠宮さまの長男悠仁さま(17)を除く5人が女性で、現行制度では結婚により皇室を離れられる。

  ・政府の有識者会議が2021年12月にまとめた報告書は、

    ① 女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する

    ② 旧宮家出身の男系男子を養子縁組で皇族とする・・の2案を軸に打ち出した。これを基に与野党が意見を交わした。

  ・① 案は、主要政党がおおむね容認する。実現すれば天皇陛下の長女愛子さま(22)らが婚姻後も皇室に残ることが可能となる。

  ・ただ、夫と子にも皇族の身分を与えるかを巡って、各党の見解に溝がある。

 やはりこういうことだったのかと、杞憂が杞憂でなくなりつつある現実を知りました。「ねこ庭」のようにアメリカの「三段階の関与」( 3段階の日本弱体化計画 ) を検討していなければ、この程度のマスコミの報道で事実を知り、危機感を覚える国民が果たして何人いるのでしょうか。

 ここでもう一度、西田氏の意見を紹介すると、日本の抱えている課題の大きさが伝わるのではないでしょうか。

  ・まさに、これがマスコミのやり方なんですね。こう言うやり方で報道を続けていけば、国民には何が問題なのか全く見えてきません。ですから私がいつも言っていますように、「オールドメディアは社会的使命を放棄してしまっている。」のですね。

  ・そのために私はインターネットを利用して、国民の皆様に直接情報を提供させて頂いています。インターネットの情報が全て正しいとは言いませんけれど、私は少なくとも自分の思想信条に基づいて、マスコミの情報では分からない真実を伝える努力を続けたいと思っております。

 西田氏が語っているのは「政治献金禁止」問題でしたが、「皇室問題」にもそのまま共通していることが分かります。

 「宮様ご発言」の真意は何なのかを、なんとかして探したいと思います。記事は無数にあるのに読んでも中身が分からないというのですから、「オールドメディアは社会的使命を放棄してしまっている。」のではないでしょうか。

 「ねこ庭」は「オールドメディア」でなく「草莽崛起」活動に参加していますので、次回も「孤独の検討作業」を続けます。

 反日勢力の妨害を恐れる方はご遠慮いただき、愛国の方だけご参加ください。

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