日本はやはり、立派な国です。中国やロシアや北朝鮮のように反対意見を抹殺せず、国民の自由な選択に任せています。
言論弾圧をしないわが国を、私たちはもっと誇りに思うべきだという気もします。突然何をいうかと首を傾げる方もいると思いますが、私の求めている記事がネットの中で見つかったからです。
・秋篠宮様の「皇族は生身の人間」発言で宮内庁長官「反省」
・安定的な皇位継承のあり方に関する国会での議論をめぐり、秋篠宮さまが記者会見で「皇族は生身の人間」と述べ、
・宮内庁は影響を受ける皇族の考えを理解する必要があると指摘されたことを受けて、宮内庁の西村泰彦長官は、12日の定例記者会見で
・「まさにそのとおりで、十分お話を伺う機会はなかったと反省している」と述べました。
・衆参両院の議長は、ことし9月、各党から意見聴取を行った結果、女性皇族が結婚後も皇室に残る案についておおむね共通認識が得られたなどとする中間報告をまとめました。
・秋篠宮さまは先月の記者会見で、こうした議論をする際に当事者の意見を聴取する機会が必要と考えるか尋ねられ、
・「該当する皇族は生身の人間」としたうえで、影響を受ける皇族方を生活や仕事の面でサポートする宮内庁の幹部は、
・「その人たちがどういう考えを持っているかということを理解して、若しくは知っておく必要があるのではないかと思っております」と述べられました。
・これについて宮内庁の西村長官は12日の定例記者会見で「殿下のおっしゃったことはまさにそのとおりで、宮内庁の職員として心しておかなければいけないことだと思う。
・十分お話を伺う機会はなかったと反省している」としたうえで、今後は率先してそうした機会を持つよう努力したいという考えを示しました。
そしてこの記事を読んで、宮様の真意が少しでも理解できるようになったのか ? 残念ながらNOです。
・宮様の言われたことが、具体的にどのようにその通りなのか。
・宮内庁は、今後どのような点に注意しなければならないのか。
肝心のことが何も報道されていません。「ねこ庭」に言わせてもらえば、皇位継承検討有識者会議より前に政府がすることは、「戦後日本史の大河」の検討です。
敗戦直後の混乱の中で、焦土となった日本に対し連合国軍総司令部、つまりGHQが何をしたのかを検討すれば答えは自ずと出てきます。
彼らが本国で事前に検討していた「日本弱体化計画」の内容が、今では明らかになっています。何度も述べるのが虚しい気持になりますが、GHQは次の重要法案を軍事力を背景に有無を言わせず作り替えさせました。
〈 連合国軍 ( GHQ ) による日本弱体化政策 〉
茶色表示の皇室関連重要法が、日本国内の反日左翼学者とマスコミの協力で作られたという経緯を、保守党の政治家なら知らない人物はいません。
戦勝国は敗戦国の法律を改廃してはならないというのが、「ハーグ条約」です。連合国軍は日本と同様に「二ユールンベルク裁判」で、ドイツの指導者を裁判にかけましたが、同国の法律には手をつけていません。
であるとするなら、国の独立を回復するには、日本をアメリカの属国に作り替えた法律を元に戻すことが最優先になります。様々な事情があったとしても、自由民主党の政治家はアメリカに魂を売り渡した「トロイの木馬」たちを恐れずに、上記重要法の改正に力を尽くすべきでした。
なぜ戦後79年が、そのまま経過したのか。それは保守自民党の政治家たちが、「草莽崛起」活動をしなかったからです。自分の利益を考えず、国民に事実を伝える地道な努力を怠ったからです。
日本弱体化のためGHQが作らせた法律を元に戻しておけば、「皇位継承検討有識者会議」など最初から要らなかったのです。
「オールドメディアは社会的使命を放棄してしまっている。」
西田氏のこの言葉は、自由民主党の政治家にも言えるのではないでしようか。
「自由民主党の議員は、社会的使命を放棄してしまっている。」
GHQの監視を潜り抜け、「皇室護持」の意味を込めて「誇りある日本の歴史と伝統を守る」と「立党宣言」に書き込んだ先人の苦労を忘れなければ、宮様のご発言もそもそも生じなかったのです。
国を愛する国民の願いが「戦後レジームからの脱却」つまり、「アメリカの属国からの脱却」にあったから、安倍政権への安定多数があったのです。あるいはネットの動画で事実を国民に語りかける西田氏や青山氏が、多数の国民から支持を受けている理由です。
安倍首相が暗殺されても、西田氏と青山氏は「戦後レジームからの脱却」の旗を降ろさない数少ない政治家です。岸田、菅、麻生各氏との違いがここにあるのではないでしょうか。
宮様の真意が理解できないとなると、次に検討するのは、千葉日報の3倍ほど詳しかった「サタデーステーション」の記事になります。
行ったり来たり忙しいのですが、日本は多様な意見を認める素晴らしい国と、誇りを失わず次回へ進みます。気持ちを同じくされる方は、おつき合いください。